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餅は餅屋

2004.7.15

 13日14日と、東京ドームでアテネ五輪野球日本代表の壮行試合 対キューバ代表戦が行われた。

 最初はラジオの文化放送(解説:東尾修さん)で聞いていたのだけれど、TBSラジオに変えてみたら こちらの方が良かった。解説者は栗山英樹さんなので、世界の野球事情に疎いような雰囲気(ゴメンナサイ)は変わらないのだけれど、それを補うためにTBSラジオでは若林重喜さんをゲストに迎えていた。

若林重喜わかばやし しげきさん(37歳)は、内野手として日本石油(現・新日本石油)で11年間プレーし、昨年からは新日本石油野球部監督。1996年のバルセロナ五輪に三塁手として出場して銅メダルを獲得するなど、国際大会への出場経験が数多くある(らしい)。

 栗山英樹さんが、国際試合使用球のこと(糸が太いので縫い目が高い。野手には関係ないのだけれど投手の中には気にする人もいる)やストライクゾーンのこと(外角側に寄っているので、右打者の場合に左打席のライン上までストライクにとられることがある。はっきり言って「バットを投げつけたくなることもある」)などという話を引き出しており、非常に分りやすかった。

三浦大輔投手(横浜)が、「二段フォームに問題がないか(=ボークをとられないか)を確認したい」「ストライクゾーンを確認したい」というような発言をしていたそうだけれども、これって準備不足ではないんですかね。そういったレベルの事柄は壮行試合で確認するようなことではなく、合宿に国際審判員を呼ぶなりして事前に確認しておくべきことなのではないでしょうか。
5日に日本を出発した後のパルマ@イタリア合宿(6日〜11日)で間違いなく確認するんでしょうけれども、ちょっと遅くないですか? ま、ペナントレースの最中に代表を派遣するんであればこんなもんでしょうか。