Vientiane Luang Phabang
2009年12月 RTW4周目第4弾
魅せられて、癒されて 5日目



あ〜夕べは辛かった・・・
2〜3回トイレとお友達をしてやっと落ち着いたのは明け方でした。
でもマンゴースムージーは美味しかったので後悔していませんし、
トイレのお友達になったのはゲストハウスに戻ってからだったのが不幸中の幸いでした。
バンコク同様、洗礼を受けてしまえばこっちのもの!(爆)

6時に起き出し、荷物を全てまとめておき、ちょい薄暗い6:40に散歩方々朝ごはんを食べに出かけます。
昨日のフーが食べたいけれど、せっかくのラオス、違うものにもトライせねば・・・

カオ・チー・サイ・クアン ポインタしてね ポインタしてね

朝ごはんで人気のNumphu Coffee(ナンプコーヒー)にやってきました。
いろんなモーニングセットがあるのですが、やっぱりラオスサンドイッチが食べたいので単品にしました。
バゲットサンドではホーチミン・ニューランのバインミーが絶品でしたが、
香草やソース、ラオスハムが特徴的なカオ・チー・サイ・クアンはバインミーに勝るとも劣りません!
ラオスにしてはちょっとよいお値段の10000キープ(約100円)ですが、
めちゃくちゃ美味しいし、日本人感覚としてはかなりお安いですよねぇ・・・とっても満足な朝ごはんでした♪


散歩方々ナンプ広場近くのちょい高級志向のスーパー、ピンポンマーケットへ。
ヨーグルトやケーキ、パンが美味しそう・・・と昨日チェック済みだったのですが、
さすがに美味しいカオ・チー・サイ・クアンでお腹いっぱいなので、ヨーグルトだけ購入。

同じ道ではつまらないので、昨日も今日も通っていない細道・裏道をジグザグしながらGHへ戻ります。
GHに戻ったのが8:15、お部屋で今買ってきたヨーグルトを食べ、ひと休みし、9時にチェックアウトしました。

さて空港までの足ですが・・・
昨日から相談していた唯一英語の話せる女性の姿が見当たりません。
スタッフの女性に尋ねると、入り口手前のプレハブ?のような所を開けて声をかけています。
6畳位のベッドルームがちらっと見え、たった今起こされたって感じで目をこすりながら、パジャマ姿で出てきました。
昨日の話では、「トゥクトゥクもタクシーも同じ値段、明日の朝タクシーを呼んであげる」との事だったのですが、
なんだか彼女が送ってくれるみたいです。
こちらにしてはちょっと高級っぽい彼女の車に案内されたのはいいけれど、
まだ目をこすっているし、パジャマのままだし、なにより手ぶら・・・免許証とか持ったのかしら?
寝起きのすっぴんにしてはとってもきれいな横顔で、色々お話をしたらオーナー夫婦の娘さんで22歳だそう。
いつも日本人に間違われる・・・と仰っていましたが、色白できれいな人でした。


正面が国際線、右が国内線ターミナル 国内線ターミナル 国内線ターミナルの待合室 チェックインカウンター

ワッタイ空港の国内線ターミナルを入ると、空港とは思えないほど小さな待合室が正面にあり、
右手にチェックインカウンター、左手がセキュリティと搭乗ゲートになっています。
航空券を購入時、国内線なのに「遅くても2時間前には行っているように」と言われていたから早く来たのに、
チェックインカウンターには人がおらず、たまたま歩いていた人に聞くとカウンターオープンはなんと10時だそう・・・
なんだ・・・出発の1時間半前じゃない・・・
しかもやっと10時にチェックインしたら、今度はセキュリティが開くのが10時半なのだそう・・・ったく〜(-.-)
待合室ではシーゲームのTV中継にみんな夢中で、やんややんやの大盛り上がり!
搭乗客はあまりおらずほとんどが従業員やドライバーでしたけど・・・

10時半に入り口が開けられ、国内線だというのにイミグレみたいなブースでひとりひとりチェックです。
さすがにスタンプは押さないものの、パスポートの写真と顔を見比べ、
なんと搭乗名簿があり、搭乗券&パスポートをその名簿と照合しチェックをしていました。
原始的というか、きっちりしているというか・・・
そしてX線に持ち込み手荷物を通した先が、これまた小さな搭乗待合室になっています。
目の前にはこれから搭乗する飛行機が見えるので、ここなら飽きないでいられますね。

搭乗機へのアクセスはバス利用でした。
ドアは後方の1箇所のみ、前方窓際をリクエストして失敗しちゃいましたねぇ・・・

ポインタしてね
 VTE→LPQ 1150→1230 QV101 ATR72 40M GMT+7 .

後方から乗り込む際、後ろのギャレーでピギーを預かってくれたので手ぶらで前へ。
1列目に大柄な西洋人が座っている以外、前から5列め位までは誰も座っておらず・・・
出口が後方なのをみなさんご存知だったのですねぇ。
そんなわけで回りに人がいなかった分、気兼ねなくゆったり広く使えました。


11:55スポットを離れ、12:02 Take off 。
窓の高さより上に翼が付いているので、どの窓席からでも眺めは良いのですが、
私の席の窓の向こうにはプロペラがあり、目障りなだけでなく、飛びたったらその音のうるさいこと!
ずっと聞いていたら難聴になってしまいそうな程のボリュームなので、
1列前に移動し、更にイヤーウイスパーをしました。
安定飛行に入るとプラカップに入った水とお手拭が配られたのですが、
わずか40分なので何もなくていいと思うのですけどねぇ・・・

色々いわくつきのラオ航空ですがとってもスムーズなフライトで快適でした・・・ホッ・・・
ほぼ定時の12:35、ルアンパバーン空港にランディング。
ワッタイより更に小さいバスターミナルサイズの空港で、もちろんターミナルビルまでは歩いて行きます。




Luang Phabang ルアン・パバン
ルアン・パバンは1353年からラーンサーン王国の首都になり、セーターティラート王の時代に一時的に地方都市となったものの
1975年までルアン・パバン王国の首都として機能してきた重要な町であった。
歴史的に価値のある伝統的な建造物が多く残っているが、文化遺産として登録されているのは特定な建造物ではなく町全体である。
またラオス全土で行われている托鉢だが、ルアン・パバンのそれは最大級規模であり、この町の代名詞でもある。
1995年、世界遺産・文化遺産に登録された。
注:タイ語の影響から呼ばれているルアン・プラバーンという響きが個人的には好きなのですが、
世界遺産についてはユネスコに登録されているルアン・パバン、この旅行記については一般的なルアンパバーンと表記します。


ビエンチャンのように門前払いになったらどうしよう・・・と不安になりつつも、タクシーでお目当てのお宿に向かいます。
一応第3希望までチェックしておいたのですが、第1希望のお宿に空きがありラッキ〜♪

ポインタしてね

8室しかないこのお宿の3タイプの部屋全て見せてもらい、
安い部屋でも充分きれいだったのですが、一番高い部屋は角部屋でさすがに広くて使いやすい上、
ベランダも両方に付いているので日差しによって使い分けられるし、何よりお部屋からの眺めで決めました。
どんな眺め?・・・それは明日のお楽しみ♪

荷物を整理してひと休みしたら早速出かけましょう。
世界遺産に登録されている町をブラブラ歩くだけでもリフレッシュできますねぇ。
ひとしきり町歩きを楽しんだら、ルアンパバーンでの初マッサージで癒されましょう。


細長いカフェの一番奥がマッサージ屋さんになっています。
網代編みの壁は写真写りは良さそうに見えますが、実際には着替えとかで見えちゃいそうで不安でしたし、
ベッドの上のシートはビニールだし、枕はなんだか臭うし・・・(>_<)
ラックにバスタオルやフェイスタオルがあったので、使わなかった私の担当が気が利かなかったのかもしれません。
でもそんな事を抜きにしてマッサージの腕前だけみても、
華奢で若い女性の力任せなマッサージは気持ち良いものではなかったです。
1時間US$5だから許せるものの、2度目はないでしょうねぇ・・・


3軒の現地ツアー会社でお話を伺い、きちんと説明してくれたその内の1軒で明日のツアーを申し込みました。
マッサージやツアー会社で予定外に時間がかかってしまい、プーシーの丘からの落陽には間に合いそうもないので
丘に上がる入り口のお寺をちょっと拝観。


私の持っているガイドブックには載っていなかったのですが、金ピカの内部は古めかしく由緒ありそうな感じでした。
名前もわからない・・・というのは下調べ不足ですねぇ。
でも行き当たりばったりでの名所やお店や人との巡り合いも、これはこれで楽しみでもあります。


まだ暗くはないのですが、ナイトマーケットの設営が着々と進んできました。


こんな田舎町なので、ナイトマーケットといっても16時頃になると段々増え、21頃には早々と閉めちゃうらしいです。
モン族の伝統的な手工芸が多く、見て楽しいけど欲しいものはなかったなぁ。
夕闇が降りるのは早く、裸電球のライトがポツポツと点き始めました。
街灯はあてにならないし初めての地ゆえ勝手がわからないので、お宿の近くに戻っておきましょう。

歩いていたら太鼓が・・・音につられて来た所は Wat Paphaimisayaram 。

ポインタしてね

オレンジの袈裟を纏った僧侶達が次々と中央のお堂の中へ入って行き、読経?が始まると、
当初私ひとりだけだったのですが、唱える声につられたのか2〜3組の旅行者が次々とやってきました。
大勢の僧侶達が唱える低い声はお腹の底に響き、そして鳥肌が立つ思いでした。
そしてとっても神聖な気持ちになり、なんだか心が洗われた感じがしました。
まだ初日だというのにしっかり魅せられ癒されたルアンパバーン、やっぱり来て良かった〜♪


さて現実に戻ってお夕飯をいただきに行きましょう。
今夜はルアンパパーン料理では定評のある Park Houai Mixay パーク・ファイ・ミーサイにしました。
お宿に近いので真っ暗になっても安心ですから・・・

ビアラオとラオラオ カイ・ペーンポインタしてね オラーム

ビアラオを頼み、ラオラ(ー)オって食後酒にいいのかしら?と聞いただけなのに一緒に持ってきてしまいました。
ま〜50円位なものですし話の種にいただいちゃいましょう。
ラオラ(ー)オの最初のラオは酒、後ろのラオ(ラーオ)はラオス、つまりラオスの酒って言う意味の米焼酎です。
ちなみにビアラオはラオスのビールってなわけですね。
日本で焼酎を飲む場合ロックとかお湯割りとかにしますが、こちらではそのまま飲むのでかなりきついです。
氷を入れてもらうには勇気がいるし、割るためにミネラルウォーターをとるほどでもないし・・・
それにお腹ガポガポになりそうなので、ビアラオをチェイサーにしちゃえばいいか・・・^^;

ルアンパバーン名物カイ・ペーンは揚げた川海苔で、けしの実や乾海老、ニンニクのスライスが付いていました。
このままでもいいし、添えてある辛味噌をちょっとのせてもイケます。ビールのおつまみに軽くていいですね。

肉と野菜の煮込みのオラームもルアンパバーン名物料理で、私はビーフのオラームをチョイスしました。
見た目はごっちゃ煮ですが、薄味でよ〜く煮込んだクタクタの野菜と柔らかいビーフがお腹に優しい。
懐かしいお味で美味しいのですが、量が多くて食べても食べてもなかなか減りません。

他にカオニャオもとったのですがなんと赤米のカオニャオでした。
うるちの赤米は食べた事ありますが、もち米の赤米って初めて! とても美味しかったです。


ほろ酔い・・・いや酔ってはいないので良〜い気分でお宿に戻り、
PCをセットするも繋がらず・・・部屋でもワイヤレス可のはずなんですが・・・
レセプションで聞くもラチあかず・・・ロビーに持参して見てもらっても繋がらず・・・
結局ロビーのケーブルを引っ張ってきて繋がせてもらいました。
自分の部屋なら色々しながらネットできるのですが、公共の場だとちょっと不便ですねぇ・・・

部屋に戻りシャワーを浴び、明日も早起きしないといけないので全て支度を整え、0時にはベッドへ。



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