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負うた子に教えられ

2003.11.13

 11日の『笑っていいとも!!』(フジテレビ/月〜金12:00〜13:00)の「あなたの(知ってるようで)知らない世界」には外国人語学講師の方たち6名が参加していた。

 「英会話がうまくなる秘訣は?」という問いに対して、「むつごと」と書いた外国人講師がいた。すると、山口智充(DonDokoDon)西野亮廣(キングコング)あたりが鬼の首を取ったように「『むつごと』って何ですか?」とツッコんだ。ところが――

むつ‐ごと【睦言】
  1. むつまじく語ることば。特に、男女のねやの中での語らい。むつがたり。むつことのは。古今和歌集雑体「―もまだ尽きなくに明けぬめり」
  2. 心をうちあけた話。源氏物語明石「―を語りあはせむ人もがな憂き世の夢もなかば醒むやと」 【広辞苑】

 ということで、古くからある“日本語”である。かなり恥ずかしいなぁ。タモリさんも「なんで外国人に日本語習ってんだ?」とピコ憤慨していた。

 口頭では「人を作る」と言っておきながら「人を作る」と書いてしまった――考えたら愛人→恋人→変人の三段跳びだ――外国人講師がいたせいかもしれないけれどもね。