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時間制バレーボールの提案

2004.5.27

 今日はバレーボールの話。

 バレーボールがサイドアウト制(サーブ権がないと点が入らない)からラリーポイント制(サーブ権がなくても点が入る)に変わったのは、テレビ中継向けの時間短縮だったと記憶している。極端な話、27-25で決まったセットであっても、サイドアウト制だったら1-0の可能性だってあるわけで、時間短縮には役立っていると思う。

 でも、先日のアテネ五輪バレーボール世界最終予選女子大会における試合時間を見てみると、セットカウント3-0で決まった試合(21試合)は平均で1時間9分、同3-1で決まった試合(3試合)は平均で1時間46分、5セット目までもつれこんだ試合(4試合)では平均2時間00分と、試合時間にばらつきがある。テレビ中継にとっては、ばらつきがないほうが放送枠がある程度固定できて良いのだと思う。

 で、提案したいのが――

時間制バレーボール

 だ。つらつら考えた新ルールはこんな感じ。

  1. 一定時間(たとえば12分)×4のクォーター制とする。
  2. 時計が動くのは、サーブを促す笛が吹かれてからラリーが決まったことを示す笛が吹かれるまで。
  3. 審判が笛を吹いてから一定時間(たとえば5秒)以内にサーブをしなければならない。
    ←リードしている側の時間稼ぎを防ぐため。
  4. タイムアウト(2分間)は前半後半3回づつ。
  5. 前半後半の残り時間が2分を切ったところで、テクニカルタイムアウト(2分間)が与えられる。
  6. サーブ権を持たずに制したラリーに対する得点は1点。
  7. サーブ権を持って制したラリーに対する得点は2点。
    ←バレーボールの試合を見ているとサーブ権を持たない側(レシーブ側)が圧倒的に有利なので、サーブ権を持っている側がラリーを制したら御褒美をあげたい。
  8. サービスエース(レシーブ側が1回しか触れなかったサーブ)は3点。
    ←ラリーポイント制だとサーブが安全確実を狙っているような気がしてまる三はちょっとつまらない。だから、果敢な攻めに対して御褒美をあげたい。ギャンブル性と言えるかもしれない。
  9. ネットに触ったサーブはやり直し。ただし2本目もネットに触った場合は相手側に1点。

項番2.に関しては、「時計が止まるのは、サイドアウト時とタイムアウト要求時のみ」としても良いかもしれない。この場合、項番3.は「サイドアウトがあった場合、前ラリーが決まってから一定時間(たとえば15秒)以内にサーブをしなければならない」としなければいけないかも。まる三がバレーボールを嫌っている理由のひとつに“喜び過ぎ”がある。1点取っただけなのに試合に勝ったような喜び方をするのが嫌いなのである^_^;。なので、喜んでいる時間がないかもしれないこちらの方がまる三にとってはbetter。

 どうでしょ? どこかで試験的に実施してくれないかなぁ。