Queretaro → Mexico City | 2009年09月 RTW6周目第2弾 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
南と北の北米を訪ねて・・・ 5日目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
やや大きい通りに面していたせいもあるけれど、このところなんだか寝付かれない日々・・・ 昨夜1時にベッドに入ったもののず〜っと眠れず、3時半に一旦起きだしてネットをしたり・・・ 今日はただメキシコシティに帰るだけだし、メキシコシティ行きは15分に1本位と本数が多いので、 昼くらいまでのんびりしてもいいかな・・・と開き直ってみたりしたのですが、 ボ〜っとしているだけならさっさとメキシコシティに帰りましょ・・・と支度をして7時にバス停へ。 グアナファトやサンミゲルでは「ターミナル行き」というバスがあったのですが、 ここケレタロは、ターミナル行きというより「ターミナル経由」というバスがほとんどのようです。 なので結構多いルート&本数があっても、不慣れな旅行者には使いづらい・・・ たまたま聞いていた番号のバスが来たから乗れたものの、 バンコクの赤バスよりひどいバンタイプのバスで、それでも均一料金で6.50ペソ(約50円)でした。 ガイドブックと同じ4ペソで乗車できたミニバスはグアナファトだけ、 サンミゲルやケレタロはガイドブックに記載されている料金より5割強増しになっていましたね。 それでも充分に安いですけど・・・ メキシコシティへは、北ターミナル行きでなく空港行きに乗ろうかな?と思っていたのですが、 北ターミナルと空港はとても近いのに倍以上の運賃でした。利用客の足元を見ている金額ですねぇ・・・ あと10分で出発のする Premia Plus の北ターミナル行きがあったので、その切符を購入しました。 もちろん画面で隣のいない前方窓際の席を指定し、バスはすでに来ていたので、 飲み物とスナックの入ったビニール袋をもらって乗車しました。
今回は3時間弱なので、サンドイッチではなくマフィンでした。 りんごの味と香りのするしっとりマフィンが2個、美味しかったです。 後ろが気になるくらいリクライニングするシートを倒して・・・ zzz 前の人が降りたなぁ・・・と思いつつ寝ていたら、なんと終点の北バスターミナルに着いていたのです。 昨夜ほとんど一睡もしていなかったので爆睡しちゃった模様・・・ 20分ほど早かったのでまだ途中のターミナルだと思っていました。^^; 私みたいな人が数人いたのがせめてもの救いでした。(笑) チェックインにはちょい早いので、1本で行ける空港をチェックしてきましょ・・・ 3日前に到着した時は夜だったのでタクシーでお宿に行きましたが、 メキシコを出る日はほど良い時間なので公共の交通手段で空港に行ってみようかなぁ・・・と思っているので。 駅員さんにホームの確認をしてから改札を入ったら、階段の所で30歳位の男性が声をかけてきました。 この人、ほとんど英語がNGなのにニコニコ話かけてくるのです。 駅員さんに聞いていたのを見て(聞いて)いたようで、「空港行きはこっちのホームだよ」と・・・ ホームに上がり電車を待っている間も、スペイン語でずっと話しかけてくるのです。 次の駅で降りるというその人は地方から来たそうで、シティの事はあまり詳しくないようなのに・・・ 下心があるのかな?それともスリ?・・・色々勘ぐってしまいましたが、実は心底優しい人だったのです。 しかも良く見るととってもカッコ良い♪ 好みのタイプかも・・・(爆) 向かいの席の人に「空港駅に着いたら彼女に知らせてあげて」とか頼んでくれたりして・・・ 次の駅で彼は手を振って降りて行き、 空港駅に着くと、隣の赤ちゃん連れのご夫婦が「ここよ」と声をかけてくれました。 地下鉄マップを持っているし、電車の中にも路線図があるので不安はなかったのですが、 優しい人たちのお気持ちがとってもうれしかったです。 ホームにいた駅員に空港への出口を聞いたのですが、スペイン語オンリーなので意思の疎通がうまく行かず ハイウエーの反対側という、一番最悪な出口から出てしまいました・・・(>_<) バス停でバス待ちしていた人に空港への道を尋ねると、 たまたま英語ができ土地勘もある方だったので、近道を教えてもらえましたが、 出口さえ間違えなければ地下鉄駅と空港はとても近いです。 深夜や早朝でなければ、充分利用価値ありだと思いますね。 ただターミナル1の場合、手前に国内線、国際線はその先になるので、 国内線に乗るなら超近いですが国際線の場合ちょっと歩く事になります。 とはいえ同じターミナルビルにあるので、外を歩く事はないですが・・・ 到着・出発両フロア、両替所やTAXI乗場、そしてチェックインカウンター等を確認し、 再びメトロ駅まで歩いて(とっても近くてわかりやすい!)、途中2度乗り換えて本日のお宿へ向かいました。 メキシコを出国する時はタクシーでなくメトロで行こうと思いました。 これは金額の問題ではなく、時間的な事、それに現地の人はみんな利用しているし・・・ ガイドブック等での(危険)情報がかなり偏っているような気がしますが、 こればかりはその時の状況やその人(の感覚)次第、自己責任において判断するしかないと思います。 ホテルのあるソカロで降り広場に出たら、なんだかイベントをやっています。 鉄骨で観客席を造り、あの広いソカロ広場は制限されており自由に通り抜けできないだけでなく、 すごい人混みでなかなか進めません。 大したイベントでなくてもすぐに紙吹雪をまく事で有名なソカロですが、今日のイベントは結構重要みたい・・・
かなりの数のTVカメラや、ブラスバンド?的音楽隊、警備の人など観客よりすごい数です。 良く分からないながら、「環境」に関する集いだったような気がするのですが・・・ 今日からの泊りはソカロ広場に面しているホテルなので、 いつまでもイベントを見ていないで、まずはホテルへ行ってチェックインしましょう。
預けておいたピギーを出してもらい、ベルさんの案内でお部屋へ行くのですが、 エレベーターが歴史を物語っていると言うか、このホテルのプライドなのか・・・ 手動くらいじゃ驚きませんが、エレベーターボーイ(おじさん)が動かすのです。 レトロでとっても素敵ですが、この後何度も利用することになるわけで、 その都度ベルを鳴らして呼ぶのが申し訳ないほどの人力エレベーターでした。
部屋は使いやすくリフォームされているもののアンティーク。 バスルームの電球や蛇口、小物を入れるための木のボックス、丸みを帯びたバスタブ、 手づくり風の歪んだ窓ガラス、白く塗られたドア、調度品もいい味出しています。 安いレートなのでソカロビューは最初から期待していませんが、 パティオビュー?だったのでかえって静かで良かったと思います。 ところがバスルームに行ってみたら、床にかなりの数の髪の毛が散らばっていました。 連泊して自分のかもしれない状態でも気になるのに・・・ 楽しみにしていたホテルだったのでちょっとがっかり、気持ち悪いのでレセプションに電話をしたのです。 「5分待って」のはずでしたが、30分も待たされてやっとお掃除の女の子が来ました。 彼女の掃除の仕方は水を流しモップで拭く・・・というやり方。結構ハードな掃除をしてくれたのですが、 そんな大掛かりの掃除をしてもまだ毛が残っていました(>_<)・・・でももうこれ以上は言えません。 もしかしたら他の担当者の尻拭いだったのかもしれませんから。 でもクリナーをガ〜っとかけてくれれば簡単に済むものを・・・と思うのは私が日本人だからでしょうね。 予定より遅れてしまいましたが街に繰り出しましょ。 まずはメトロとメトロブスを乗り継いでメキシコ自治大学へ。
メトロブスとは・・・2両連結の普通のバスなのですが、 他の車が入れない専用レーンを利用するため、渋滞に巻き込まれずほぼ定時発着するバスです。 そのため運賃はメトロの2ペソに対して5ペソと割高ですし、共通券ではなく専用のカードが必要です。 1回券だけでなくチャージ式カードもあり、デポジットが5ペソ、均一料金の運賃も5ペソです。
世界遺産に登録されるだけあり、壁画は巨大かつ緻密で素晴らしかったのですが、 それを有するキャンパスそのものが地域住民に浸透し、犬を連れた多くの人でにぎわっていました。 中央図書館と牧師の塔に挟まれたキャンパスには、パッチワークのようにピクニックシートが広げられ、 人間は寝そべって日光浴、ペットはにわかお友達と運動会状態で時間がゆっくり流れていました。 再びメトロブスに乗り、ちょっと早めの夕食をとりましょう。 お店の名前は Fisher's 、シーフードが美味しいと評判のレストランです。 たぶんこの通り・・・と歩いていたら、外まで人が溢れていたのですぐわかりました。 実はこの人混みは食べ終わった人達でしたが・・・ 不安ながら入ってみるとやっぱり中も混んでいました。 レセプションで名前を記録してもらい手前の席で名前が呼ばれるまで待機です。 ウェイティング用のシートが充実している所を見ると、日常的に混んでいるのでしょう。 今年20周年記念だからなのか、それともいつもなのかわかりませんが、 ここでアペリティフを作ってくれるカウンターがありました。 アペリティフというより、待っている間のサービスなのでソフトドリンクがメインですが、 コークハイなんてのをリクエストしている人もいましたね。 私は喉が渇いたのでコーラを頂きました。 30分程待つとやっと私の名前が・・・席の希望も聞かれたのテーブル席をお願いしました。
店内は青いガラス張りで至る所に魚や船などのオブジェが飾られ、魚と人間が反対になった感じ・・・ ガラス張りの中でご飯を食べるのを魚に見られている感じが面白い。 手際の良いスタッフがたくさんいるのにてんやわんや、人気店のようです。 英語メニュ−もあり、英語のできるスタッフ(というより幹部?)が担当に変わってくれました。 メニューにない希望のものにも対応してくれたり、ワインの相談にのってくれたり、かなりよくして頂きました。
席に座るとすぐ、トルティージャチップスのおつまみとライムが運ばれてきました。 ライムは半分に切ったものを元の形にして3個串刺しにしたもの、だんご3兄弟(古っ!)みたいで可愛い♪ こうすれば切り口が乾燥しないし清潔でいいですね。 手で絞りたくない人用に絞り器もついていました。 テーブルにはホットソースが4本あったので、少しづつスプーンにとって味見してみました。 辛さの違いだけでなく、スパイスの違いやバランスも絶妙。 買って帰りたいほど美味しいのもあったのですが、残念ながらラベルがなく探すのはちょっと難しいですね。 そんな事をしていたら、担当の男性が声をかけてきたので、「辛いというより美味しい♪」と言ったら、 メキシコ人の沽券にかかわる(爆)からでしょうか、 彼曰く、「世界で一番辛い」のを小さなプラカップに入れて持ってきてくれたのです。 これは確かに辛かった・・・でも旨みが全然ありません。 旨みのない辛さは美味しくないし、単に奇を衒っているだけのような気がしますが、 「辛いっ!」と言ってあげたら(爆)満足してくれました。(^^)v ミニグラスをのせたトレーとポットを手に店内を歩いている人がテーブルに来て、 「新製品のスープの味見をしませんか?」と・・・もちろん頂きました。 クレオール風のスパイシーなスープで美味しかったです。
セビーチェはメニューになかったのですが、尋ねたら厨房に聞きに行ってくれ、 マグロでよければ作ってくれるというのでお願いしました。 でも別段感激するほどのお味ではなかったです。 グアテマラシティとペルーのリマで2度食べたセビーチェが今のところ私のトップ3。 あのセビーチェの味は忘れられません・・・ 海老のイカ墨、これはかなり絶品!でした。 火を通してもしっかり大きめの海老がゴロゴロ入っており、イカ墨も濃厚ながらマイルドで美味しかった〜♪ 塩分は強くないのでそのまま頂いてもいいですし、 温かいトルティージャにグワカモーレ風のアボカドディップと海老をのせ ライムを絞り、ホットソースをちょっと振って頂くとこれまたGoo〜♪ いや〜満足しました♪ このレストランの手前にあるスーパーマーケットで買出しをしてから、 メトロブスとメトロを乗り継いでホテルのあるソカロまで戻りました。 夜のソカロは色鮮やか! そして人もうじゃうじゃ・・・ 昼間のイベントのステージなどは跡形もなく、いつもの広い四角い広場になっていました。
蛍光ライトのグッズをかぶったり、飛ばしたり・・・それはすごい人混みなので、 イルミネーションはもう少し見ていたかったので名残惜しいのですが、ホテルに戻りましょ・・・ 洗濯、入浴など済ませ、お風呂上りのビールを飲みつつネットをしようとしたら・・・ キャッチするもアクセスできず・・・(>_<) 初日のメキシコシティのホテルやケレタロとか・・・期待していないお宿でのアクセス可はラッキーでしたが、 当初からそれが目当てのひとつで少々高くても予約したこのホテルでアクセスできないのは、 誤算とひと言では片付けられないですよねぇ・・・ 部屋でアクセス可というのがチョイスした理由のひとつなので、確認すると・・・ 「アクセスしにくい部屋があるので、フロントロビーなら間違いなくアクセスできる・・・」との事。 シャンプーで髪濡れているし、今はPC持って行きたくないし・・・ 色々送信できる状態にしておいて、明日の夜利用しましょう。
では開き直ってひとり部屋宴会を始めましょ♪ 生ハムをつまみつつソル(ビール)を飲んでま〜ったり・・・こういう時間て旅の醍醐味ですよねぇ・・・ 日本じゃ高い生ハム、い〜っぱい食べておこ♪ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ 南と北の北米を訪ねて・・・TOP ■ 海外散歩TOP ■ 国旗de散歩TOP ■ 路地裏の散歩道HOME |
≪BACK NEXT≫ |