Gyeongju 滞在 |
2010年05月 RTW6周目第4弾 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タッチのち世界遺産見て歩き 5日目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨日購入したファンナムパンの残りとコーヒーで朝食にしました。 丸々1日有効に使えるのは今日だけ、朝から精力的に歩く!予定です。 昨日行った大陵苑の脇道をズンズン歩いて通り抜けると、のどかな田園風景が広がってきました。
最初にやって来たのは瞻星台。なんにも考えずにチケット売り場へ。 中に入っても入らなくても見学の条件はほぼ同じなので入場の必要はない感じです。ま、わずか500ウォンですが・・・ 流れるような曲線を描く石組を見るには当然中からの方がいいのですが、全容を撮るのは外からがいいかも。 瞻星台の向かいの小道を進むと、更に緑が増え、目障りな看板や建物も少なくなってきました。 小川に小さな木の橋がかかっていたり、名も知れぬ雑草の花が野辺を埋め尽くしていたり・・・ しばらくすると右手にこんもりと木々が生い茂る空間が・・・
瞻星台と月城の間に位置する鶏林は、欅と柳で包まれるように佇んでいました。 小さな建物は塀と赤い門で固く閉ざされており入ることはできないのですが、周りの木々と見事に調和していました。 木々は鬱蒼とはしていますがそれほど太くも大きくもなく、2000年もの重さは感じないのですが、 はびこる根は確かに老いており、味わいのあるうねりと共に神秘的でした。 次は月城へ向かいましょう。ちょっと小高い丘に上るような感じです。 ガイドブックには、高台全体を月城、宮廷の跡地辺りを半月城と書いてあることが多いですが、実際は下記枠内のようです。
歩いているだけでは月城の地形などよくわからない広い空間ですが、所々に盛り土や石碑、そして石氷庫がありました。
石氷庫は月城内に造られた氷室で、奥行19m、幅6m、高さ5.45m、約1000個の石で天井のアーチを保ち、 天井には換気口、床には排水のための溝も造られていました。 月城の北側から下りて通りを渡った向こうに雁鴨池が広がっています。
臨海殿という名前が示すように、どこまでも果てしない海のような景色を作ろうと工夫したのでしょう。 その島の中に珍しい動物を飼い、舟を浮かべて風流を楽しんだそうですから、新羅の王侯貴族はとても豊かだったのですね。 当時宮中で使用されていた生活容器を始め、木の舟などここで発掘された700余点の代表遺物は、 現在、国立慶州博物館の雁鴨池館に展示されています。 という事で、昨日見た大陵苑の天馬塚や、 今見たばかりの雁鴨池・臨海城址で発掘された数々の遺跡のオリジナルが保存されている国立慶州博物館へ。 入り口のチケット売り場で入場券を買おうとしたら、「フリー」と言われ無料で入れました。ナゼなのか今でも不明です。
屋外展示物
考 古 館
美 術 館
雁鴨池館
建物が分かれているので集中せずゆっくり見ることができましたが、お天気次第では面倒かもしれませんね。 特に天馬塚や雁鴨池ではレプリカを見ていたので、オリジナルを目の当りにしなんとなく納得できました。 またこの博物館では、フラッシュは不可ですが撮影は可能でした。 お腹が空いてきましたが、もうちょっと頑張って歩いちゃいましょう。
元来は99間の広い屋敷でしたが、1970年にサランチェ(主人の居間と客間)に使う棟が焼失、
西遊記にも収録されているという校洞法酒は、嶺南一帯で屈指の大地主である崔氏の家醸で、 現在も、崔氏の庭にある名水と言われる井戸水を使い、もち米と小麦麹だけで醸す純穀酒です。 こちらでは冷え冷え~を試飲させてくれます。 透き通った淡黄色の校洞法酒は、もち米特有のとろんとした舌触りで、ふわっと芳しさが鼻腔を抜けていきました。 1日の生産量はわずか900ml(16本)程度、販売もここだけに限定されているそうです。 10℃以下の要冷蔵、かつ30日以内に賞味しないといけないそうなので、購入は1本だけにしました。 ここからもう少し歩くとスンドゥブチゲが美味しいと噂のお店が2店あります。ガンバッ!
築100年の韓国伝統家屋をリフォームしたファンナム・メットル・スンドゥブは、その名の通りスンドゥブ一筋のお店です。 スンドゥブとは純豆腐のこと。ふわっふわなお豆腐のチゲが美味しかったです。 時期だったせいか山菜のパンチャンが多く、山菜好きとしてはラッキーでした。 昨日見つけた大きなスーパーに寄って、お土産やらビールやらを買い込んで一旦ホテルに戻ります。 結構歩いたので疲れた~とお部屋でビールを飲んでひと休みしていたら知人から電話が・・・ なので今日も夕食をご一緒させていただきます。 2名からでないと利用できないので諦めていたトソルマウル、 せっかくなのでここを提案し、思いがけず行ける事になりました。とってもうれしい~
敷地に入ると中庭を囲むように韓式伝統家屋が建っており、 ひと部屋に4~5卓位の小部屋がいくつか並んでいます。 靴を脱いで廊下に上がり、観音扉風の障子を開けると一段下がったオンドル床に卓が並んでおり、 天井といい壁といい灯りといい・・・なんとも雰囲気のある内装です。 天井も壁もお隣さんも(笑)あまりに近すぎて撮りにくく、内部の良い写真がないのが残念です。 お料理はいくつかの単品もありましたが、こちらの人気は何と言っても8000ウォンのスリサン定食。 テーブルに乗り切れないほどのお料理が次から次から運ばれてきます。 太刀魚と大根の辛煮、チゲ、おから、湯葉巻、豆腐料理、山菜、ナムルやジョンなどなど。 こちらのトンドンジュ(ドンドン酒)は朝鮮人参が入っているのでちょっとクセがありますね。 朝鮮人参は基本的に苦手ですが、これなら飲めます(笑) でも実を言うと韓国酒はあまり得意じゃないのですが・・・ ホテルへ帰る頃にはもう真っ暗、人通りの少ない道すがらには塚がいっぱい! 昼間は緑鮮やかでしたが、夜はこんもり鬱蒼として寂しい感じです。ひとりじゃなくてよかった・・・ |
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