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球春到来

2005.2.2

 プロ野球のキャンプが南のほうで始まった。また、先月28日にはプロ野球構造改革小委員会も(やっと)開かれた。球春到来といった感じである<決まり文句。

 そこで今日は、まる三が抱いている小さな改革案を御披露します。

土を硬く
ピッチャーマウンドとホームベース周辺(つまりはバッターボックス)の土をカタ〜クしてほしい。大リーグの試合を見ていると、ほんとーに土の部分が硬い。というか、陸上トラック用のアンツーカー――だけれどもスライディングしたときに滑るように土が撒かれている――と思われるフシがある。
アメリカがそうだから推しているわけではなくて、硬くすれば、試合時間短縮に繋がると思うのである。右投手と左投手が投げ合っていたりすると、イニングの変わり目で足を踏み出すあたりをそれぞれがスパイクで掘っていたりする。また、打席に入る前にバッターが足場を掘っているのも目にすることがある。あの“整地作業”がなくなれば、試合時間短縮に繋がるんじゃないかな。塵も積もれば山となる、である。
フェンスを低く
外野フェンスを低くしましょう。福岡ドームの5.8mを筆頭に、札幌ドームと横浜スタジアムの5.3mなど、だいたい3mは軽〜く超えている。これでは、“クッションボールの達人”は生まれても、“塀際の魔術師(二世)”が生まれる余地がまったくない。
ホームラン“性”の打球ではなく、掛け値なしのホームランを捕るところが見てみたい。あるいは、ホームラン性の当りがフェンスに当たって単打になるところは見たくない。
2m40cmくらいが妥当なところではないでしょうか。