BEIJING → NARITA 2008年09月 北京旅行記
るるぶ@北京 6日目




4:30にかけた自分の目覚ましで起床。
ほとんど支度が整った5時、頼んでおいたモーニングコールの電話がなりました。
出るとツーという音だけ・・・今までもこういうモーニングコールはあったので気に留めなかったのですが、
5分程したら女性の声での電話が再度ありました。
寝ぼけ状態で電話を取った後二度寝しかねませんから、心配りがあって良い方法だと思います。

5:20フロントへ・・・
初日にデポジット200元を入れた料金でカードを切ってあったのですが、
それをキャンセルし、再度宿泊料金でカードを通したものにサインをしました。
昨夜預かってもらった北京ダッグ用のカオヤーピンを冷凍庫から出してもらい、
部屋を出て清算が完了しホテルを出るまでわずか10分程、スムーズです。
ちなみに私の後に来た人は、スタッフが1人だけなので私が終わるまで待たされていました。

真っ暗な寂しい道を足早に歩いて北京駅に着くと、駅前には人がうじゃうじゃ・・・
これから乗る人がほとんどですが、国鉄から降りて地下鉄に移動する人も結構いたようです。
駅前広場側の地下鉄乗り場のセキュリティには、こんな早朝なのにかなりの行列ができていたので、
陸橋を渡って向こう側の入り口に移動しました。
こちらは全く待ちなし、しかもホームは改札のすぐ左の階段を下りた所なので便利です。
ホームに下りると1分位で電車が来ました。早朝は運行間隔が広くなっているのでラッキー♪

機場線始発の東直門へは2号線1本で4駅目ととっても便利です。
ただ新設された路線にはエスカレーター等の設備がされていますが、
旧路線にはほとんどないので、大きな荷物を持っている人はちょっと大変かもしれません。
2号線の東直門駅で下車し、階段を上り一旦改札を抜け、
連絡通路を進んで機場線のエリアに入るとスロープやエスカレータが充実していました。
機場線・東直門駅の改札を抜けてエスカレーターで1フロア下りると、
ホームには発車間際の電車が止まっており、ここでも待ちなし、しかもぎりぎりセーフで座れました。
(タイミングが良すぎて写真が撮れませんでした・・・)

車両の真ん中がボックス席、片方が前向き、もう一方が後ろ向きの全固定席になっています。
私は後ろ向きで走る側に座っていました。
この電車は総距離28.1kmを所要18分で北京首都国際空港まで結んでいます。
早く安くという点では、タクシーの比ではありませんね。

今年3月に出来たばかりのターミナル3に先に着き、少し戻ってターミナル2へ行くのです。
ちょうどY字形のような感じ、なので後向きに座っていた私はT3からは前向きになっていました。
T3からT2って結構な距離があり、またY字形の付け根からT2に向かう時は地下走行になります。

華やかなT3に比べ、なんと殺風景なT2なんでしょう・・・
良くとれば空いていて幸いといった所でしょうか。
エスカレーターで出発フロアに着くとガランとしています。
いくつかのカウンターがあるのですが、とても国際線の出国ロビーではないのです。
実はチェックインカウンターはセキュリティを抜けた内側だったのです、珍しいですね。

警備員の立っている入り口でパスポートを見せて入るので、お見送りの人はここまでになります。
そして荷物もX線にかけてやっとチェックインカウンターのあるフロアに到着です。
カウンターでは係員の誘導で、待ちなしでEチェックイン、
今回は液体系の調味料を購入したので、荷物を預けるためすぐ隣のカウンターへ行きます。
でもこちらも待ちなし。しかもすでにクレームタッグを手にして待っていてくれました。(笑)

身軽になって出国審査場を抜け、手荷物をX線に通しますが、どちらも待ちなしでスムーズです。
帰国便はYクラスなのでラウンジが使えません。
空港内の免税店やお土産屋さんに興味はないのですが、今日はぶらぶら覗いてみます。
やっぱ高い・・・街中の方がずっとお徳ですよね。
10年物(20年30年なんてのもありました)の紹興酒だけちょっと心が動いたのですが、
重いのはイヤなのでグッと我慢し、ゲートロビーへ向かいます。

出発ゲートは13、空港の案内板には213と表示されるのですが、
恐らくターミナル2の13番ゲートと言う意味のようです。
そういえば初日到着した時も213ゲートでした。NWはいつもここなのかもしれません。

今日はハットラックに入れる荷物はありませんから、ほとんど最後に搭乗します。

PKN→NRT NW30 08:55→14:10  A330-200 4h15 時差1h

Yクラスの配列は2−4−2、NWでは通路側やバルクなどは上級会員用になっています。
私のような平には4人がけの真ん中か窓際しか事前予約ができなかったので、
とりあえず隣のいない窓際を指定しておりました。
でもやっぱり隣には中国人の女性がいらっしゃいました、ま〜当然ですよね。
でもきちっとした感じの女性だったのでよかったです。

8:40ドアクローズ、8:45スポットを離れ、9:05離陸でした。
離陸後1時間程ずっとかなり揺れており、3〜4席後では泣き喚く子供の声が・・・
その親(中国人)がこの揺れている機内を抱いて歩き回るので、何度もアナウンスされていました。
乱気流に入ってしまったら大変なのに・・・と私もヒヤヒヤでした。

やっと落ち着いた所で朝食のサービスです。
口頭でエッグorポークだったので、洋食であろうエッグより中華であろうポークがいいかな?と・・・


豚肉とシイタケを甘酢あんかけ風にしたもの、熱々でなかなか美味しかったです。
フルーツも、スイカ、オレンジ、2種のメロンとたっぷりですし、
ヨーグルトにマフィン風のケーキもまずまず。

この距離の朝食でこれなら、NWなかなかやるじゃん!レベルだと思います。
ただアルコールは有料ですけどね・・・(-.-)

映画はハンコック、見たかったのでうれしい♪
でも、飛行時間が大幅に短縮されて一番良い所で成田に到着、あ〜後が気になる!

成田にはなんと1時間10分早い12:55にランディングでした。
他の航空会社より大幅に長いなぁと思っていたスケジュール上の所要時間は4時間15分ですが、
「離陸後の所要時間は2時間48分」との機内アナウンスがありました。
これから米国(この便はハワイ)に向かうため、承知の上でこうしているのでしょうね。

ま〜早く到着する分にはウエルカム!です。
エコノミーから降りた割にはイミグレはほとんど一番乗りでした。
国内線や国際線への乗り継ぎの人が多かったのでしょうね。
しかもこの便から名古屋行きに乗り継ぐ場合、入国は名古屋になるせいもあったようです。
そして北ウイングに到着したので自動化ゲートは利用できず、
残念ながらポンと入国印を押されてしまいました。

*   *   *   *   *

8年前?にオリンピックが北京で開催されると決まってから、
国を挙げて国際モードに対応できる施設の充実や国民の感覚を教育してきたようで、
良きにつけ悪しきにつけ私が抱いていた北京とはちょっと違っていました。
初北京は充実していたものの、中4日じゃとても見きれません!
行きたいのに行けなかった所、食べたいのに食べられなかった物がいっぱいあります。
地下鉄・バス・自分の足をかなり駆使して動き回ったので、しっかり地理がつかめました。
次回はカレンダーをよく検討して(笑)、是非また行きたいと思っています。


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