ATHENS → ISTANBUL | 2009年03月 RTW4周目第2弾 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
野の花と遺跡と・・・ 7日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
かけておいた目覚ましより1時間早い4時に目が覚めてしまいました。 目覚まし時計がなるまでちょっとNETし、それから支度を始める・・・ 念のためと思って頼んでおいたモーニングコールが6時にかかってきましたがベル音だけ・・・ そんなものか・・・と思っていたら5分後に人の声でもう一度かかってきました。 ビジネスホテルクラスでも、さすがは米国のホテルチェーンといった所でしょうか。 必要最低限の設備でいいので駅から近くて安全でお手頃・・・と言ったホテルを最近はよく使います。 日中部屋にいない私にとって、グレードの良い部屋はもったいないですから。 次の目的地があるため、荷物になるお土産はほとんど買っておらず、荷作りもあっという間に完了! ピギーの重さも大きさも家を出た時とほとんど変わっていないはず・・・ なので予定より30分早く支度が済んでしまったので、6:30にチェックアウトし駅へ向かいます。 手ぶらなら歩ける距離ですが、1回券を購入して地下鉄でシンタグマ広場のエアポートバス乗場へ。 6時台は一番本数が多く7本も出ているのですが、ちょうど出発したばかりだったため、 15分程待って7:05発に乗り込みます。このバスはエアポートバスとしたら珍しい2両連結バスでした。 エアポートバスと言ってもその辺を走っているバスと変わらないので、荷物置き場なんてありません。 入口近くは足の踏みようもないほどの荷物で埋め尽くされ、立っている人にはとっても気の毒・・・ 車内はエアコンが効きすぎとっても寒くて頭が少し痛くなってしまったほど。 ま〜私が薄着(薄手のシャツにスプリングコート)だからかもしれませんが・・・ 空港にはちょうど1時間で到着、向かってほとんど右端のTK(トルコ航空)チェックインカウンターへ。 私のピギーは重すぎるので預けるように言われてしまい、パソコンを取り出して預けます。 ここで座席の変更を申し出たのですが、「ちょっと見てみましょう・・・」と言ってくれたのに 出てきたのは当初の番号だった上、なんと明日のチュニスまでチェックインされていました。 再度座席の変更と今日の分だけのチェックインにし、クレームタッグを取り替えてもらいました。 もし何にも言わなかったら危うい所で私の荷物はチュニスまで行ってしまうところでした。 ここでアテネでのラウンジのインビと、 イスタンブール入国の際のファストトラック用カードを受け取りました。
まずはパスポートコントロール。 ここはシェンゲン協定・非協定関係なく同じブースで受けるのですが、 シェンゲン協定国内行きなら搭乗券を見るだけで返し、協定外に向かう人には出国印を押していました。 これから向かうトルコはシェンゲン未加入なので、私のパスポートにはハンコがひとつ増えてしまいました。 セキュリティの手前に共同ラウンジとBAラウンジがあり、 TKはスタアラなのに、ラウンジはBAのラウンジが指定されました。
カジュアルで可愛い感じの作りになっているこのラウンジ、開けたてのようで一番乗りでした。 食べる物はサンドイッチとポテトチップス位しかありませんが、朝でもワインやベイリーズがありました。 エスプレッソを飲みつつパソコンを立ち上げるもののうまく繋がらないので、ゲートに行ってしまいましょう。 セキュリティはいくつかあるのですが、手っ取り早くラウンジのすぐ前のセキュリティへ。 一番端のせいかだ〜れもおらず、暇をもてあましているのかそれともいつもなのかわからないけど、 パソコンはフタを開けてX線に流していました・・・(-.-) その後バッグやケースなど全ての持ち物は開封しての検査、ピギーを預けてよかったと思った次第です。 ゲートロビーはそこそこ人が入っていたのですが、ボーディングブリッジのその先には飛行機はなく トルコからの折り返し便の到着が遅れているようです。 やっと着いたのが10:15分、それから整備点検し、搭乗できたのは出発時間とほぼ同じ10:50頃。
欧州内のCクラスにありがちな、3−3配列ながら真ん中席をつぶして2−2にしたシートです。
隣が来なかったのでラッキーです。 遅く搭乗開始になった割には、11:10スポットを離れ、11:15離陸・・・と超スムーズです。 水平飛行に入りベルト着用サインが消灯するとすぐ機内食、 短距離フライトなのでCAさん達のサービスも手際よく、キビキビと忙しそうです。
3種のメゼ(トルコ風前菜)がどれも美味しかったです。 カレー風味のチキンサラダ、挽き割り小麦のサラダ、茄子の詰め物(これ超美味しい♪) そしてサラダ、チーズ3種、チョコレートムースケーキはどれも普通に美味しいレベルでした。 1時間15分の飛行時間でアルコール付きのミールサービスはかなり大変だと思います。 ささっと食べてかたずけたらもう下降気味・・・ 定時の12:10分になつかしのイスタンブール空港に到着です。 アテネでもらったファストトラックパスでイミグレを抜け(一般レーンもあまり混んでいなかったけど・・・) ターンテーブルがまだ回っていないので、レートが悪いと知りつつ少しだけ両替をしておきます。 制限エリア内に3箇所ありましたが微妙にレートが違ってはいるもののコミッションは同じ4%、 ならその中で一番レートの良いところで3000円だけ両替。 本当は5000円両替するつもりだったのですが、私の準備ミスで1000円札は3枚しかなかったのです。 3000円じゃ足りないだろうなぁ・・・お土産買う予定のあの店クレカ使えたっけ?とちょっと不安。 今日のお宿はアクサライなので、地下鉄1本で行ってみることにしました。 乗り換えなしでラクですが、承知ながらアクサライ駅降りてから地下道、陸橋を渡るのがちょっと大変でした。 復路はゼイティンブルヌ経由にしよ・・・ ホテルは安い分だけあって旧館の方でした。 でもシャワーカーテン代わりのガラスの引き戸付バスタブもあるし、カラの冷蔵庫もTVもクロゼットもある・・・ 駅近いし良いじゃない・・・と思ったのもつかの間、部屋にコンセントがないのです。(>_<) コンセントの全くないホテルの部屋って初めてです。 TVや冷蔵庫などのコンセントは、その上から壁で覆うようになっていてどうにもならない・・・ 充電もできないし、PCも使えない・・・ちょっとひどいかも。 わずかな時間しかないのでさっさと出かけましょう。 機内食あまり食べなかったのでちょっとお腹がすいています。 まずはトラムヴァイでスィルケジへ。 イスタンブールを宿泊のトランジットにした理由のひとつがラフマジュン♪
お腹も満足したら、お土産、お土産♪ まずはロクムでは老舗中の老舗、ハジベキルへ。
それほどロクムに興味のない私でもここの量り売りの胡桃のロクムは大好き♪ 切らずに長いまま2本お買い上げ〜 しかし改装したようで入口も中もずいぶん変わっていました。 旧市街のこんな古い小さな店舗でも改装できるのですね。 次はエジプシャンバザールの中のスパイス屋さんへ。 ここの「しっとりチリ」(勝手に私が言っているだけで正式名ではありません^^;)が大好きなので・・・
モスグリーンのハーブが飛ぶように売れている・・・なんだろう?気になる! しかも店頭に並んでいるわけでなく、買う人が来ると缶を出すのも気になる・・・ お店の人に聞いてみたら、整腸作用に良いというかお腹の掃除のためのハーブだそうで、 ティースプーン1杯をヨーグルトに入れて食べるんですって。食べ方もトルコらしいですね。 おじさんが両手で腰のクビレを表し、「スレンダーになる」って仕草が超ウケたので(^o^) じゃあこれもほんのちょっとくださ〜い。 調子よかったら次回来る時に大量買いだな・・・(爆) 短い滞在なので、このまま新市街に行ってしまいましょう。 ガラタ橋を歩いて渡って、前回工事中で乗れなかったチュネルに乗ってみようかな。
いつ行っても釣り人がうじゃうじゃいるのは、やっぱり釣れるからなんですねぇ。 ガラタ橋を半分は下、途中から上を歩いて新市街に渡り、チュネル乗場に向かいます。
チュネルは1875年にできた世界最短の地下鉄なんですって。 地下鉄というよりケーブルカーのような気がするのですが・・・ちなみにチュネル専用のジュトンが必要です。 可愛いチュネルは3分でイスティクラルの南端まで上がってくれます。 ここからイスティクラル通りをウインドーショッピングしながら歩く目的は・・・シャンピヨン。
前回(1年半前)超美味しいと思ったミディエタヴァ(ムール貝のフライ)ですが、今日は普通でした・・・ う〜ん・・・熱々じゃなかったからかなぁ・・・ヨーグルトソースも味変わったような気がするし。 10年前に来て感動した炉端焼屋さんに行ってみたら・・・開いてる♪ 1年半前に来た前回はシーズンオフのため長期休業中で閉まっていたのです。 お腹空いていないけれど懐かしいし、せっかくなので軽く食べちゃいましょうかねぇ・・・
チョップシシは前回は豪快に長い串ごと出してくれたのですが、 今回はきれいに切って盛りつけて出してくれました。う〜んちょっと残念・・・美味しいのだけど。 茄子のサラダを2種とったのですが、赤い方はラタトゥイユ風、白い方のが好みでした。 やっぱりここは、もっと夜更けに大人数で来るのが良さそうです。 さて明日も移動なのでそろそろホテルに戻りましょう。 同じ道を帰るのもつまらないですし、トラムヴァイを途中乗車すると座れないので、 フニクラーレに乗ってカバタシュまで行く事にしました。 タクシムの地下のフニクラーレの改札にジュトンを入れホームに入ると、 そこそこ人が待っていたので、もうすぐ来るな・・・と思っていたのですがなかなか来ません。 ケーブルカーのように2列車が真ん中で行き違って運行しているので、普通ほとんど待ちがないのですが 段々ホームに人が溢れてきました・・・ 改札を見ると封鎖されていて、入れない人で向こう側も人だかりです。 ホームに入っている私たちは何が何だか分からずいいると、シェパードを連れた係員がトンネルへ・・・
突然何やら放送が・・・するとホームにいた人達が民族移動よろしく改札口へ向かって行くのです・・・ な・なに?と思っていたら英語が話せる人がそばにいて経緯を教えてくれました。 動かなくなってしまった列車がトンネルの中に立ち往生しているそうで、運休にして閉鎖するそうです。 しばらくすると、トンネル内で故障した列車に乗っていた人が歩いて上って来ました。 短距離とは言えかなり深い所を運行しているので大変だったと思います。
このあとずっと閉鎖になってしまうため振替券の配布がありました。 明日イスタンブールを発つ私の場合、振替券をもらっても無用の長物になってしまうから、 ジュトンを返してもらえないか尋ねていたところに、後ろから 「My I help you?」 と紳士が・・・ 間に入って通訳してくれたのですが、振替券を渡すしかできないとの事、でもその振替券でバスを利用でき、 しかも私の宿泊している地区まで1本で行くバスがあるとの事、 そしてそのバス乗場まで案内してくれる事になったのです。 一緒に外に出て、「あの看板の下あたり」と教えてくれたのですが、バス番号までは分からないというのです。 ちょっと面倒なので来た道を戻ろうとしたら、 自分達は歩いて降りるのでカバタシュ(トラムヴァイの駅)まで一緒に歩く?・・・と言う事になりました。 彼らはカバタシュから船でアジアサイドの自宅に帰るらしいのです。 会社のお偉いさんとその部下の二人連れで、名刺も頂きとっても感じの良い方でした。 15分程でカバタシュに着き、では・・・と別れようとしたらご自分のアクビルを改札にかざしてくれたのです。 そしてさりげなく去っていきました・・・ と言う事でタダでトラムヴァイに乗ってホテルに戻って来ました。ちょいラッキ〜♪ 近くのコンビニでマルマラゴールドの1リットルビール^^;を購入してからホテルに戻ります。 まずはお風呂にゆっくり入って・・・と。
モーニングコールを6時に頼み、飲み逃げ御免でベッドへ・・・ |
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