Anchorage滞在 | 2009年09月 RTW6周目第2弾 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
南と北の北米を訪ねて・・・ 11日目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
貧乏性ゆえ5時に目が覚めてしまいましたが、二度寝して起きたのは8時。 外は霧雨のせいで薄暗く、コーヒーを淹れてダラダラとネットをし、 フェアバンクスに持って行ったけど食べきれずに持ち帰ったネクタリンやトマトで朝食にしました。 雨もあがったことなので、10時にやっと重い腰をあげ出かけましょうか・・・ 外はめちゃくちゃ寒い! 持ってきていたロングのダウンコートと手袋がやっと役に立ちました。 まずは5th Av.を西方向へ歩き、レゾリューションパークへ。
1778年、アンカレッジに探検に来たジェームス・クックの銅像があることで有名ですが、 公園そのものはとっても小さいです。 木製の歩道の下は彼の名をとったクック入江が広がり、 春から夏にかけて鮭を追いかけて入江に入った鯨を、この展望台から見る事ができるそうです。 晴れていれば入江の向こうに雄大なマッキンリーの姿があるはずですが、 雨はあがったものの遠景を望むには残念なお天気でした。 青鯨(シロナガスクジラ)の保護が目的で建てられた像がレゾリューションパークの近くにあります。
ビルの入口にさりげなくあって見逃しやすいです。 捕鯨問題は日本に厳しいですが、アラスカもかつては重要な捕鯨基地だったのですよね・・・ ん?・・・汽笛と蒸気の音が聞こえました・・・ 夏季は1日2往復しているアラスカ鉄道ですが、9月中旬からは週末1往復のみで今日は運行日だったのです。 じゃあ見に行きましょう♪
駅舎は外見も内部も新しくてきれいです。 暖房がよく効いており、ショップもありましたがお客はほとんどおらず、私のような見学者が3〜4組のみ・・・ 余談ながらここのトイレはとてもきれいでした。 待合室からホームへのドアは閉まっていたのですが、道路側からなら線路へ入れるので写真だけ撮りましたが、 列車のそばまで行くともしかしたら注意されるのかもしれません。 道路と線路は段差がなく全くのフラットで、プラットホームもありません。(下段左と中写真) ということは年配者や体の不自由な人、荷物を持っている人には乗りにくいかもしれません。 かなり長い間蒸気を上げたり汽笛をならしたりしていましたが、これもアピールのひとつなんでしょうね。 駅舎前にはSLとトーテムポールのある駐車場があり、その横の雪除け屋根のついた階段を上がると3rd Av.です。 この向かいが3rd Av.と4th Av.に挟まれた4番街マーケットプレースで、 ちょこっと入ってみたのですがイマイチ面白くないので建物の中を突っ切って4th Av.に出、 ビジターセンターまでウインドーショッピングしながら歩きました。
アンカレッジは寒い地なのでアーケードタイプの歩道が多く、 お店へ誘導するいろんな動物の足型が至る所にペインティングされており、 グリズリーやムースなどの剥製やぬいぐるみなどでディスプレイしていたり・・・と、 ダウンタウンの多くの土産物屋はどこも似たり寄ったりの造りで、扱っている品もほとんど同じでしたね。
びっしり草のおい茂った屋根のログキャビンがビジターセンターで、中は暖炉の火でとても暖かく ロマンスグレーのおじさまが丁寧にアドバイスしてくれます。 アラスカらしいお店(食事処)をいくつか教えてもらい、市内マップを頂きました。 フルーツを食べただけだったのでお腹ぺこぺこ・・・と言う事でランチへ。 先ほどのおじさまのお勧めには入っておらず、「お勧めじゃない?」と聞くと「そんなことはない」との事、 では予定通りハンピーズへ行きましょう。 正式店名はHampy's Great Alaskan Alehouse ビールがご自慢なお店っぽいですね♪
小さなさびれたカフェ風の外観なのに、お客がどんどん吸い込まれて行きます。 ちょっと期待できるかも・・・とドアを押すと・・・いや〜すごい活気!雰囲気とっても良いです♪ ちょい薄暗い店内のあちこちにあるモニターからは、いろんなスポーツの映像が流れ、 アンティーク風のカウンター席、ハイテーブル&ハイチェア、背もたれの高いボックス式のソファーとかバラエティ。 ひとりでしたがボックス席をもらえたので落ち着けました。 キビキビと動き回るウエイターやウエイトレスが手にしているのは、超デカイお皿にデカグラス、まさにアメリカって感じです。 そしてそのお皿にのっている料理もてんこ盛り・・・すごい! びっしり書かれたメニューを見ると、バーガーやサンドイッチがかなりを占めており、 できればそういうのは避けたく、アラスカらしくシーフードを食べたいな・・・と頼んだのは「オリジナル・クラブロール」 (実はスペルはClubだったのですが、Crab(蟹)だと勘違いしてオーダーしたのです・・・ハズカシ・・・) サンドイッチやバーガーのくくりではなく、メインディッシュの中から選んだのですが、 届いた物は、厚み2cmはゆうにある分厚くて大きなパン2枚に挟まれたサンドイッチだったのです。(>_<) しかもそのパンはトーストされ、た〜っぷりのバターが浸みこんでおりました・・・(-.-) そのボリューミーな2枚のパンの間に挟まれた具は、 ロブスターがゴロゴロ入ってはいるものの、マヨネーズた〜っぷりのコールスロー風がこれまたたっぷりと・・・ 更に大皿からこぼれんばかりのフレンチフライも添えられて・・・ ナイフで半分に切り、なんとか半分は食べましたが、残りの半分は中身だけサラダとして頂きました。 大食漢でこってり大好きな人には天国かもしれませんが、 普通(日本人)サイズの胃袋の持ち主なら、メインからよりアペタイザーからチョイスした方が無難かも知れません。 苦しいお腹をかかえお店を後にし、これは消費せねば・・・とニューサガヤスーパーへ向かいます。 1〜2ブロック過ぎるとアンカレッジの賑やかさが全くなくなり、素敵な景色ばかりで歩くには最高です。
滑走路として造られたディレニー・パークは見晴らしのきく直線の公園で、ここから見る遠い山々は真っ白です。 彩り豊かな葉っぱをつけた木々は実を啄ばむ鳥たちのたまり場、可愛い声でおしゃべりしています。 そんなのを見ながらのんびり歩いていたら、15分でたどり着けるスーパーまで30分もかかってしまいました。
一見普通のアメリカのスーパーですが、 アンカレッジ最大のオリエンタルストアというだけありアジア系食材が豊富で、市内に何店舗かあるようです。 こぶ茶ではなくこんぶ茶のペットボトル入り飲料があったのですが、 こぶ茶って冷たいと海水みたいですよね・・・美味しいのでしょうか? 餅も豆腐も色んな種類がありました。 もちろん普通のアメリカの食品、メキシコやヨーロッパの食品、鮮魚や青果も扱っており、 CARRSで買ったホワイトチーズのポップコーンが美味しかったので探したのですが、 ここに同じ物はなく違うメーカーのを購入しました。(CARRSで購入した方のがずっと美味しかったです。) チェダーとかではなくホワイトチーズのポップコーン、これお勧めです! スモークサーモンやサーモンジャーキーをそれぞれ何種類かお土産用に購入し、 来た道をホテルに戻り、買って来たものを置いたらすぐにお出かけ。 次はお買い得な靴屋さんが入っているとの事でJ.C.レーンへ。 軽くひと回りしてから2軒の靴屋さんを見、旅行用の靴を2足購入。 スーツケースやピギーが50%offだったので(アラスカ州は無税だし・・・)かなり悩んだのですが、 今回はグッと我慢しておきましょ・・・ 外に出ると西の空がとってもきれい♪ 急いでレゾリューション公園へ・・・
夕陽で人気スポットなので、きっと人がいっぱいいるのでしょうと思って着いたら・・・だ〜れもいません。 次から次から飛行機が太陽を右から左に突っ切って、アンカレッジ空港へ着陸して行きます。 太陽が沈む直前、青い海が赤潮かと思うほど朱色に染まり、 水平線に隠れると海は鈍色になり、その代わり雲が茜色に燃えはじめ、もう感動です。 でもそうなるとあっという間に帳がおり、ちょっと心細くなってきたので公園を後にしました。 先ほどのロマンチックな感動はさておいて、ご飯食べましょ ^^; ・・・ やはりブリュワリー・レストランがいいかな・・・と、Snow Goose Restaurant & Sleeping Lady Brewery へ。 面白い名前ですね。
飲みきれないほどビールが部屋にあるので、せっかくのブリュワリーですがワインにしました。 大きめのグラスにこれでもかっ!のナミナミで持ってきてくれました。(-.-) 呑み助としては多いに越したことないですが、それにしても・・・いくらなんでも・・・ でもグラスワインにしてはなかなか美味しいシャルドネでした。 シーフードチャウダーもナミナミ・・・ナミナミがこの店のサービスの一環なのかもしれません。 スプーンを入れるとこぼれます・・・でもこのチャウダーもかなり美味しかったです。 ランチの二の舞にならないよう、アペタイザーから自信を持って選んだものは・・・ なんと大きめのガーリックトーストが8枚もついてきたのです。 普通「スモークサーモンムース」と言えば、スモークサーモンをムース状にした物と思うでしょう? ところがどっこい、ムースではなくスプレッドだったのです。だからこんなにたくさんのパンが付いていたのですね・・・ 確かにスモークサーモンの角切りがゴロゴロ入っていましたが、 お味は悪くないけれど、脂の塊のスプレッドですからそんなに食べられません。 ムースとスプレッドの線引きはアメリカには存在しないのでしょうか・・・ 担当の人に「ドギーバッグできます?」って聞いたのです。 そうしたら「トゥーゴーバッグですよね?OKですよ、今持ってきます。」と言われました。 持帰り可のお店の場合、「Here? or To go ?」とは聞かれますが、ドギーバッグは今や死語なのでしょうか? トゥーゴーバッグを持ってホテルに戻り、これもベランダに出しておきましょ。 すぐに洗濯&入浴し、しっかり冷えているアラスカンビールを飲みつつネット。 おやすみなさいは1時でした。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ 南と北の北米を訪ねて・・・TOP ■ 海外散歩TOP ■ 国旗de散歩TOP ■ 路地裏の散歩道HOME |
≪BACK NEXT≫ |