Bangkok Vientiane
2009年12月 RTW4周目第4弾
魅せられて、癒されて 3日目



6時のモーニングコールで起床。
夕べはなんだか眠れなかったので寝起き非常に良くないです・・・
それでも支度が済んだら時間があったので朝ごはんを食べに1階へ。

カオパット(炒飯)がパッタイ(焼きそば)に変わり、
フルーツがパパイヤとバナナに変わっている他は昨日と全く同じでした。

夕べちょっと話をした日本語堪能な子が今朝もレセプションにいたので、
空港までのエアポートバスと路線バスの相談をしたらミニバスのことを教えてくれました。
両バスより頻発しているらしい・・・へぇ〜知らなかった。

チェックアウトして教えてもらった所に行くと1台のワゴンが停まっており、
傍らにテーブルと椅子を出してチケットを売っていました。空港までなんと25バーツ!
ミニバスと聞いていたのでオンボロかと思ったら普通じゃないですか・・・


始発から乗ったのは私ひとりだけでしたが、通りに出ると停留所毎に頻繁に乗降があり、
所要時間がどの位かかるのかちょっと不安になったのですがすぐに満席になり、
満席になると後は空港までノンストップ。ちょうど50分でターミナル1階に横付けでした。
ということはバスセンターで乗り換えが必要な552などの路線バスより便利ですねぇ・・・
ただし荷物置き場がないので、大きい荷物があるとちょっと無理だと思います。


エレベーターで出発フロアの4階に上がりAカウンターへ。


座ってチェックインし、奥のセキュリティとイミグレのファストトラックを抜けるとあっという間にラウンジです。
このロイヤル・シルク・ラウンジもすり抜けてロイヤル・オーキッド・スパへ。


待ちなしですぐに利用でき、今日はメリディアン・フットマッサージをお願いしました。
たっぷり30分、とっても気持ち良かった〜・・・終わったら靴がゆるくなっていました。
担当によると思いますが、ここではフットの方がお値打ちかもしれません。
ただフットマッサージの場合、これも担当者によるのかもしれませんが、
マッサージが終わると靴下を履かせてくれるのですが、それが気恥ずかしかったです。
自分で履く・・・と言うのに、「いえいえ、私がやりますから・・・」と履かせてくれました。^^;
男性ならそういうのがうれしいんでしょうけど・・・^m^

搭乗ゲートはC8なので、Cコンコースのラウンジへ移動しておきましょう。


ミニサイズの中華まんとスープを頂いたのですが、お味はかなりイマイチでした。
PCを立ち上げてちょっと遊んでいると、ゲートが開いたと表示。
スワンナプームの場合、「ゲートが開いた=ゲートロビーに入れる」ということなので、
表示されてからPCを仕舞い、歯磨きをしてからラウンジを後にしました。



ゲートロビーに入る時、ラオスの出入国カード、税関申告書、健康問診表が渡されました。
飛行時間は1時間10分、離発着を除くとその約半分の時間でミールサービスも入りかなり慌しいから、
事前に渡して頂ければ記入しておけるので安心ですね。


 BKK→VTE 1145→1255 TG570 AB6 1h10 GMT+7 .

オンタイムの11:45にスポットを離れ、10分後には離陸、とってもスムーズです。
水平飛行に入るやいなやすぐに軽食のサービスが・・・飛行時間が短いのでとってもスピーディー。

オードブル デザート

短距離なのでミールというよりはおやつ感覚ですが、
スモークしたハリバットとまぐろ、かぼちゃのグリル、アップルサラダ・・・と、ワインが欲しくなるラインナップ。
デザートは蓮の実入りのエッグカスタード、ちょいヘビーなので赤ワインと一緒に頂くと美味しいです。
フルボトルを両手に持って何度も回ってくれるのがうれしいですね。
でもお初の地ゆえ気を引き締めて上陸しないといけないので、ほどほどにしておきましょう。

今回も蘭のコサージュを頂きました。


10分ほど早い12:45、ビエンチャン・ワッタイ国際空港にランディング。
国際空港とは思えないほどこぢんまりした空港です。
パスポートの顔写真と本人の顔を何度も見比べるといったのんびりした入国審査を受け、
出口の所にポツンとあるタクシー受付で行き先を言って支払うと、ドライバーが車に案内してくれます。
ちなみにここでの支払いはバーツでもドルでもOK、
まだキープを持っていないので、バーツより若干お得だったドルで支払いました。(US$6)

予約はしていなかったのですが、泊まりたいと思っているホテルで降り、
当然泊まれると思いレセプションに行くと・・・なんと満室ですって!(>_<)
連泊じゃなくて今日だけとか明日だけは?の問いにもNGでした。
「姉妹?ホテルがあるので電話しましょうか?」と言ってくれたのですが、イマイチ立地がピンとこなかったので、
自分の中で決めていた第二希望のお宿へテクテク歩いて行きました。それにしても暑い・・・

でも・・・なんとここも満室!
そしてトドメのひと言が「この辺はどこも満室だよ」ですって・・・
なぜ?と聞くと、「シーゲーム」だそう、なに?シーゲームって・・・?
で、ここのスタッフがホテルカードの綴りを開いて電話をかけてくれたのですが軒並み満室です。
やっと4件目にして空いているお宿が・・・ゲストハウスなのでかなり安いのが気になりますが、
もうこの際どんなお宿でもいい!とキープしてもらい向かいました。

シーゲームとは、South East Asia Games の頭文字から SEA GAMEと呼ばれる「東南アジア競技大会」の事で、
2年に1度開催され、今年で25回目を迎えた東南アジア最大のスポーツイベント。
第1回のタイでの開催以来、タイでは合計6回も開催されているものの、ラオスでは初めての国際大会。
2009年12月08日〜18日、ラオスの首都ビエンチャンでオリンピックさながらの競技が行われた。


外観は4階建の立派な建物じゃないですか。
その立派な建物に入る際、靴を脱いで入るのがホテルとの違いでしょうか・・・
タイルや石の上をみんなペタペタ素足で歩いています。日本の風習に似ているといえば似てますが・・・
軒並み満室なので欲は言えませんし、たぶんここに泊まることになると思いつつも、
即決する前に部屋を見せて欲しいと申し出ました。

4階建の4階、しかも手前の角部屋なので眺めはとても良く、ベッドは充分清潔。
ベッドの上には、安物石鹸と、不釣合いな程良質のソフトなバスタオルが置かれていました。
トイレとシャワースペースに仕切りがないのが気になりますが、シャワーはクロックス履いたまま利用すればいいか・・・
それ以外の屋内では持参スリッパを使いましょ。
空室の確証がないのにこれ以上探すのは時間の無駄なので、ここに決めることにしました。

概観は立派ですねぇ・・・ 靴を脱いで建物へポインタしてね ゲストハウスにしてはまあまあ・・・

エアコンを強くして汗を落ち着かせ、とりあえず着替えたら早速出かけましょう。

ラオス国立博物館 国立文化会館

シーゲームのせいか博物館も文化会館も門が閉ざされていました。
明後日の航空券の手配が済まないとビエンチャンの観光も食も楽しめないので、横目で見るだけ・・・

メコン川方面に右折し5分ほど歩くと、ビエンチャンのヘソであるナンプ広場にぶつかります。

ナンプ広場 ナンプ広場を取り囲む味のある建物

ナンプとは噴水という意味で、植え込みのある広場の中心に噴水が鎮座しています。
噴水を眺めるように置かれている木製のベンチも温かみがあっていい感じですし、
おしゃれなカフェやレストランがこの広場を更に取り囲むように建っています。

軽くひと回りしたら座る時間も惜しんでラオス航空の本社へ。

ラオ航空

1階がカウンターになっており、驚いたことに窓口のほとんどの人は英語が堪能でした。
希望通りの日付と便であっけなく予約&発券できてしまいました。
クレジットカードでの支払いも可能、ちなみにクレカ払いはUS$扱いになります。
日本で購入する場合と同じ金額でしたが、クレカ払いに対する手数料は現地の方が安かったです。
また現地購入した決済日がたまたまドル安に傾いた日だったので更にお得でした。

航空券がGETできたらあとは現地通貨も手に入れないと・・・
何軒かの両替所のレートを比べると、大きな差ではないもののテンデンバラバラ・・・と最初は思ったのですが、
通貨単位が小さいのと、端数は必ず切り捨てになるので、円換算すると結局は同じレートになりました。

レートが良くいつも人が並んでいた両替所

小さなお店でもバーツやドルがそのまま利用できるラオスですが、やはり現地通貨の方がお得です。
これはどこの国でも言える事ですよね。
キリが悪い時などに外貨の方が有利になる事がたまにありましたが、それは稀な事。
最初から外貨の方が有利な場合は、観光客目当ての店であり価格だと思います。
かなり下がった時に両替したUS$、レートの良い所で両替したバーツ、そして円を持参していたのですが、
バーツからキープへの両替が有利な事が多かったですね、とは言え微々たる差ですが・・・


今回は「癒し」がテーマの旅なのです。
視覚、聴覚、臭覚、味覚 などなどにおいて癒されたい・・・
そしてコリ症、腰痛持ちとしてはマッサージ三昧も楽しみにしていました。いつもの事ですけど・・・
という事でラオス初上陸最初のマッサージへ♪


ドアをピッタリ閉めた入りにくいお店で、チラッと覗いても誰も勧誘に来ないのがラオスらしいです。
この店も入り口で靴を脱ぐのですが、なくなったり間違ったりってないのかしら・・・
大した靴ではないですが、入り口から遠く離れた目に付きにくい端に脱いでお店に上がると、
受付には誰もおらず、でも物音で察知したようで奥から人が出てきました。
マッサージだけでなくエステ関係もありましたが、基本のラオスマッサージの1時間をお願いしました。

タイマッサージから発展した(真似した?)と言われるラオスマッサージですが、
足先から始め、足マッサージがメインになるタイマッサージに比べ
この店のラオスマッサージは、背中や腰、肩、首筋のマッサージがメインでした。
なのでかなり私好みのマッサージですし、担当の人もそこそこ上手で満足しました。
なにより1時間500円というのは、バンコクでもなかなか巡り合えない金額ですよね。


「メコン川を眺めながらビアラオを飲みたい!」というのがラオスでの大きな目的。
なのでイソイソとメコン川に出ると・・・なんだか抱いていたイメージとずいぶん違います。


乾季で水量が少ない上、水量が少ないこの時期を利用して埋め立て工事をしていたのです。
(この後出てくる屋台のおじさんの話では、道幅を広げるため埋め立てているのだそうです。)


水のない川にはクレーンなどの重機が入り、夕方から曇ってきて夕陽どころか夕焼けも期待薄。
こんな景色でのビアラオはあきらめ、夕食の際に楽しむ事にしました。
夕食はお目当てのお店があったので、冷やかすだけのつもりで川沿いを西に歩いていたら、
片言の日本語でお店への勧誘があったのです。
こんな所で日本語だなんて・・・しかも屋台の人が日本語を話せるなんて・・・

じゃあここでビアラオだけでも・・・と足を止めたら、なんと日本語完璧のオーナーが出てきたのです!
最初はなんだか胡散臭いなぁ・・・と思ったのですが・・・

初ビアラオ♪ 豚肉のグリルポインタしてね ラオス風ソムタム

水は少なくても念願のメコン川ほとりでの初ビアラオ、やっぱり美味しいですね。満足♪
お腹が空いていないのでおつまみ程度と思いソムタムをお願いすると、
「ラオス風とタイ風どっちがいい?」と聞かれ、当然ラオス風をチョイスしました。
ラオス風は「臭い魚を入れる」そうで、臭い魚はナマではないとの事。醗酵させた魚ならナマだと思うのですが・・・
実際食べてみると全然臭くはなくコクがあるといった程度、タイ風共々どちらも好きですね。

オーダーの際「カオニャオは?」と聞かれたので「いらない」と言ったのですが、
テントの端で従業員が熱々をハフハフしながらつまみ食いしているのを見、
「カオニャオくださ〜い!」とつい頼んでしまいました。
ここのカオニャオめっちゃ美味しい♪ 今まで食べた中で一番美味しかったです!!

オーナーのおじさんの「先生っ!」と大きな声。振り向くとひとりの日本人男性が・・・
バンコクにお住まいのこの方はラオスとタイを行ったり来たりしてお仕事をしている方で、テーブルをご一緒しました。
オーナーからの差し入れがあったりして、思いがけず21時すぎまで話し込んでしまいました。
あの時胡散臭いと無視していたら、お二人との出会いはなかったわけで、
こういう一期一会が旅の醍醐味でもあるんですよねぇ・・・

帰り道、明日の朝ごはん屋さんの場所をチェックしながらお宿へ帰り、すぐにシャワーを。
屋外バーみたいなお店がGHの前にあり、なんとGHで買うより安くビアラオが買えるのです。
街灯が薄暗いので、濡れた髪のまま買いに行ってもへっちゃら!^^; 
部屋でまたもや冷たいビアラオを飲んでまったり・・・今日も素敵な1日で良かった♪



  ■ 魅せられて、癒されてTOP
  ■ 海外散歩TOP
 
 ■ 国旗de散歩TOP
 
 ■ 路地裏の散歩道HOME
      ≪BACK          NEXT≫