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空見会

2004.5.14

 先週7日の『タモリ倶楽部』(テレビ朝日/金24:15〜24:45)は、「気象予報士 空見そらみ会前編」だった。

 ゲストとしてやってきた気象予報士は以下の4名――

お名前 年齢 免許番号 担当番組
木原実 43 637 日本テレビ『ニュースプラス1』
森田正光 54 538 TBS『ニュースの森』
石原良純 42 1500 フジテレビ『スーパーニュース』
依田司 37 1320 テレビ朝日『Super Jチャンネル』

 東京キー局の夕方のニュース番組の天気コーナー担当者が勢揃いし(テレビ東京は夕方にニュース番組を放送していない)、これに、元お天気お姉さんの乾貴美子さんとタモリを加えた6名が、アサリの時雨煮・あられおこし・吹き寄せ御飯・降り牛のみぞれ煮・揚げ呑・レインボーロール・春雨サラダを肴に、アサヒビール・サンセットラガー・日光ビール・TSUNAMIラガー・日本酒“”を日本青年館ビルの屋上で飲み、空を見ようという宴である。

 あられを手にした木原さんが「あられにしちゃ直径が5mm以上ありますね」と発言すると森田さんが「5mmを超えたらひょうですよ」と応じたり、風で割箸が飛ぶのを見た木原さんが携帯型風速計を取り出して「割箸は秒速3mで転びます」と判定したり、依田さんが「ここにシアーライン(風向風速が異なる風がぶつかる場所。転じて人間関係がこじれている場所)がありますね」と発言するなど、“気象予報士トーク”が炸裂していた。

 ちなみに、各氏が気象予報士になった理由は、木原「1980年から(売れない役者としての)アルバイト感覚で天気コーナーを担当していたら後から資格ができた」、森田「気象協会に勤めていたので取らないといけなかった」、石原「風が見えるようになりたかったんだよ!!」、依田「先輩(福井敏雄さん)を見て、『なんで未来のことがわかるんだろう』と憧れた」とのことである。

 1週間も経ってからどうしてこんなことを書いているかというと、14日深夜に「空見会 後編」が放送されるからだ。お酒が入っているので意外な発言(特に“育ちの良いべらんめぇ”こと石原良純さんあたり)が聞けるかもしれませんよ。