SEOUL滞在 2008年11月 ソウル旅行記
マシッソヨ〜ソウル 2日目




睡眠4時間で6時起床・・・ふ〜っ
旅行中は遅寝早起きをモットーとしている私としてもちと辛い・・・

それでも支度を済ませ、美味しい国では朝食はパスするのが常なのですが、
1度はチェックしておきたいので、7時に一番乗りで朝食場へ行ってみます。
お安いホテルにしてはきちんと入り口でお迎えしてくれ、
さりげない誘導やセッティングもなかなかです。
セットメニューをテーブルに持って来てくれるのですが量はかなり少なめ、
でもバフェ形式で追加のパンやジュース、シリアルなどが置いてあるので、私としての評価は上々です。

セットメニューのこちらは持ってきてくれます。 バフェコーナー

これから朝食に出かけるので1個にしておきましたが、ミニクロワッサンがとっても美味しいし
朝からビーフにはびっくりしましたがこれも美味しかったです。
ミニサラダのドレッシングとフルーツカクテルはちょっと・・・でしたのでお味見程度でストップしておきました。

さ〜てホント^^;の朝ごはんを食べに出かけましょう。
その前にめがね屋さんのオープン時間をチェックしてから・・・と向かったら開けたばかりの所に到着、
じゃあ先にオーダーしちゃいましょうか。


開けたてなのでいつもの社長さんはおらず、他の人にやってもらいました。
検眼してフレームとレンズを選び、作ってもらっている間に朝ごはんに行くつもりで場所を聞くと、
なんとお店まで連れて行ってくれました。よかった〜探す手間が省けました。
以前歩いていて偶然見たことはあったのですが、ここからの道はわからなかったのでラッキー。

今日の朝ごはんはヒラッ(ク)というお店で、カルチジョリム(太刀魚の辛煮)を頂くのが目的です。

お店前の狭い路地上で太刀魚を切っている真っ最中に到着、それはもう〜豪快&愉快♪

カルチジョリム これで2人前 ケランチム バンチャン4種

オーダーが入るとお店の前の路地端にあるガスコンロで豪快に炎を上げ煮上げていきます。
お鍋の底には大根、その上に太刀魚、そしてネギや青菜も入っており、
太刀魚も美味しいけどよ〜く味のしみた大根がまた美味しいのです。
このカルチジョリムは2人前からのオーダー、もちろん3人で2人前はタブーですが3人前では多すぎるので、
ケランチムという卵蒸しもオーダーしました。このケランチムがまた美味しい♪
ごま油が効いてふんわり熱っつあつ、スープが多めだからふわふわと美味しいのですね。
ここのバンチャン(無料のおかず)は、白菜、エゴマ、豆もやしのそれぞれキムチとタラのサキイカ風。
バンチャンの中ではタラのサキイカ風が美味しかったです。
カルチジョリム1人前W6000x2、ケランチムW4000、ひとり当たり¥370也の朝ごはんでした。

美味しさと熱さで心まであったかくなってめがね屋さんへ戻る途中、ザ・フェイスショップを発見!
IKKOさんお勧めのフレボーテシリーズ(BBじゃない)を購入してからお店に戻ると、
めがねは出来上がっていたし、以前作ってもらってちょこっと壊れためがねも直っていてよかった〜。
でも同行者の頼んだレンズは圧縮なのに左側の厚さがかなりひどいので難色を示していた所に
いつもの社長さんが部長出勤(笑)してきました。
相談すると、間を取った値段より少し安めな追加料金で作り直してくれることになり、
店内で更に30分ほどお茶を頂きながら待っていると、ほぼ満足いくめがねが出来上がりました。

明洞まで腹ごなし(^^)の散歩をしていると、あっちこっちでIKKOさんの紹介文などが貼られている・・・
いまやソウルのコスメティック救世主、日本人ターゲットにされていますねぇ・・・私もそのクチ^^;

明洞のザ・フェイスショップでもアイライナーなど購入し、ハンスキンでサンプルもらって、
ロッテ免税店でDr.Jart+のBBクリームなどを購入し、一旦ホテルに置きに戻ります。
いや〜サンプルが多い!普通のコスメティックでもらうサンプルはいらない物が多いのですが、
今回は欲しくて買った物と同じサンプル、叉はそのシリーズのサンプルなので、使い勝手がいいです。

ザ・フェイスショップで購入
ポインタするとおまけのサンプル
Dr.Jart+で購入
ポインタするとおまけのサンプル
ハンスキンのサンプル
全てBBクリームです。

部屋に荷物を置いたら長居はせずすぐにランチへ。
まずは駅でT-Moneyを購入し、地下鉄で向かいましょう。

T-Money(ティマニ)
地下鉄やバスで利用できるICチップ入りの交通カードで、日本のパスモと違う点は割引がある事。
デポジットは様々、カードタイプでW2500、ストラップタイプでW5000〜、時計タイプでW19000など。
地下鉄や通常バスならW1000の運賃がW900と割引になる。チャージはW1000単位。


ソウルに来る目的のひとつはカンジャンケジャン! それを今日のランチで頂きましょう♪
有名なPケジャン屋は、最近評判良くないし、高いし、クーポンを出すようになったし・・・
なので今日は眞味食堂へ行ってみましょう。
お昼時や夕食時は予約をしないと入れないなんて言われていますが、そんなお店じゃありませんでした。
時間をずらして14時頃行ってみたら全然問題なかったです。

読めないと入りにくいですねぇ ケジャン定食 カンジャンケジャン ポインタしてね
バ ン チ ャ ン 色 々
ケランチム(卵蒸し) キムチチゲ 青海苔 韓国海苔
牡蠣のキムチ しし唐のキムチ チョンガキムチ(大根) 朝鮮人参のキムチ
写真はないのですが
最後におこげの雑炊も・・・
もちろん白いご飯もあります。
定食は1人前W25000、
¥2000といった所でしょうか
ムク(どんぐり豆腐) パプリカとしめじのムチム 白瓜のムチム

黙って座れば出てくるカンジャンケジャン定食1品だけのお店です。
カンジャンケジャンは甲羅と脚がきれいに分けて出されるので、脚はそのまま吸うように頂き、
ミソ付きの甲羅にはご飯と漬け汁をちょこっと入れてケアルビビンパッに♪
そのままでもいいし、海苔に巻いて(包んで)食べても感激の美味しさ!
ここのケジャンは塩っぱくないのでとっても美味しい。

色々出てくるバンチャンもなかなかです。
特にこの店の牡蠣のキムチは小さな岩牡蠣で、今回食べた中で一番美味しかったなぁ・・・
面白い食感の青海苔が結構ツボに・・・これ初めて食べたかもしれません。ちょっと塩っぱいけど。
ここでもケランチムが出ましたが、これは今朝食べた方が数段美味しかったです。
キムチチゲは酸っぱい! 酸っぱい物は好きだけどキムチの酸っぱいのはちょっと苦手。
その他のバンチャンは普通かな。

食べたら動く!と言う事で、東大門にある光照(照の字はちょっと違います)市場へ。
このビルは21時〜17時営業、ほとんどのお店が休憩に入ったばかりであいているお店は1割位
ミスチェックながらぐるっとひと回りしてみたのですが、イマイチお気に入りがないらしく(同行者が)
じゃあ地下鉄を乗継いで24時まで営業のロッテマートへ行きましょうか。
日持ちのするお土産は今日済ませちゃいましょうってことで・・・


ここは広くて・見やすくて・お客様係りがいたる所にいて相談にのってくれるのが便利です。
それにロッテデパートのようにしつこくないないのも好感がもてますね。
鮮度に心配のないコチュジャンや韓国海苔、とうもろこしのお茶、部屋で飲むビールや水等を購入。
やっぱりコンビニよりずっと安いので、重くてもつい買ってしまいます。
ちなみにここを含めスーパーなどは袋代を取られるので、エコバッグを持ち歩くと便利です。(^^)v

再び地下鉄でホテルに荷物を置きに戻り、またまた10分ほどの休憩で出かけます。(^^)
きちんとした夕食は重いので、今夜は伝統酒場へ繰り出す予定。ひとり旅じゃ入れませんから。
今私が一番気になるピマッコルという通りの酒場に行ってみましょう。


Pimat−Golピマッコル)
李朝の時代、鐘路通りを通る王様や官僚の馬を避けるための通りという意味の庶民的な裏小路。
ピは避、マは馬を表している。
かつては鐘路1街〜6街まであったピマッコルは現在再開発区域にひっかかっており、
現存するのはごく一部となった今でも、庶民的な居酒屋の集まる通りとしてジモティーで賑わっている。

まずはピンデトッ一筋57年のお店ヨルチャチッへ。
戦後の混乱期に家と家の隙間に店を開いたのが始まりで、
あまりにも細長い店なので、列車(ヨルチャ)のような家(チッ)と名づけられたそうです。
名物ピンデトッは緑豆で作る北朝鮮のチヂミですが、牡蠣のチヂミのクルジョンも人気です。
せっかくなので両方とってみました。

ピンデトッ 
ひと皿3枚でW9000
クルジョン 
ひと皿15枚でW10000
上:玉ねぎ入りタレ
下:牡蠣のキムチ

当初ピンデトッよりクルジョンに期待大だったのですが、ピンデトッの食感に感激!
いや〜素朴ながらとっても美味しい♪ 玉ねぎ入りのタレもなかなかで特に玉ねぎがうまい!甘い!
ここの牡蠣のキムチはちょっと塩辛くて、ランチで頂いた方がずっと美味しかったのですが、
ピンデトッに牡蠣のキムチと玉ねぎをのせて食べると美味しいです。
ビールを飲みつつつまむのが最高ですねぇ。
つまみつつちょっと飲んだら長居はせず、次のお店にはしごしましょうか・・・

再開発区域に入っているピマッコルは、途切れ途切れに続いています。
次のお目当てのお店まで10分程、ちょうど良い酔い覚まし的距離・・・って全然酔っていませんけど。(笑)

今度のピマッコルは先ほどよりかなりディープ・・・
いや〜雰囲気ありすぎ!(笑) でもこういうところ大好きです。


そして怪しげな道を進むと・・・もっと怪しげなお店に到着。
と言うより、お店だかなんだかわからない、入り口もわかりずらい、看板もない・・・そんな感じです。
でも焼き魚の匂いでここだと察し、恐る恐るドアを開けると
優しいアジュマ(おばさん)が出てきて、めっちゃ混んでいる店内のあいている席に案内してくれました。
お店の名前はコカルビチッ(旧ワサドゥン)。

基本セット これで2人前W12000 なんともワイルドなマッコリ 追加オーダーのオジンオポックン
飲み終わって帰る時に撮ったので空いていますが、来た時はすごい喧騒でした。
低いのに更に落ちてきそうな天井 落書きだらけの壁

崩れ落ちてきそうな天井は低く、壁一杯の落書き、何よりテーブルの上を見てびっくり仰天!!
どのテーブルにも洗面器?があり、みんな焼き魚を突きつつ小どんぶりのマッコリを飲んでいるのです。
聞いてはいても実際目の当たりにするとそれはもう異様な光景でした。

席に着くなり間髪おかずアジュマの「マッコリ?」との問いに頷けば、
すぐに洗面器がど〜ん! 焼き魚がど〜ん! 以上!!
洗面器の中にはすくう為のお椀がひとつ入っており、飲む器も小どんぶりサイズ。
普通の真っ白いマッコリより少し色がついており、自慢の自家製マッコリらしいです。
飲んでみるとアルコール度数はかなり低く、市販の物よりさらっとし、ほのかにピリッ&シュワっとします。

忙しそうにアジュマが運ぶ美味しそうな物に目がクギ付け・・・
この店はメニューが少ないので、恐らくオジンオポックン(イカの辛炒め)だな・・・と踏んでオーダー。
イカと玉ねぎを炒めた物で、イカも美味しいけど甘い玉ねぎの火の通し方が絶妙。
お味は甘いのに超辛くてかなりツボ♪

いや〜おもしろい体験をしました〜。
さて飲み&食べすぎたので、歩いて帰りましょう。30分も歩けば着くでしょう。

ホテルに着いて、順番にシャワーやら寝る支度が済んだら、ちょこっとビールを飲みつつ・・・
やっぱりベッドに入ったのは1時を回ってしまいました。連日睡眠不足です。



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