2005.1.1
紅白歌合戦が終わったところで、テレビ東京にチャンネルを合わせてみた。『第10回東急ジルベスターコンサート』（31日／23:30〜24:45）を見るためである。今回の目玉は、東京フィルハーモニー交響楽団（指揮：大野和士）による『ボレロ』で新年のカウントダウンをしようというもの。
ジルベスター（Silvester）というのはドイツ語で「大晦日」のことだそうなので、直訳すれば「大晦日演奏会」。ベルリン=フィル管弦楽団などもジルベスター=コンサートをやるそうです（ジルベスター=コンツェルト（Silvester Konzert）と呼ぶほうがよいのかもしれませんけど）。
いやぁ良かったです。2005年1月1日0時0分0秒に向かって徐々に盛り上がっていくボレロの旋律も見事なら、正時に終わらせた指揮者・大野和士の腕も見事。ボレロ好きが増えることは火を見るよりも明らかといった印象だった。司会の大江麻里子アナが泣き出すのも無理はなかったかも。
良い新年の迎え方でした。
バレエダンサー西島千博さんが出てきたときには『愛と哀しみのボレロ』を思い出してしまい、さらに盛り上がったまる三でした。