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2日目



昨日から予報通りの雨、5時に窓を開けたらどしゃぶり!(>_<)
気を取り直して朝風呂へ♪
半露天風呂に入っている分には雨も風情ありますが、出かけるとなるとちょい腰が重くなりますなぁ・・・

朝ごはんは昨夜と同じ食事処でいただきます。

上の鯖が美味しかった

昨夜の夕食があんなだったので期待していなかった分、なかなか美味しい朝ごはんでした。
夕食も朝食も、ご飯(お米)とみそ汁がとても美味しいのが救いです。

雨のおかげで出発はゆっくりの10時。連泊なので時間を気にしないですむのも遅れる原因のひとつですね。
でも10時になったら、どんよりな空とガスがかかってはいるものの雨はほとんど上がったので、結果オーライです。
勝沼に近づくにつれ雲の切れ間に青空が顔を出し、道路の濡れ方も河口湖とは全然違います。ラッキ〜(^^)v



本日最初は丸藤葡萄酒工業、商標名(ブランドネーム)は「ルバイヤート」、1890年創業の老舗ワイナリーです。

↑ポインタしてね

試飲可のボトルがカウンターにズラリと並んでおり、説明を受けながらちゃんとしたワイングラスで試飲でき、無料です。
試飲した3種はごく普通、もしかしたら他に良いものがあったのかもしれませんが、
シャンパンを造っているという外人さんが連れて来られると、私たちへの対応がちょっと疎かになったので、
3種だけでカウンターを離れ、ひと通り見学をしてから出て来てしまいました。
ちなみにこちらのワイナリー、「美味しんぼ」に掲載されています。(たしか80巻目?)



次に訪ねたのは楽しみにしていた内のもうひとつ、中央葡萄酒です。
「グレイスワイン」と言った方がご存知の方多いかもしれませんね。
こちらのワインもJALやANAの上級クラス機内食(ドリンク)にラインナップされています。

ポインタしてね

蔦の絡まる外観も、どこに停めたらいいの?的駐車スペースも「なんだかなぁ・・・」と思いつつ左側の小さな入り口をくぐると、
ここは階下へと上階への階段しかなく(1階と階下は封鎖してありました)しかもコンクリートむき出しでまるで工場そのものです。
地下の醸造所から漂って来るワインと樽の香で鼻腔をくすぐられながら殺風景で歩きにくい階段を上ると・・・
セラーとテイスティングする2階は外観とは打って変わり、とっても素敵な空間じゃないですか〜♪

試飲したボトルとグラスがずらり♪ キュヴェ三澤、4種も試飲♪

こちらはほとんど全ての試飲ができ、3000円未満のワインは無料、3000円以上5000円未満は300円、それ以上は500円の有料試飲になります。
大ぶりのワイングラスの上ワイン毎にグラスを変えてくれるので、「おふたりで1種1グラスでいいですか?」と。
私としてはその方がとってもウエルカム、ワイン毎にグラスと変えてくれる方がずっとうれしい♪
それでも壮観なほどグラスが並んでしまいました〜^^;
口内をリセットするための水もちゃんと出してくれます。
そして上物ワインのボトルには、注いだ後ちゃんと窒素を入れるあたりさすがです!
買わせるための試飲ではなく、「気に入ったワインを探してください」って感じの穏やかで丁寧な担当の方が素敵でした。
お話が弾んだし、かなり飲んだし^^; とっても美味しかったし、なんと!無料(^^)vにしてくれたし・・・という事で4本お買い上げ〜♪同行者は2本購入。



フレンチの名店「銀座レカン」のチーフソムリエをなさっていた方のお店、ビストロ・ミル・プランタンでランチです。


パンとスープポインタしてね 牛もも肉のグリエ、これうま〜♪ デザートは追加料金要

ランチ時はセットメニュー(メインは2種からのチョイス)のみでアラカルトはありません。
でもこのバリューで¥1680はとてもお値打ちだと思います。
追加300円でデザートもプラスできるのでもちろんお願いしました。

↓は同行者がチョイスした帆立、新鮮なお野菜のグリルは美味しかったけれど、ミディアムレアのお肉の方が正解でしたねぇ。

帆立の二色パン粉焼き 葡萄ジュース

コーヒーが届いてかなりたってもデザートが届かないので声をかけたら、忘れていたみたいです。(-.-)
キャラメル風味だったので4人共お願いしたクレームブリュレ、なんとひとつしかなくなっちゃったそう・・・
と言うわけで3人は、セットにはなかったブラウニー(チョコケーキ)になってしまいました。
クリームやソースと共に生のいちぢくが添えられ見た目もお味もGooだったので、もしかしたらディナー用のデザートなのかも?
でもひと口もらったクレームブリュレがめっちゃ美味しかった〜。私はそちらの方が良かったなぁ・・・

ワインはダイヤモンド酒造の赤をチョイスしたのですがかな〜り少量でした。(-.-) お試し三種ワインがお得かもしれません。
中央葡萄酒で高級ワインをさんざん飲ん来て正解でした。^^;
呑みたいけど呑めないドライバーがチョイスした皮ごと凍らせてミキサーにかけた葡萄ジュース、これすごく美味しかったです♪



午後一番目は、伝統ある皇室御用達のルミエール・ワイナリー。
1885年(明治18年)にルミエールの前身である降矢醸造場として創設され、今に至っている老舗ワイナリーです。
登録有形文化財に指定されている1901年に造られた花崗岩石の地下発酵槽は、今でも大切に使用されているそうです。
買い物客で店内がとても混んでいたため、画像は下の2枚だけです。


外観も内装もきれいなこちらは、どちらかと言ったら充実しているショップの方に力を入れている感じがしました。
列を作るレジから続くカウンターの端でテイスティングするので、ちょっと落ち着かなかったです。
こちらはお店の人がチョイスした数種を説明を受けながらテイスティングします。(無料)
陳列棚には2010年物だけだったイストワール、尋ねたら在庫を調べてくださり、最後の2本という2009年物をゲット!
ショップの傍らには大きな樽が置いてあり、しぼりたての葡萄ジュースが100円でした。もちろんこちらも♪
ジュースとは言っても微醗酵しているので、ドライバーさんは可愛そうにこれすら飲めず・・・
この時期ならではの美味しい葡萄ジュースでした。
予約困難と言われている併設レストラン「ゼルコバ」、次回にでもトライしてみたいです。



次は1899年創業の蒼龍葡萄酒へ。
中国故事の東西南北の守護神の中で東を守る神様で、幸運を呼ぶ神とも呼ばれている「蒼龍」を社名にしたワイナリーです。

↑ポインタしてね ショップ 試飲はこちら

酒屋さん風のショップメインのワイナリーで見学等はできません。(地下が醸造所になっているそうです。)
スタンド型の冷蔵庫に入ったワインが試飲可、セルフで無料でした。
冷蔵庫前のテーブルに使い捨てのプラスティックの小さなカップがたくさん置いてあるので、味が混じることはないです。
1000円台とお手頃価格のワインが多いのですが、受賞ワインもそこそこあるワイナリーです。
私は試飲だけでしたが同行者は購入していました。
(後日談:その後身内が勝沼に行った際こちらの一升瓶の赤を買って来てくれたのですが、安いのに美味しかったです。)



次は、大手のシャトー・メルシャンへ。
メルシャンとはフランス語の「Merci+an」、お客様への感謝の気持ちを常に大切にしたいとつけられたそうです。
1877年に創立した「大日本山梨葡萄酒梶vがシャトー・メルシャンの源流で、ここに国産ワインの幕開けが告げられ、
1949年には、甘味料など加えずに造られた本格ワイン「メルシャン」が第一号ブランドとして誕生しました。

資料館 ポインタしてね ポインタしてね

到着した頃ポツポツと雨が落ちてきました。レンズに雨粒が付いてしまったのが↑の葡萄畑の画像中央でわかりますね^^;
門を入ると左手に資料館、セラーは右、庭の向こうにアルプスを借景にした葡萄畑が広がっています。
ぽつんと聳える樫の木が何ともいい感じです。
こちらは全て有料のテイスティング、カフェ形式のテーブルセッティングになっているのですが、
お天気がぐずついているせいかテーブルの回転が悪いようで席が空かず、試飲せずに資料館だけ見て撤退しました。



そして次も大手、マンズワイン勝沼ワイナリーです。
キッコーマン鰍フグループ企業として、甲州葡萄の産地・勝沼に1962年設立され、ワインとブランデーを造っています。


係員の案内する見学と自由見学(どちらも無料)がありましたが、軽く個人見学後テイスティングできるショップへ。
点在するワイン樽に4本づつワインが置かれており自由試飲、何か所かのカウンターでも個別にテイスティングできます。
広いショップ&団体さんも多いので、試飲は小さなプラカップですが豊富に置いてありました。(無料)



次は楽しみにしていた内のひとつです。
かつてこの地区を「原」と呼んでおり、代々の当主の名前が「茂左エ門」だったことが由来する原茂(はらも)ワイン(原茂園)は、
旧家らしい生け垣に囲まれどっしとした瓦屋根で、築200年の土蔵でワインを貯蔵する1924年創業のワイナリーです。

庭の葡萄棚にはがたわわな葡萄の房が実っており、その下に設けられたテラスでは
購入したワインを飲みつつBBQ(シーズン中の土日のみ)を楽しんだり、時にはイベントも開催されるそうです。
傍らの売店では葡萄も量り売りされていました。

ポインタしてね

入り口を入ると左手にカウンター、中央スペースの向こうに手入れの行き届いた板の間続きのお座敷が見えます。
(ちなみに急な階段を上ってみると2階はカフェ・レストランになっていました。)
試飲したいワイン(リストあり)を告げるリクエスト式で無料、気に入れば左手のレジでそのまま購入可能です。
キュヴェ三澤レベルなら美味しいのは当然ですが、
「お手頃価格で美味しい赤」はなかなか国産で出会えなかったのですが、こちらでめ〜っけ♪とりあえず1本購入しました。
(後日談:身内が勝沼に行った際、この赤をまとめて買って来てもらいました。)



本日最後はシャトー勝沼。
創業明治10年(1877年)、山梨でワイン醸造が始まった当初からワイン造りを続けている老舗ワイナリーです。
工場とショップが別棟になっており、駐車場も広々しているせいか団体さんも多く、工場見学も可能です。

向って左は工場、パン屋もありました 右手のこちらがショップ

ショップ中央の広いスペースのいたる所に試飲の準備がされており、自由にプラカップで試飲するタイプでした。
私はこちらでは購入せず、同行者はばら撒きお土産用にミニボトルを買っていましたね。



8箇所のワイナリーを尋ね、身も心(胃袋?肝臓?)も満足・満足!!
夕食に間に合うように(夕食前のお風呂に入りたいし・・・)お宿のある河口湖へ帰ります。
ひとやすみしてお風呂へ、そしてお食事処へ・・・

ポインタしてね
甘エビ、マグロ、サーモン なんだっけ? チキンテリーヌ、子持ししゃも、砧巻 里芋の海老餡?

昨日豚シャブ、今日は牛シャブ・・・お話になりません・・・(-.-)

部屋に戻りワインを開けて仕切り直しです。


本日の戦利品オンパレード♪

今日私が購入したのは7本
キュヴェ三澤2006ポインタしてね メルロ2008ポインタしてね 樽甲州2010ポインタしてね グリド甲州2010ポインタしてね
イストワール2009ポインタしてね 赤樽熟成2005ポインタしてね



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