Hanoi 滞在
2009年12月 RTW4周目第4弾
魅せられて、癒されて 9日目



3時、5時と目が覚めたけど、6時にセットした自分の目覚まし時計で気持ち良く起床。
頼んでおいた6時のモーニングコールは忘れられてしまった模様・・・(>_<)

7時からオープンの朝食堂に7時ちょうどに行ったらまだ作っている途中・・・
コーヒー片手に眼下のハノイの街並みを眺めながら記録をつけていたら、5分ほどで「どうぞ」と声がかかりました。

作っているのが見えます 量少な目で品数多く・・・ 作りたてが並びます

厨房でジャ〜っと炒め物の音がしては大皿が次々とカウンターに並ぶので、熱々出来立てを頂く事ができました。
一皿の盛り付けが少なめ、そして補充ではなくお皿ごと替えるので、いつもきれいなままなのがいいですね。

ハム3種、炒め物 タロ芋天と揚げ春巻 炒飯と青梗菜
バゲットとパテ ザボン、パイナップル、スイカ

お兄ちゃん風の若い人が作っていたのであまり期待していなかったのですが、
繊細な盛り付けでお味もなかなかグゥ〜!何より作りたてっていうのがいいですね。
と言うことでついつい食べすぎです。^^;


今日はハロン湾の1日ツアーに参加するのですが、ピックアップが7:45〜8:15の間という曖昧な時間。
いろんなホテルを回るので仕方ないですね。7:40にはロビーに待機していたのですが、結局来たのは8:10でした。
そのあともう1軒のホテルに寄って、全てのピックアップが済んだのは8:20、では出発〜♪
参加者は韓国人が3組(4人家族、3人家族、1人旅)、スイス人4人、ベトナム人1人、そして私の計14人。
エスコートは、ちっちゃくて細くて(なのにとってもボインちゃん!)かわいい女性でした。

道端のバゲット売り

高速?道路に乗るとすぐにバゲット売りがずら〜っと・・・こんなにいて売れるのでしょうか?
それよりバスケットにそのまま挿してあるバゲット、ホコリの心配するのは国民性の違いなんでしょうねぇ。

走る事1時間40分でトイレストップ。
ベトナムらしいお土産が並ぶドライブインですが、刺繍工芸品の実演即売もしていました。
まずはすぐに蓮茶とお菓子のサービスがあるのですが、販売勧誘を全くしないのがとっても良心的。
それどころかお菓子は箱入りや袋入りのまま出してあるし、お茶もどんどん勧めてくれました。

太っ腹なお菓子サービス 緻密な作業に惚れ惚れ ポインタしてね
欲しかったのはこちら 買ったのはこちらポインタしてね

両手を使って針挿しする熟練さはお見事!単色染めの糸の組み合わせなのにあんな繊細な色の変化を出すなんて・・・
上左写真の作品が気に入ったのですが、70cmx50cm位とちょっと大きくシルク製なのでかなりお高い!
確かUS$120位だったような・・・(朝イチなのでディスカウントでUS$90とか言っていたけど・・・)
写真よりずっと色合いが素敵なんですが、このサイズだとタピストリーなどにするしか使い道がなさそう・・・
物価の相場がまだわからないので今はやめておきましょ・・・
でもトートバッグでも作ろうかな・・・と40cmx30cm位のコットンのを1枚お買い上げ〜それが右の写真です。
定価US$15だったものをUS$10まで値切り成功!・・・って成功なんだかどうなんだか・・・


再び車を走らせる事30分、ハロン湾の船着場に到着しました。
たくさんの人と船でざわついており、さすがはベトナムきっての観光名所ですねぇ。

Vinh Ha Long ハロン湾
ハノイから3時間程のトンキン湾北西部に位置し、大小3000もの奇岩・島々が点在するベトナムきっての景勝地である。
ハロン湾の「ハ」は降りる、「ロン」は龍を意味しており、その昔、外敵の侵略に悩まされていたこの地に龍の親子が降り立ち、
口から吐き出した宝石で湾内に奇岩や島々を造り、海からの外敵の侵入を防いだという伝説がある。
深いエメラルドグリーンの海と奇岩群は、水墨画のようなしぶい濃淡さを持って調和しており、「海の桂林」とも呼ばれている。
1994年、世界遺産・自然遺産に登録された。

この船に乗りました 船の中

指定された船には私たち14人だけでなく、もうひとグループ(6人)も加わりましたがそれでもガラガラでの貸切でした。
1階のテーブル席の半分も埋まらないほど・・・
最初、ドイツから来たカップルとテーブルをご一緒していたのですが、船が動き出したらやはりみんな2階のデッキへ。


出航するとすぐにハロン湾といえば・・・的景観が現れます。それはもう幻想的♪

フローティングビレッジ フルーツ売りポインタしてね

世界遺産に登録されていても水上生活をしている地区があり、学校や銀行もありました。
その中の魚屋さんに船を横付けし、降りることができたのですが、
ここで購入した魚介類はランチの時に調理して出してくれるらしいです。

生簀のある魚屋さん 魚屋さんから乗ってきた船と奇岩を 大きな魚がたくさんいます 貝や甲殻類ポインタしてね

魚屋さん見学(お買い物?)の後は船に戻ってランチです。船はここに停泊したまま・・・
韓国人家族のお父さんが「日本人の彼女を私たちのテーブルへ」ってガイドさんに声をかけてくれたそうです。
ご夫婦、15歳の長男、12歳の長女の4人家族と、ひとり旅の30歳台前半位の韓国人男性の計5人で座っており、
そこへ私を誘ってくれたのです。ありがたいことです。
それにしても、何もしゃべっていないのに私が日本人とよくわかりましたね・・・
このご家族は4人全員が英語OK、子供は2人共インターナショナルスクールに通い、
特に長男は完璧な英語を話し、時々ご両親の通訳もしていました。

ひとり旅の男性はちょっとオタク^^かかっていましたがとっても良い人で、日本が好きで何度も訪日経験があるそう。
片言日本語も知っており、英語、韓国語、日本語が飛び交う不思議な空間でした。
日本のたこ焼き、お好み焼き、博多ラーメンが大好きなんですって。やっぱ粉食系ですなぁ・・・
そして安室奈美恵がとっても好きでCDをたくさん持っているそうです。

「韓国料理で何が好き?」と聞かれ、「ケジャン!」と答えたらみんなに大爆笑されました。
なんで笑われたのかわかりません・・・^^;

お料理いろいろ 丸ごと揚げた?魚 揚げ春巻き はまぐりのワイン蒸し

魚、はまぐり、揚げ春巻き、炒め物2種(野菜と豆腐)、フライドポテト、きゅうりのスライス、デザートのオレンジ、ご飯。
品数的にはまずまずですが、これで6人前なんですよ。
食べ盛りの10代2人がいるわけですから、絶対的に量が少ないですよねぇ・・・
良い人ばかりなのでみんな遠慮しているのが見え見えでした。私もお腹満たされなかったなぁ・・・^^;
魚屋さんで購入するのを見越しているのかもしれませんね。

食後はまたデッキへ。

韓国の真央ちゃん♪可愛い〜

お食事がきっかけで、韓国の方々と仲良くなれました。
特に12歳のとっても可愛い彼女がなついてくれてずっと一緒にいました。
お父さんに「浅田真央に似ているね」と言ったら「サンキュー」と喜んでいたので、
韓国でも真央ちゃんは美少女の代名詞なんでしょう。
韓国の真央ちゃんは浅田真央を知らず、「キムヨナのような日本の可愛いスケーター」と説明されていました。


たくさんの船が集まっている島が正面に現れました。ここは鍾乳洞で有名なダウゴー島です。

 Dong Thien Cung ティエンクン洞窟 .

船着場からちょっと登った所にティエンクン洞窟の入り口があります。
ティエンクンとは天宮という意味です。


鍾乳洞内は高さ約20m、奥行きはあまりないのですが、階段で高低さを出しているためそれほど狭くは感じません。
ただ原色のライトアップがあまりにもケバケバで、自然が織り成す造形美の感慨が薄れてしまいました。

30分ほどの見学で船に戻り、出航した港に着いたのは16時ちょい過ぎ。
乗船したのが12時なので4時間のクルーズでした。

車の中で、持参していた海老とお米のお菓子をみんなにおすそ分けしている内にトイレストップ。
往路と同じドライブインでした。休憩時間は中途半端な25分、食べるには短いし、トイレだけなら長いし・・・
真央ちゃんとお兄ちゃんはフォーを食べていました。
袋入りのインスタント麺を使っているのが見えたので、私はハノイまで我慢しましょう。
お土産屋さんを見ていたら、ひとり旅の韓国人男性がコーヒーを買って持ってきてくれました。
しかもちゃんと「ち〜坊さん」と私の名前を覚えていました。私は忘れちゃったのに・・・^^;
「砂糖とミルク入り」と「ブラック」どっちがいいですか?と手には2種の紙コップが・・・
実は私、コーヒーは大好きですがベトナムコーヒーは苦手なんです。
でもせっかくなので、たぶん甘党の彼はブラックはダメだろうと思ったのでブラックの方を頂きました。
なのに・・・砂糖とミルク入りコーヒーをひとくち飲んだ彼は「ストロングできつい・・・」ですって、おこちゃまですな。(^o^)

20時過ぎにハノイに戻り、それぞれのホテルにセンディング。
ランチをご一緒させていただいた韓国人の方たちは私より先に降り、車が出るまで手を振って見送ってくれました。
優しい人たちと出会えて楽しい1日だったなぁ・・・ツアーに参加して良かった!

ホテルに着いて不要な物を置いたら早速夕食に出かけましょう。
ホテルの周辺は大衆食堂には事欠かないのでよりどりみどり。
でも今は猛烈に空腹なので、麺類ではなくガツンとお腹に溜まる物が食べたい・・・

テイクアウトの窓口 持ち帰り一番人気のおこわ 細長い店内
コム・ザン・クアポインタしてね 青パパイヤの甘酢漬け

やって来たのは蟹炒飯が評判のソイ・バータオ。
この店は鶏のおこわやさつま揚げも人気があるのですが、初志貫徹で蟹炒飯をオーダー。
普通の蟹炒飯とはちょっと違い、蟹がそぼろ状になっているので一見なんだろ?ですが、
噛み締めると蟹もご飯もとっても美味しい! しかも蟹ごっちゃり入っています! 幸せ♪

満足してお店を出ると、テイクアウトの窓口はまだ行列が途切れていません。
見ていると、おこわとさつま揚げを買っている人がほとんどです。
みんな大量におこわを買っているのできっと美味しいんでしょうねぇ・・・


りんごとみかん

連泊でもウエルカムフルーツが入っていました。
深緑色でごついのは、甘さも酸っぱさも香りもほとんどないみかんでした。

洗濯&入浴をしてから、飲み残しのダラットワインと333(バーバーバー)ビールを片手にネット。
明日は時間に縛られない全くのフリーな日、なので目覚ましをかけずにおやすみなさい♪


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