Malaga→London→Narita |
2010年03月 RTW6周目第3弾 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お初とお久の二国紀行 11〜12日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自分の目覚まし時計で6時半起床、頼んでおいた7時のモーニングコールは人の声でした。 ちょこっとネットしてから支度を済ませると、1本前の電車に乗れそうなので急いでチェックアウトし、駅へ。 券売機もあったのですが空いていたので窓口へ。なので数秒で購入でき楽勝でホームへ行けました。 始発駅なのですでに列車は止まっており、余裕で座れラッキーです。
マラガ・マリア・サンブラーノ駅から空港駅まではたったの4駅、近くていいですね。 ちなみに空港駅から空港までの連絡通路はフエンヒローラ寄りにあるので、市内から乗る場合先頭車が便利です。 空港駅のホームを下りた陸橋の手前に、 到着客が空港からここまで使ったと思われるカートが数台あったのでラッキー。 私がマラガに着いた時にはなかったので、こればかりはタイミングによると思います。 旧式のデカイ&重いカートですが、手で持つよりずっとラクでした。 予定より早く来てしまったためチェックインカウンターはまだ開いておらず、近くのイスに座って待つこと1時間。 イギリスの高校生団体で団子状にごった返しのカウンター前、でもCクラスカウンターは待ちゼロでホッ。 荷物は成田までスルー可でしたが、搭乗券はロンドンまでしか出ないそう。同じターミナル3同士の乗継なんですが・・・ チェックインの際30分のディレイの案内を受けたのですが、ロンドンでは4時間もあるので問題ないでしょう。 チェックインは待ちゼロだったもののセキュリティが長蛇の列、ファストレーンはないのでひたすら並んでやっと抜け、 セキュリティを背に右方向に行くとすぐ右手にある、 ペラペラのインビに手書きされたVIP Lounge へ。 たぶんどこかにIBのラウンジがあるのかもしれませんが探すのも面倒なので・・・
朝だからなのかもしれませんが、クロワッサン風のパン以外はおつまみ程度しかありません。 パンには惹かれなかったので朝だというのにビールをば・・・^^; サンミゲルのプレミアムビールがとっても美味しかったです!オリーブも塩っぱくなくてうまうま〜♪ このラウンジは無線LANも有料だったのでネットは繋がず、記録のみつけていました。 ラウンジ内のモニターにゲート番号が表示されたのは、なんと当初のファイナルコールの12:30。 急いでラウンジを出てゲートに向かうも途切れ途切れの表示がわかりにくく、結構遠いゲートでした。 しかも21〜28ゲートへの入口でなんとパスポートコントロールが・・・ そうか・・・EU行きとそれ以外を分ける必要があるから、 チェックインした後にセキュリティ、そしてゲート手前で出国審査だったわけか・・・ 今回みたいにディレイしてゲートがギリギリまでわからない場合、 ラウンジでのんびりしすぎたり、ゲートが遠かったりすると危険ですねぇ。
12:50搭乗開始、13:12スポットを離れ、13:25離陸でした。 往路同様ウエルカムドリンクはなく、席も3−3配列の中席をつぶして2−2にした極狭のハズレ機材。 そして残念ながらお隣はいらっしゃたし・・・ マラガとロンドンには1時間の時差があるので、ここで時計の針を1時間戻しておきましょう。
食前酒はシャンパンを。小瓶の Pommery でしたがキンキンに冷えていたので美味しかったです。 メインはチキンかフィッシュのチョイスだったのでフィッシュを。 タリアテッレの上に白身魚、クリームソースがかかっており、お味は普通に美味しかったです。 全粒粉の温かいパンとスティルトン(ブルーチーズ)はとっても美味しかった〜。 食後はもちろん紅茶を♪ 霧雨のロンドンには14:50(マラガ時間15:50)に到着、10分遅れに挽回していました。 同じターミナル3同士の乗継でもFCC(フライト・コネクションセンター)に向かい、 T3のセキュリティを抜けてすぐのJLの乗継カウンターで成田までの搭乗券を受取ります。 今回はポイントでファーストクラスにアップグレードしているのです〜♪
サクララウンジは閉鎖になってしまったので、FゾーンにあるBAのギャラリーズが指定になっています。 個人的にはとってもウエルカム♪ 乗継まで4時間もあるし、その後は長距離だし・・・ということでシャワーを使っておきましょう。
くるくるドライヤーを手荷物に入れてきたのに電源がとれないため、設置済みのドライヤーを使う羽目に・・・ なので慣れないせいかなんだか決まらない・・・(-.-)
ダイニングに行ったら、「午後のサービスは19時から」と表示が・・・う〜ん残念。 でもかえってよかったのかも・・・だってこれから乗るのはJLのFだもの♪ 豊富なバフェから、サラダ系のコールドミールと1枚のパストラミのみシャンパンでいただきました。 ダイニングスペースで食べた後、反対側端のビジネスコーナへ移動し、ひたすらガス入りの水を飲みつつネット。 モニターにゲートが表示されてから支度し、ボーディング開始が表示されてからラウンジを後にしました。 ちょっと遠い31番ゲートだったのですが、ちょうど優先搭乗開始になったところに到着でグッドタイミング。
席に着くと3人ものCAさんが立て続けにご挨拶に来てくれました。 今やNHには無い持ち帰り可のリラクシングウエアがあったり、 豪華なメニューには担当CAさん連名の手書きのメッセージカードが挟まれていたり・・・ さりげなさがやっぱりいいですねぇ。 で、この時すぐに「森伊蔵ありますか?」と聞いたら、「ございます♪」とのお答えが〜(^^)v 「責任を持ってご用意させていただきます。」と言っていただきました。うれし〜 1−1−1が3列の9席すべて満席でした。 JLのFは初めてなので楽しみだったのですが、残念ながらスカイソロスリーパー・・・ 初めての機材な上、ボタンではなくプッシュ式なので何がどこにあるのかわからない・・・(-.-) 冊子類も全て収納されており説明書すら探せない・・・斜め前の人の動きをチェックして要領を得ました。 19:05スポットを離れ、19:25離陸。 安定飛行に入るとすぐに食前酒の希望を聞きにきました。もちろんシャンパンを♪ シャンパンは2種あったのですが、やっぱりここはサロン(Chanpagne Salon 1997)でしょ。
サロンと共に小皿にのったおかきが・・・これはちょっと〜ですよねぇ。おかきは合いませんって。 おかき出すくらいならシャンパンだけの方がずっといいと思います。 そしてすぐにおつまみが入ったカゴを手にCAさんが回ってきました。 また乾き物か・・・と思いつつもチョイスしたのは「甘えびの浜干」、でもこれは超美味しかったです♪ 甘えびとは言え、かなり大きくふっくらソフトで、シャンパンにも合う合う! お食事は和食をチョイスしたのですが、オードブルはキャビアにしてもらいました。
Fに乗る機会なんてなかなかないのですから、やっぱりキャビアとシャンパンで贅沢したいです。 う〜ん、幸せ♪ CAさんたら和食のオードブルも持って来てくれました。わがままF客の心をつかむのが上手ですねぇ・・・ 「お飲み物はサロンのままでいいですか?」と聞かれたので、わがままな客は「森伊蔵に変えてください」と。うふっ♪
津軽の珍味三種は左からつぶ貝、津軽漬、帆立燻製、どれも美味しかったけれどとりわけつぶ貝が気に入りました。 座付は数の子生醤油漬け、長芋と枝豆添え、上品なお出汁がよくしみてうまうま。 森伊蔵にと〜っても合います!
かさね前菜、これらは酒飲みにはたまらない程どれも美味しかったです。 普通あまり好きではない金山寺味噌ですがこれめっちゃ美味しかったです。 森伊蔵ととってもまっちんぐぅ〜♪ グラスが半分になるとすぐに足してくれ、氷が小さくなるとグラスごと変えてくれ・・・かな〜り飲んでしまいました。^^;
台の物は銀鱈の味噌柚庵焼き、魚も添え物もどちらも美味しかったです。 魚(アイナメかな?)を揚げた物が入ったお吸い物、これもかなりのヒット! ご自慢の炊きたてご飯はごく少量だけいただきましたがお味は普通かな。 そして和菓子、見てきれいですがこれもごく普通でした。 22:30、ベッドを作ってもらって寝る! 森伊蔵が効いたのか^^;何度か目が覚めたものの4時(日本時間13時)まで熟睡できました。 時計の針を日本時間に合わせ、洗面所で支度を整え席に戻るとベッドはきれいにシートに整えられており、 すぐにメニューを持ってお食事のオーダーをとりに来てくれました。 定食ものではなく、「お好きなときにどうぞ」のメニューから選んだものは・・・
ロンドンで積み込んだ握り寿司、シャリがもちっとして意外やとっても美味しかったです。 機内でのお寿司はボソボソになりやすいのでもちっとさせると美味しく感じますねぇ。 お寿司が少なめなので、津軽珍味からつぶ貝と帆立、 そして「世界のチーズセレクション」の種類を尋ねたら「種類が多いので盛り合わせてお持ちします。」と。 そんなには要らないので「ウォッシュタイプかシェーブルを、なかったら結構です。」と言ったのに、 持って来てくれたのは、チェダー、ブルー、ブリー・・・しかもスティルトンならまだしも普通のブルーでした。残念。 飲み物はアルガブランカ・ヴィニャル・イセハラ(Arvgabranca Vinhal Issehara 2009)にしてみました。 国産ワインも最近は高く評価されるようになり、とりわけ勝沼は前から気になっていたのです。 CAさんもお上手なので、「和食とこのワインはグッドチョイスです。」って・・・ たしかにとっても美味しいワインでした。到着前だというのにガンガン飲んでしまいました。^^; 頼んでおいた森伊蔵、JLカードで10%offでお得に購入できました。
アメニティ、Fとしてはちょっとイマイチですねぇ。ケースは黒いナイロン(?)だし・・・ でも布の袋付きのリラクシングウエアがちょっとうれしいです。パジャマにしようっと。
気温が20度に上がった成田上空は強風だそうで、ロンドン出発後何度となく「大きく揺れる」と案内があったのですが、 成田到着2時間前のアナウンスでは、実際ダイバートしている飛行機もあるとの事。 羽田にダイバートならいいけど、その他の地だと困るなぁ・・・と思っていたのですが 揺れる事もなくほぼ定時の15:50、無事成田にランディングできました。ホッ。 Cクラスの所にあるドアだったのですが、ちゃんとブロックし、F客を先に降機させてくれた上、 自動化ゲートを通ったのであっという間にターンテーブルの前へ。 マラガでピギーを預けた時には普通のプライオリティタグしか付いていなかったのですが、 ロンドンでファーストクラスタグを付けてくれたようで、テーブルが回るとすぐに出てきました。さすがです。 ただ・・・またもやダメージが・・・(>_<) このところダメージ率高しです。 でも今回のはかなりのダメージ・・・キャスターが台座からちぎれ取れていました。 2輪キャスターのピギーなので1輪じゃ引くことすらできません。 カウンターへ行ったら、なんとJLのクレームカウンターは税関の外側にあるというのです。これも初めて。 なのでカートにピギーを載せて税関を抜け、左方向に行った左手のオフィスへ。 中には数人の同類者がいて待たされること10分、結構多いのですねぇ。 担当の方は壊れたピギーを見、持って、「ちょっと重いですねぇ・・・」と重いから壊れるとでも言いたそうな口ぶり。 搭乗券とパスポートの提示を求められたので出すと、 「ファーストクラスのご利用ありがとうございます」とだいぶ応対が変わりました。 かつての経験上、取っ手やキャスターなど出っ張っている部分の保障は対象外なのは重々知ってはいましたが、 外資系は書類のみ作成、日系の場合はほとんど無償で修理してくれることが多かったのです。 今回も修理してくれるかな・・・と立ち寄ったのですが、似たような新品のピギーをその場でいただいてしまいました。 超高級なピギーの場合、代替品は難しいでしょうけど、 今回の私のは高い物ではないし数回使用していたのでちょいラッキーだったかも、やっぱりFの威力ですかねぇ。 オフィスの片隅で荷物の入れ替えは結構大変でしたが、おニューのピギーでラクラク帰宅できました。 お し ま い |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ お初とお久の二国紀行TOP ■ 海外散歩TOP ■ 国旗de散歩TOP ■ 路地裏の散歩道HOME |
≪BACK BBS≫ |