ISTANBUL → TUNIS | 2009年03月 RTW4周目第2弾 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
野の花と遺跡と・・・ 8日目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自分の目覚まし時計で5:50起床。 時計のベルで起きるのはこの旅初めてかも・・・自分では気づいていないけれど疲れているのでしょう。 6時に頼んでおいたモーニングコールは自動音声でした。 スムーズに支度が済んだので15分ほど早いのですが朝食堂に行ってみたら開いており、 ささっと頂いて部屋に戻り、すぐにチェックアウトをして空港へ向かいます。 ジュトンが1枚しかないので、窓口で1枚買ってからトラムヴァイのホームへ。 改札にいた係員が、「空港ならアクサライからメトロ1本がいい!」と言うのです。 そう思ったから往路そうやって来て結構大変だったから帰りは・・・という私の説明は通じず、 「絶対にアクサライから1本がいいっ!」と譲りません。そこまで言うのなら・・・と彼の指示に従う事に・・・ 言われたとおり歩いて行ったら・・・(>_<)・・・やっぱりあるじゃん!大きな交差点。 だからヤダって言ったじゃん・・・と、ちょっとムッとして戻ろうとした時、 「アクサライならこっちでいいのよ」と女性が声をかけてくれたのです。 彼女と歩いて行ったら、階段などの段差はなくスムーズにアクサライに着いたのです♪ あ〜この道覚えておくと便利だわぁ・・・とちょっとうれしい発見です。 窓口に行った彼女とはそこでお別れし、ホームに行くとホームの両方に電車が停まっています。 アクサライは始発なので人が多いほうが先発だと思い、乗客の多い方に乗り込もうとすると、 再び先ほどの女性が「こっち」と呼んでいる・・・この路線は途中で二股に分かれるのです。 温かい人達に助けられてスムーズに空港へ到着できました。ゼイティンブルヌ経由の半額&乗継なしで・・・ ジュトンは1枚余ってしまったけど・・・ 空港駅の改札を抜け、国際線の表示板どおりにビルに入るとすぐにセキュリティ、 そしてエレベーターで一気に出発フロアへ上がってチェックインしてからイミグレへ。 TKトルコ航空のCFクラスの場合、イミグレもファストトラックが使えるので待ちなしでした。 TKがまだスタアラのメンバーではなかった前回は、大衆食堂のような大きな共同ラウンジを使用しました。 今回はTKラウンジ、とっても機能的で広くて立派なラウンジなのでびっくりしました。
用途に合わせて明るいテラス席、食事を楽しむスペース、キッズルーム、落ち着くビジネスコーナーなどなど、 色々見て、ぼ〜っと座っていたら何だか私の名前がアナウンスされたような・・・ 搭乗開始時間にはまだ早いし、Fクラスはない機種なのでもしやダウングレード? と、ヒヤヒヤしながらレセプションに行くと、早くゲートへ行けっ!て・・・しかも走れって・・・ このラウンジからゲートがとっても遠いらしいのです。 モニターにゲートが表示されたのはほんの5分位前だし、しかも表示はWaite Loungeなのに・・・ とは思っても荷物を持ってゲートへ早足で向かいます、いや〜ビールが回る回る〜(@_@) こういう時に限ってゲートは一番はずれ、しかもバスゲート・・・あ〜だからなのねぇ・・・ ゲート手前でまたセキュリティもあるし・・・ でもまだバス1台目だと思うのですが・・・なんだかあおられた感じ・・・ でもアナウンスされなかったら、モニターの表示に従ってのんびりしすぎて乗り遅れたかも・・・
飛行機に乗り込んでびっくり! F並みの広さなんです♪ 同じTKでもATHアテネ→ISTイスタンブール区間とは雲泥の差、でもお隣さんが来てしまいましたが・・・
11時スポットを離れ滑走路に向かうと、前にずら〜っと離陸待ちの赤い尾翼のTK機が10数機・・・ すると驚いた事に内側の通路を通って6機抜かして割り込み、離陸順位を上げたのです。 ま〜確かに20分ほど遅れてはいますが、こういうのってありなんですねぇ・・・びっくり。 結局11:20 Take Off 。
テーブルの収納方や出し方も変わっていましたが、紙のテーブルクロスと言うのも初めて。 まず紙のテーブルクロスが置かれ、メイン以外のお料理がトレイにのせられて一度に届きます。
前菜が済むとそのお皿だけ下げてメインが届きます。 左の真ん中のトルコ風メゼ(ズッキーニの詰め物、挽き割り小麦のサラダ)がとっても好み♪ その上はライスプディング、そしてメインは、チキン・フィッシュ・ラビオリの中からチキンをチョイス。 でも残念ながらチキンはちょっとパサパサ、付け合せのシイタケとか野菜の煮たのが美味しかったです。 私の隣はインド人、英語は日常会話として使っているそうですが、 英語が堪能な人ならクセのある英語でも聞き取りに問題ないのでしょうけど、 私のレベルには聞き取りにくいクセのある英語だったので、何度も聞き返してしまったのです。 それなのに面倒くさがらず丁寧かつ分かりやすい単語を選んで、ゆっくりと話かけてくれるのです。 IT産業のお偉いさんらしいのですが、ターバンを巻いたお付の人が通路を隔てた向こうに、 もうひとりの若い部下がエコノミーに乗っており、3人での出張だそうです。 チュニスの現地スタッフが迎えに来るそうで、私のホテルまで送ってくださるということになりました。 チュニス空港からタクシーに乗るつもりだった不安は雲散霧消♪ 迎えに来ていた車は普通車だったのですが、女性なんだからと私を広い助手席へ、 狭い後部席に大柄な男性が肩を寄せてきつそうに座り、ホント申し訳ない・・・ ラッキー&セイフティにホテルに到着できました。 良いホテルなのに管理の悪さとセンスで台無しになってしまった・・・ が、第一印象のこのホテルは立地と値段で選びました。
まずは両替・・・ホテルの中にも両替所はあるのですが、とりあえずレートのみチェックして、隣の銀行へ。 やっぱりホテルよりレートが良かった銀行で両替しておきます。 復路の飛行機が夜中の3時発なので、空港まで送りの手配をお願いしている旅行会社へ向かいます。 メールでお願いしていたのですが、現地に着いてからの支払いよいとご好意を頂いていたので 何が何でも到着日にお伺いしたかったのです。 メトロに乗って行くのですが、とは言ってもチュニスでメトロとは路面電車のことなんですが、 チュニスでは一律料金ではなく距離制なので、窓口で切符を購入する必要があります。 その際まず行き先と言って、言われた金額を払う・・・という流れになり、 いつも乗って分かっている人はスムーズに支払えますが、たまに乗る人は言われた金額を払う訳です。 旅行者の私はもちろん後者、行き先は言えても、早口のアラビア語ではいくらか分かりませんから、 大体の料金を把握しておつりをもらうような金額を出していましたが、一度もズルされませんでした。 大きすぎるお札だったり、破れたお札は受けとってもらえませんので要注意です。
と言う事で2号線に乗りたいのでバルセロナ駅へ。 ラッシュ時間帯ではない昼下がりの14時頃なのに、来る電車来る電車超満員です。 ちょっとびびりんりん・・・^^; でもベンチに座ってしばらく観察していると段々楽しくなってきました。 それにしても3番、4番、5番などじゃんじゃか来るのに2番が全く来ないので、 何人かの人に聞いてみると、みんなここのホームで良いというのです・・・で信じてまた待つ・・・ その内先ほど聞いた20歳前半くらいのお兄ちゃんが、いろんな事を話しかけてきてメトロに乗る気配なし いくらなんでもおかしいぞ・・・とその隣の女性に聞いたら2号線はバルセロナまでは入ってこないらしい。 (後で現地の日本人に聞いたら、バルセロナまで入る2号線もごく稀にあるそうです。) なので3でも5でもいいからリパブリックまで行って、そして2号線に乗り換える必要があるらしいのです。 なんとそのことをコヤツは知っていたのに、話が楽しくなっちゃったようで教えなかったらしい・・・ 時間のない私はコヤツと世間話をしている暇はないので、 「どうして最初に言わないの?」ときつく言ったら、連れて行ってくれた・・・ しかもすごい混みようなのでガードしてくれて・・・ こちらの人は悪気はないけれど、外人と話すのが好きみたいです。小1時間ロスしてしまいました・・・(-.-) 無事旅行会社に着き、お支払いできてほっとしました。 しかも検討していたOPは頼まず、たった送りだけの申し込みなのに、色々情報も頂いて感謝感謝。 (帰国後メールも頂いてしまい、次回もこの担当者にお願いしたいです。) 再び同じ道をバルセロナ駅に戻り、すぐ前のチュニス駅へ。 ここのインフォメーションで時刻表などをもらってから、数少ないベンチが空くまで立って時刻表をチェックし、 やっと空いたと座ったら隣に男の子とおばあちゃんが来たのです。 明日の切符を買うため、どの列車にするかチェックしているとその男の子が気になるのか覗くのです。 で、初めて買った指差し会話張でお話をすると・・・通じる! 男の子は最初モジモジして逃げていたのに、おばあちゃんと私が仲良くお話するようになると 間に入って来たくなったよう・・・(^^) で「いくつ?」とか、「名前は?」とかお話が弾んだので、メモ帳の紙で鶴を折ってあげたのです。 とっても喜んでくれたので、だまし舟も折ったり・・・ この子のお母さんや反対側の老夫婦も会話に加わって、みんなが手元を覗き込むのですが、 ずっと折っていなかったのですっかり忘れており、後が続かなかった・・・ 「ありがとうのキスは?」とおばあちゃんにせかされてほっぺにチュってしてくれたので、 私もしてあげたらちょっとルージュが付いちゃって・・・みんなで大笑い。 拭き取ってあげたのに、その後もずっと気にしてホッペを拭く仕草がとっても可愛かった〜♪
実はアンチ指差し会話帳だったのですが、アラビア語のアの字も知らないし、 チュニジアでは英語はまず通じない、フランス語なら通じる・・・と聞いていたので、 どちらも全くダメな私は、ならば・・・と今回初めて買ってみたのです。 それがここで活躍するとは思ってもみませんでした。 でもここでの30分以外では全く使用しなかったので、やっぱりアンチは変わらずですが・・・ 辞書も含めて、ページをめくっている時間って意外とないですよね、旅行中は。 当たって砕けろ・・・が私に向いているような気がしますし。 さていつまでも遊んでいられないのでさよならし、切符の販売窓口へ向かいます。 日付、区間、列車の発車時刻、クラス、人数を書いた紙を見せると、すぐ頷いて発券してくれました。
往復券とかは売ってくれないので、とりあえずスースまでの片道分を購入、 10.450ディナール約740円でした。 無事明日の切符を購入できたのでひと安心、ではちょっと買出しに行ってきましょう♪ お店はモノプリ、フランスに本社のあるデパートです。 チュニスに何店舗かありますが、フランス門近くならホテルにも近いので重い水物系やおつまみを購入。 今夜はここで買って来たもので夕食にしましょう。 ホテルに戻り、エレベーター前のSPに「ワインを買って来たのですがオープナーがない・・・」 と言ったら、ルームサービスを部屋に行かせるから・・・と。 フロントにオープナーのあるアテネのホテルとは違いますねぇ・・・ランクはそう変わらないのですが、 チュニスの場合器だけ高級を装っている(笑)から・・・ でもボトル持ってホテルを歩くのはイヤだからよかったです。 すぐにワインオープナーをもったウエイターさんが来てくれて開けてくれたのです。 で「グラスは?」と言ってくれたのですが、「これがある」と洗面所のコップ(一応ガラス製)を見せたのですが、 また戻ってワイングラスを持ってきてくれたのです・・・優しい♪
さすがはおフランス、バゲットもチーズも超美味しいです! しかも安いの♪ でチュニジアはワインとオリーブが美味しい事でも有名です。 チュニジアの土壌がオリーブや葡萄に適しているので、有名な他国よりずっと良質!と言う人が多いのです。 このマゴン、ワインをあけてくれたウエイターさんが「これはいいワインだよ」と言っていましたが、 その通り美味しかったし、ヨーロッパのワインに比べずっと安いです。 オリーブはちょっとしょっぱかったけど、オリーブのうまみも濃かったです。 よく売れていたので私も買ってみたガーリックが大正解、バゲットに塗って食べたら止まらないっ! 明日は貝にならないと・・・^^;(-.-)(>_<) にんにくの辛さがなくて、程よい塩味で・・・何にぬっても美味しいと思います。 (購入して帰国したのですが、茹で鶏にちょっと付けたり、ドレッシングに入れたりと重宝しています。) さて明日の朝は早いので、ワインで良〜い気分の内に休みましょう♪ |
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