Lima → Los Angeles → Narita |
2009年04月 RTW5周目第1弾 | ||||||||||||||||||
浪漫夢紀行 17〜18日目 | |||||||||||||||||||
ゲートまでの距離を確認していなかったので、アナウンスより少し早めにラウンジを出ました。
席に座るとシャンパンとナッツが届き、夕食と朝食のオーダー表が手渡されました。 「夕食はいらない」と伝え、朝食のみチェックをして渡しておきました。 うつらうつらしていたら動き出しており、ちょい早い1時テイクオフです。 安定飛行に入ったらすぐにシートをフルフラットにして寝る! かなり揺れたようなかすかな記憶があるのですが、7時にトイレに行くまでの6時間も熟睡したもよう。 トイレから戻っても1時間ほど寝たようで、肩をたたかれて起こされ^^; 朝食が届きました。 リマ時間9:35、ロス時間の7:35にランディング。 RTW5周目第1弾はここで一旦STOです。 ここからは特典航空券を利用して日本に一時帰国することになります。 LA(ラン航空)はロサンゼルスのトムブラッドレーターミナル発着ですが、乗継のUAはターミナル7なので、 TBで一旦入国し、LAXシャトルでT7へ移動します。 格安航空券にするか、特典航空券にするか悩んだLAX-NRT間ですが、 変更の可能性がなきにしもあらずなので、柔軟な特典航空券にしました。 一昨年は、成田を経て沖縄まで行く航空券にしたのですが、 今回は旅行期間が2週間を過ぎているので、まっすぐ帰宅できる単純往復にしておきました。 ちょっともったいないのですが・・・ もちろんエコノミークラスで発券したので、11時間がきつそうですねぇ・・・ チェックインカウンターはオープンなのですぐにチェックインでき、RCC(ラウンジ)へ。
飛行機でよ〜く眠れたので体調バッチリ! このあと成田まで寝て行きたいので、た〜っぷり時間のあるラウンジでは旅行記をガンガン作っていました。
3−4−3の配列で中列通路側を指定しておきました。 ラッキーにも隣はいなそうですが、Yスイート^m^には残念ながらなりませんでした。 13:15スポットを離れたのに、中途半端なところで立ち往生・・・ なんとこの飛行機の中に体調のすぐれない人が1名いるそうで、 このまま離陸していいものか、医師とUA本部とやり取りをしているとのアナウンスがありました。 折りしも新型インフルエンザ(当時は豚インフルエンザと言われていました)の発生初っ端だったので、 思わずバッグからマスクを出しつつ、体調悪いのなら降ろしちゃって・・・と内心思いましたよ。 途中水のサービスが2度回ってきたほど待たされ、 結局怪しい病人は乗せたまま、1時間遅れの14:10 Take off です。 「ブランケットからインフルエンザがうつる可能性があるので搭載を少なくしているため、 希望通りに配れないのでご了承を・・・」とのアナウンスもあり、なんだかピリピリムードです。 私も食事以外はずっとマスクをつけておりました。
最初ドリンクサービスのカートが回って来ました。 アルコールはUS$5叉は\500・・・高いですねぇ、これじゃ誰も頼まないですよね・・・ 私は1Kの時にもらったバウチャーが溜まりに溜まっていたので、この時ばかりと使いました。 ま〜UAですから・・・お食事は期待していません。唯一の救いはドレッシングが美味しい事。 なのでグリーンサラダは完食しました。 バウチャーをバンバン使って、飲んで寝ちゃいましょう・・・と、お食事の時は赤ワインをいただきました。 2席なので横になれず、直角の状態で寝る努力をしたので首が痛い・・・ なかなか寝られないので、映画「7 Pounds」を見だすとうつらうつら・・・なのでストーリーが途切れ途切れ。
途中のスナックはボックスを止めたのですねぇ・・・これも経費節減なのでしょう。 きつねらーめん結構好きだったのですが・・・久しぶりのUAなのでいろいろ変化していますね。 今回はスナック菓子だったので、飲み物はバウチャーでビールを頂きました。 バウチャーの大盤振る舞いです。^m^
到着前の軽食はトマトソースだったのでパスタをチョイス。ラズベリーのヨーグルトは美味しかったです。 成田空港にはほぼ定時の16:25にランディングしました。 機内検疫の関係でゲートが空かず、途中で15分程駐機、16:48やっとスポットに到着しました。 この時点で、機内検疫に最低でも1時間かかるというアナウンスがあり、着席して待っているようにとの事。 私は帰宅するだけなので問題ないですが、乗継などある人はたいへんですねぇ・・・ この機内検疫、まだ始まったばかりだったので、手際が悪くとても時間がかかていた時期だったのです。 17:05、カメラ型の検温器を持った人が入って来て体温の高い人をチェックしたのですが、 幸いこの機内ではひとりも出なかったようでひと安心。
次に質問票を回収しながら、質問票の回答具合によって必要な人と質疑応答し、 ロスで症状があった人は問題なかったようで、私の乗った飛行機は全員無罪放免でした。 ランディングから降機まで1時間10分、 検疫管が機内に入ってからはちょうど30分で降機できました。 * * * * * 新型インフルエンザ騒動真っ只中の帰国となってしまいましたが、 様々な表情のモアイ、ラパヌイの青い空、そしてこぼれるような笑顔、 まさに天空ワイナ・ピチュから見下ろしたマチュ・ピチュの景観、 ティティカカ湖の青い湖面に映える原色の衣装・・・などなど・・・忘れられません。 目を閉じると走馬灯のようにクルクルと思い出されます。 何事もなく無事に帰国でき、楽しかった思い出だけが凝縮し、いまだ夢見心地です。 後 日 談 帰国して4日後、健康相談所から電話がありました。 機内検疫で「健康状態質問票」を出した全ての人を対象に、電話をしているとの事です。 「その後何か変化はないですか?」程度の確認の電話かと思ったのですが、 なんと到着日から10日目に当たる日まで(私の場合すでに4日経過しているのであと6日間) 毎日9時と15時に体温を測るようにとの事でした。 しかもお役所仕事の固い所は、15時以降なら1度で済むものを、 9時半頃と15時半頃の日に2度電話をかけてくると言うのです。 若干の時間差はあったものの毎日2度電話がかかってきて、検温の結果報告と問診が続きました。 10日目の2度目の報告が済んだ後、潜伏していなかった事に安堵し、そして自由になった気がしました。 |
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