JiuzhaigouHuanglongChuanzhusi
2009年10月 RTW4周目第3弾
七転八起いとをかし 6日目



5時の目覚まし時計で起床。
昨夜も0時過ぎ、2時頃、4時頃と3度も目が覚めてしまいました。
でも電気毛布のお陰で暖かかった分よく眠れましたが・・・

起きると少し頭が痛かったのですが、これは昨日3000m越えの地を歩き回ったからでしょうか。
今朝もカップヌードルの朝食をとり、部屋の鍵を約束しておいた所に置いて誰もいないロビーを出ました。
タクシーを捕まえるのに時間がかかるかと思い早く出たのですが、お宿のすぐ前に1台止まっており、
こんなに簡単に捕まえられるならあと30分遅くてよかったかも・・・

あっという間にバスターミナルになっている九通賓館に到着。
真っ暗な中庭に客が乗ってエンジンがかかっているバスが3〜4台停まっており、
そばまで行って行き先を確認すると全てが成都行きでした。
飛行機が最悪取れなかった場合、利用も考えていた激安バスのようです。
でも10時間は辛いので、ディレイはあったものの空路でよかった・・・

出発までまだ40分もあるので、念の為九通賓館のトイレを使い、ロビーで少し休んでから外に出ると、
成都行きのバスはすでに出発しており、
その大型バスとは明らかに違うミニバスが奥の駐車場の暗闇の中に浮かんで見えました。
もしや・・・と行ってみるとまさしく「黄龍、7時」と書かれており、切符を見せて乗り込みます。
ピギーは後ろのトランクというか座席の後方部分に載せてくれます。


座席は2人掛けが通路を隔てて両サイドに7列の全28人乗りの指定席で、
前方右から1、2、3・・・となっており、私は13番なので前から4列目の窓際、
窓際で良かった♪ と、座った当初は思いました。

出発直前、運転手がなんだかかなり長い説明をしていたのですが、当然中国語オンリーで全くわかりません。
私の隣は、仲間10人位と乗っている20歳代前半位?の男性でした。
その彼にダメモトで「英語できる?」と聞いたら、「できる」ときれいな英語で返ってきました。
これはかなりラッキーな事、後でわかった事ですが彼以外に英語OKの人はいませんでした。
先ほどの案内を説明してもらったら、復路またこのバスを利用して九寨溝に戻りたい人の確認だったようです。
復路も利用する人は運転手に直接払うと安くなるのかもしれませんね。

九寨溝発成都行きの飛行機が早朝の一番便しか取れなかったため、
このバスで途中の空港に近い川主寺まで利用して宿泊するつもりでした。
復路も利用する場合、黄龍観光している間バスの中に荷物を置いておける事も知っていたので、
お隣の彼に値段やら集合時間やら待機場所などを通訳してもらいました。

バスは予定通り7時ちょうどに満席で出発。
驚いた事に暖房が入っておらずめちゃくちゃ寒いのです。
オンボロバスなので、エンジンが温まるまで暖房が入らないのかと思ったのですがそうでもなさそう・・・
こちらの人は着衣で調節できる内は暖房は入れない?みたい・・・寒さに滅法強いのでしょう。

私は手袋していたので多少違いましたが、お隣の男性はずっと手をこすっていました。
ラッキーと思っていた窓際ですが、隙間風が入るだけでなく、
大した景色でもないのに中国人はすぐに窓を開けて写真を撮るので、冷えきった空気がビュービュー。
外気温は0度に近いのに・・・
最悪な事に一番前の人が車酔いしたらしく、窓を細めですがずっと開けているし・・・(>_<)

九寨溝を出て1時間半の8:30、今夜泊まる予定の川主寺を通過、更に5分程走った所でトイレストップしました。
ご想像通り、ずら〜っと並んでの丸見えトイレです。有料なのに・・・
腰丈の低い仕切りのみあるトイレが6つ並んでおり、
待っている人は空いた所に順に入るため、他人の用足しを凝視しています。(>_<)
たまたま一番奥の見えにくいトイレが空いた時が私の番だったのでラッキーでしたが・・・
用が済むとなぜかその場ではなく通路に出てからパンツを上げるのです。なのでホント丸見え・・・
大浴場の更衣室感覚なんでしょうかねぇ・・・
お腹を壊している人がいたら大変ですねぇ、それ以前にあのトイレで小以外はかなり厳しいと思うけど・・・(爆)

川主寺を過ぎるとほとんどが山上りです。
タダでも狭い道路なのに、拡張工事をしているので更に制限され狭くなっており、
おまけに工事のための沢山のダンプやミキサー車がノロノロ運転をしているので、
それを抜きたくてどの車もクラクションを鳴らしっぱなし・・・お互いイライラしちゃうでしょうねぇ・・・

昨日の夕方から夜にかけて九寨溝では小雨でしたが、
標高の高いこちらでは雪だったようで一帯の雪景色がとってもきれいです。
最高地点には記念碑があり、個人的に来ている人達は降りて記念撮影していました。
そしてここからしばらく下りが続くのですが、
トイレストップした川主寺から約1時間経った地点で、とうとうオーバーヒートしてしまいました。


なんとかたどり着いた所にはコンコンと水が出ている太いホースが数本あったので、
このあたりはオーバーヒートのメッカ(-.-)なんでしょうか・・・豊富な雪解け水が有効活用されていました。
10分程水を補給し、いざ出発!と思いきや、今度は後輪がぬかるみにはまってタイヤが空回り・・・(>_<)
パイプやら棒切れやらを使って3人がかりで奮闘、なんとか5分程で脱出成功、やれやれです。

バスが走り出すとなんと5分程で黄龍に着いてしまいました。(黄龍到着10:05)
あとちょっとの所でオーバーヒートに捕まってしまっていたのですね。

バスを降りる際、復路もこのバスを利用したい人は運転手に申し出て運賃を支払います。
その際運転手が今までの座席番号と行き先をノートに記録しており、
ピギーは後ろのトランクに入れたまま(ドアの施錠あり)なので、表向きはとりあえず安心ですね。
隣の席の彼がこの間も通訳してくれたので、とても心強かったです。


黄龍 (黄龍国家級風景名勝区)

岷山山脈の一部である標高5110mの玉翠山頂から北に向かって伸びる全長7.5kmの峡谷で、世界有数のカルスト地形である。
隆起した石灰岩層が氷河に侵食されて巨大な峡谷となり、そこに石灰質豊富な水が流れ続けた結果、
石灰華の沈殿したエメラルドグリーンの美しい石灰棚や、黄金色に輝く石灰岩の層、そして石灰岩の滝や谷が形成された。
黄色がかった乳白色の石灰岩の連なりは、雪を頂いた山脈を昇ってゆく黄色い龍の姿にたとえられ黄龍と呼ばれるようになった。
黄龍は3000mを越える高地にあり、観光の目玉である五彩池は更に上の3553mに位置している。

1992年、世界遺産・自然遺産に登録された。

ユネスコ登録記念碑 メインゲート 入場券売り場

私が乗ってきたバスのほとんどの客は、ここにあるメインゲートから歩いて上って行くようですが、
軟弱者&時間がない私は、シャトルバスに乗って数分のロープウエイ乗場へ向かいます。

メインゲートとロープウエイ乗場間を無料送迎するバスとバス停

ロープウエイは2006年に開通したのですが、乗り場だけでなく頂上の降り場に関しても、
景観が損なわないようちょっと離れた所に、さらに黄龍溝を歩く人の目に直接触れないよう考慮され造られています。


頂上はうっすら雪化粧 酸素ステーション 牛肉のおつまみ食べつつ

ロープウエーで「望龍坪」(標高3600m)へ。降りたら一面の雪♪ まだあまり踏まれておらずきれいです。
間に合わなかったのか遊歩道の半面だけ除雪してあったり、滑り止めの布が敷かれたりしていました。

所々に無料の酸素ステーションがあるのは親切ですね。
自分専用のマウスピース(販売もしています)があれば使い放題らしいですが、衛生的にはどうなんでしょ?
ロープウエイを降りてすぐの酸素ステーションに、死にそうな顔をした人が何人か酸素吸入していました。
上まではまだまだなのに・・・ここまでの間にはしゃいでしまったのかしら?
私は半年前のクスコやプーノで慣れたせいか、空気が薄い事すら感じず全く大丈夫でした。

上の右写真のような森の中の遊歩道を歩く事30分、やっと黄龍らしい風景が目の前に広がりました。
ロープウエイを使っても、出るだけでこれだけ歩くのですから、
黄龍に1泊しない場合、感動は薄れるかもしれませんが絶対ロープウエイを使うべきだと思いました。
九寨溝からのバスで隣だった彼とその一行は歩いて上るって言ってたけど、きっと大変でしょうねぇ・・・

後方がロープウエイから続く道 森を抜けてやっと出てきた所

正面に雪宝頂がそびえ、目の前には広大な黄色い岩盤に流れる水の飛沫がキラキラと輝いています。
神秘の黄龍溝を形成しているのがこのトラバーチンと呼ばれる石灰岩の岩盤で、
黄龍は世界最大規模のトラバーチン地形がある事でも有名なのだそうです。
その岩盤の上に渡された木道で横切ると、下から歩いて上って来る道と合流します。
この合流点から五彩池までは更に2km弱上るのですが、その途中の簸箕海でなにやら撮影をしていました。


ピンクのヤッケを着た女性が黄龍の歴史を説明しており、その時はなんの撮影かわからなかったのですが、
帰国後何気なく見た「世界ふしぎ発見!」でまさしくこの場面が放送されていました。



簸箕海(ひきかい)

広大な黄色い岩盤にある黒い小さな段々がまるで龍のウロコみたいなせせらぎです。
この小さな段々もあと何十年かすると立派な棚田になるのでしょうか?



黄龍古寺(こうりゅうこじ)

黄龍溝に二つある寺のひとつで「雪山寺」とも呼ばれ
明代に創建された道教の寺院ながらチベット仏教の法輪もあり、道教と仏教が融和している珍しい寺院との事です。



黄龍洞(こうりゅうどう)

黄龍寺に向かって左隣には洞窟へ続く階段があるのですが、意外や入ろうとする人は少ないです。
歩いて疲れきっているのに、更に階段を上り下りしたくないのでしょうか・・・
頭がぶつかりそうになりながら入ると、小さな入口からは想像できないほど中は広く、
鍾乳石から滴り落ちる水で足元がぬかるんでいるだけでなく、頭上からもポタポタと落ちて来ます。



五彩池(ごさいち)

さて楽しみにしていた、「人間瑶池(この世の仙境)」と称えられ、黄龍で一番人気の五彩池です。
標高3576m、黄龍溝で最も高い場所あり、大小693の池からなっています。
この五彩池は黄龍古寺の裏側に広がっており、ぐるっと一周できるのでもちろん歩きます!
途中何箇所かビュースポットがあり、いろいろな角度から五彩池を眺めることができます。



閑話休題、黄龍でもちょこっとトイレを・・・

黄龍ツツジでブラインドされたトイレはやはりきれいで、たまたまかもしれませんが利用したのは和式風、
九寨溝の洋式と同じようなビニールシート(袋?)で処理するシステムでした。
ここ黄龍ではちゃんとトイレットペーパーも常設されており、とっても冷たい水ですが手洗い場もきれいです。



黄龍中寺(こうりゅうちゅうじ)

明代に創建されたチベット仏教寺院ですが中には入れず、手入れも行き届いておらずかなり荒れていました。



接仙橋(せつせんきょう)
ポインタしてね

茅葺屋根の小さな接仙橋は両サイドにベンチが付いておりちょっとひと休みできます。



争艶彩池(そうえんさいち)

658もの小池が集まり艶を競うように輝き、五彩池に次ぐ規模と人気のある池です。
石灰棚の色が少し黄色っぽく若干高さもあるせいかその分水深もあり、
コバルトブルーやエメラルドグリーンの水が澄んでいてきれいです。
隣り合った池で同じ水が流れているのにこの色分けは不思議ですねぇ。



娑夢映彩池(さむえいさいち)

娑夢映とはつつじの事らしく、この辺には沢山のつつじが植えられており、
春〜夏にかけて色とりどりに咲いたつつじを映す池がとても美しいためこの名がついたようです。
小さいものも含め400もの池で構成されています。



明鏡倒影池(めいきょうとうえいち)

180の小池からなり、総面積は3600u。
その名の通り鏡のように清い水面は、空、雪山、原生林などをきれいに映しています。



盆景池(ぼんけいち)

深さ大きさ多様の330あまりの小池からなる盆景池の総面積は20240uで、
池の中や周辺の木、花、草、石などと調和し、大自然が作り出す盆栽だと言われています。



金沙舗地(きんさほち)

長さ2.5km、幅100mの傾斜地である金砂舗地は、浅瀬の川底に金色の鱗状のトラバーチンが固まった渓流で、
龍が雪山から飛び降りてきたように見える事から「黄龍溝」の名の由来となった場所です。
後方にそびえる雪の玉翠峰(5160m)共々雄大です。



蓮台飛漠(れんだいひばく)

高さは167m、幅19mの滝で、滝の下の岩が仏様の蓮台のように見えることから名づけられたそうです。
基盤が鍾乳石のようなベージュなので、水がキラキラして見えました。



飛漠流輝(ひばくりゅうき)

飛瀑流輝は高さは14m、幅は68mの滝です。



迎賓彩池(げいひんさいち)

ここも鮮やかな水を湛える石灰棚があり、その色がまさに水色!とってもきれいです。
奥には淡いエメラルド色の池もあり、迎賓と言う名になんとなくうなずける気品のある池でした。



時間が限られているので、景色の素敵な所でぼ〜っとする時間をとれなかったのが残念ですが、
ロープウェイで一気に上がり、ゆっくり観ながら歩いて下りてたっぷり4時間かかりました。
下から歩いて上っていたらどの位かかるのでしょう?
疲れてしまい帰りはロープウエイ・・・だなんてことになったりして・・・
高山病予防のためにも疲労はなるべく最小限にした方が安心だと思います。
それに午前中から昼にかけて上る場合、太陽に向かう形になり疲労がたまりそうですし、
上から歩いて下りた方が逆光にならず見下ろす形になり、多少撮りやすいかもしれません。

出入り口の所に郵便局の出張所があり、絵葉書になっている入場券を出す事ができます。
中国国内ならそのまま出せ、海外の場合は差額の切手も販売しています。

出口を出、左手にあるビジターセンターへ。
ちょっとした展示物があったり、お土産や軽食などを販売していたりしており、
ぐるっと軽く見てからトイレを使って、集合時間まで30分あるのですが早めに駐車場へ向かいます。
乗ってきたミニバスはすぐに見つかったもののまだ誰も来ておらず・・・
でも運転手がすぐに鍵を開けくれたので座って待つ事ができました。

ところがここは中国、そしてほとんど全員が中国人、
時間厳守という言葉を知らないのか、約束は破るもの思っているのか、時間までに来たのは私ひとりでした。
でもま〜許容範囲の10分前後の遅れで7割位が戻ってきたものの、20分以上遅れたのも1組。
やっと出るのか・・・と思いきや、
運転手と助手が何度も人数を数えては名簿と照らし合わせて「まだ来ていない」・・・と。
結局30分遅れて出発したら、駐車場を回りこんだ時その遅れている人を発見、
今度は散々待たされた中の数人が「トイレ!」と・・・。
トータル1時間遅れで黄龍の駐車場を出発しました。
でもこの運転手と助手は優しいですよね、こんな所に置いてきぼりになったら大変ですから・・・
それに私はすぐの川主寺で降りちゃうので多少遅れても全然平気ですし。

川主寺(せんしゅじ/チェントースー)で降りるのは私ひとりかと思っていたら、1/3位の人が降りました。
ここから各方面行きのバスが出ているからなのでしょう。
私も時間があったらここから松蕃に行きたかったのですが・・・

川主寺でのお宿の予約はしていないだけでなく、この地の情報がまったくなかったので
とりあえずバスターミナル(というかホテルの駐車場が乗降場になっている感じ)横のホテルへ行って
金額を聞くと思ったより安かったので部屋を見せてもらい、納得したのでここに決めました。
探す手間や、荷物を持って移動する事なく決まってよかったです。
ただここのフロント、子供のような若い子3人で、大丈夫?って感じです。
もしかしたら見た目より年はいっているのかもしれませんが・・・
おまけに言葉が全く通じず、筆談するもほとんど意思疎通不可状態。
それでも1泊泊まりたいという事は理解してもらえ、私も宿泊料金を理解したので、
前払い+デポジットを払いなんとか契約完了しました。

マッサージの店や美味しい店、ビールを買える超市の場所などは筆談で聞き出せたものの、
明朝出発が早いのでタクシーの手配をして欲しいとか、デポジットの返金の確認等は意思疎通不可。(>_<)
ま〜どうにかなるでしょ・・・


エアコンもしっかり効くので温かいし、料金にしてはきれいで使いやすい部屋でした。
シャワーオンリーながら熱いお湯も時間制限なしなのでよかった♪

気圧でペットボトルが変形しています。

さて荷物を置いたら、お散歩へGO!


それにしてもなんだかぱっとしない町ですねぇ・・・
人が歩いていないし、車が通るとすごくホコリっぽい。

お勧めの食堂って言ったって、このあたりには2〜3軒しかなさそうだし、
入口がオープンの、4〜5卓しかない大衆食堂といった雰囲気のお店でした。
でもその2〜3軒の中では抜きん出てお客が入っていたので、美味しいのでしょうね、きっと。
とりあえず場所だけチェックし、先にコンビニ風の超市でビールを1本買って部屋に置いてからそのお店へ。

砂鍋飯 炒菜は松茸ごっそり♪

たまたま私がお店に入った時は誰もいなかったのですが、
すぐ後に男女2人連れが入って来てちゃちゃっとオーダーを済ますと、お話が弾んでいました。
何にしようかなぁと壁に貼られているメニューを見ていたら、その女性が「こんにちは」と。
彼女はちょこっと日本語がしゃべれたのです。
そして「何食べたいですか?」と・・・日本人が滞在しそうもないこんな町でびっくり!
メニューを説明してくれ、注文もしてくれました。

2つオーダーした内のひとつは砂鍋(実際は作りの上が口で下が肉)飯で、
細竹と豚バラ肉、青菜の入った薄味の雑炊風のもの。
もう1品は炒菜にし、選べる具材はなんと松茸♪にしました。
松茸といっても日本のような香りはまったくないのですが食感はまさに松茸で、
何本入っているの?と言うほどの量でした。
こちらでも今が旬らしく人気のようで、食後精算の時私の伝票を見た彼女は「高い!」と言ってましたっけ。
もちろん日本人の私にとってはめちゃくちゃ安いのですが・・・両方で550円位でしたから。

でこのお二人はカップルではなく職場の友達だったよう、
彼女は成都の日本語学校で学んだそうですが、日本語を話せる友達がいると電話で呼び出したのです。
食べている最中に3人の女性がやって来たのですが、3人とも日本語がとっても上手!
話をよく聞くと、後から来た3人は日本人ツアーのルートに入っている土産物屋の従業員だったのです。

食べ終わったというのにしばらくこの店で色々お話をしました。
明日空港へ行くタクシーの相談をしたら、タクシー会社に電話をしてくれたのですがつながらず、
知り合いのタクシードライバーに電話をしてくれたのですが、これまたつながらず・・・
道路に出て、なかなか来ないタクシーをやっと捕まえ、時間と値段を交渉し予約をしてくれました。
「ナンバープレートを撮っておきなさい」とか、何かあったらと住所と携帯電話番号を書いたメモを渡され
とっても親切にして頂きました。

みなさんどうもありがとう♪

みなさんとお別れしてすぐそばのホテルへ戻ります。
シャワーを浴び、ビール飲みつつ、楽しかった事を回想したり記録をつけたり・・・
お腹もいっぱい、温かい優しさにも満たされ、何もない川主寺だけどここに宿泊を決めて良かった♪

(日本語にない文字が含まれている場合、それに近い文字を代用しました。また和名の読み方が正確でない場合もあります。)


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