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5日目: ブダペスト → ウイーン → プラハ



今日も恒例の早起き、でも移動の日でもあります。
残りのケーキで朝ごはんにし、
8時にチェックアウトし、ユーロの現金で支払いました。

M3地下鉄の終点のKubanya Kispest駅。
駅舎を背に右手へ出ると
空港行き200番のバス停があります。
空港行きバス停

このバス、1日券とかでも利用できるのですが、空港では1回券や回数券しか売っていません。
なので、往路・空港からの場合は1回券を購入することになりますが、
有効期限内の○日券を持っている場合、復路・空港へは利用できます。
空港では、高いブダペストカードを売りたくて、他の乗り放題券を販売しないのでしょうか?

バスはスムーズに1階到着ロビー横に着きました。


エスカレーターで2階に上がり、電光掲示板にチェックインカウンターが出るのを待ちます。
他社便は2時間前かそれ以前に続々と表示され、見上げていた人達が民族移動よろしく捌けていくのに、
私の乗るオーストリア航空(以後OS)だけ遅れています。到着便が遅れているのでしょうか・・・
やっと1時間45分前に表示され、チェックインカウンターへ向かいます。

3C(通路側)を抑えていたのですが、当日枠の1列目の窓際で隣がいなければ変更したいと尋ねたら、
1列目はすべて空いている(^.^)との事で変更してもらいます。

小さな空港なので、チェックインカウンターのすぐ隣が出国審査場で、その先がすぐセキュリティー。
セキュリティを抜けたすぐ前のお店を回りこんだ所に、ラウンジ行きのエレベーターがあります。

でも、中途半端に残ったフォリントを使い切ってしまおう・・・と、まずは免税店へ。
空港の免税店は大体高いので、まず使うことはないのですが、
残してもしょうがないフォリントに、足りない分ユーロを足してフォアグラの缶詰をお買い上げ〜

さて、ラウンジへ。

ラウンジは共同のが2つあり、利用航空会社で分けています。
オーストリア航空利用の場合、ミレニアムラウンジになります。
MA、SK、NW、KL、AY などもここが指定です。

中は狭いのですが、窓が大きくとられており、他に2人しかいなかったのでゆっくり出来ました。

へへ・・・ウニクムやパーリンカがあるじゃないですかぁ〜(^.^)

お酒、結構豊富です。 左からウニクム、アプリコットのパーリンカ
そしてプルーンのパーリンカ
場所柄、期待はしていなかったのですが
そこそこ充実しています。

エグリ・ビカヴェールとトカイの甘くない物
どっちもダメダメでした。(>_<)
トカイはやはり甘口がいいですね。
エグリ・ビカヴェールはリベンジならず・・・
パーリンカ
左がアプリコットの、右がプルーンの。
アプリコットの美味しい♪プルーンの超ダメ〜
ずいぶんお味が違いますねぇ。
名誉の為:これらのグラスとても小さな物なので、そこの所よろしくです。(^.^)


さてそろそろ搭乗のお時間です。
今回はバスゲートなので、ラウンジのあるフロアからエレベーターで2フロア降りればゲートロビー。
でも到着便が遅れており、やっとバスに乗ったのが出発の時間と同じ11:55。
ウイーンでの乗継はきっかり1時間なのだけど、大丈夫かしら・・・

 BUD → VIE OS714  (11:55→12:50)

便名上はOSですが、運行はチロリアン航空。ちっちゃ〜いDash8-400

あまりに小さいので、機体の横↑に荷台が置かれ、ここでピギーを預けて搭乗します。
25分遅れの12:20Take off です。ん〜BUD行きに間に合うかな・・・?
離陸したらあっという間に機内食が運ばれて来ました。

ワインが欲しくなるようなカナッペ ふわふわのシフォンとクリームとラズベリー
久しぶりに超美味ケーキでした♪

ウイーンには10分遅れの13時ちょうどにランディング。
タラップを降り、飛行機のお尻の所に行ってピギーを受け取り、バスに乗ってターミナルへ。
イミグレの右手に通路があり、進むとあるエスカレーターをピギーを持って駆け上がります。
するとそこにまたセキュリティがあり、ここでBUDではスルーだったワインオープナーが引っかかり
目視検査を・・・でも問題ないと返してくれました。
ここを抜けるともうゲートロビーで、ランディングしてからここまで所要20分です。
結構スムーズな空港ですね。

ゲートロビーに到着後10分でプラハ行きの搭乗開始です。ふ〜っ、よかった!
プラハ行きの飛行機もDash8−314と小さいので、「Delivery at Aircraft」のタグをつけられ
バスを降りた所で預けて搭乗します。

 VIE → PRG OS707 (13:55→15:00)

タラップは5段です。
しかも一番下は地に着いてないので

踏むと揺れます。(>_<)

この飛行機のビジネスクラスは、「AC通路DF」の配列です。
私は1Fだったので、右側1列目の窓際と思ってタラップをあがったのです。
そして見たものは・・・(*_*;

私の席の1Fって・・・?
写真の左の席の窓際です。(窓なしですが)
2D(2列目通路側)から見た
向かい1DFの席。

右側の1列目と2列目が向かい合ってBOXシートになっており
しかも私の席は後ろ向きの窓際だったのです。
CAさんに「ここ?」と聞いたのですが、怯えた声だったのでしょうか・・・
「2F(窓側)は非常口席なのでアサインできないけど、2D(通路側)なら変わってもいいわよ」との事。
???
どうして2Fがダメで、1FはOKだったのでしょう?
なんだかよくわかりませんが、4人掛けBOX席独り占めで、2Dに着席しました。

定時にスポットを離れ、14時 Take off です。
足元だけでなく広〜い空間なので、電車に乗っているみたいです。
安定飛行に入るやいなやすぐ軽食です。

なんだか同じようなカナッペ3種。
お行儀悪く、上の具だけ頂きました。
ヨーグルトにミューズリーが入っていた。
ヨーグルトだけの方がよかったな・・・

プラハのルズィニェ空港には15分早く到着です。
ピギーを受け取りバスに乗ってターミナルビルに入ると、すぐ前にイミグレがあり、ほぼ待ち無しでした。
日本人に慣れているのか、「コニチハ アリガトゴザマシタ」と一方的に言いスタンプ押してくれました。

プラハの空港では、セキュリティの内側より外側の銀行がレートが良いと聞いていたので、
通関しロビーを見渡してもそれらしきが見当たらないので、インフォメーションへ行ってみます。
空港内には銀行はなく、500m位外を出たマリオットの裏にあるとの事。
お得意のタイム イズ マネー、時間がもったいないので
トランスポーテーション・センターで乗り放題券の7日券をクレジットカードで購入し、
プラハ市内に入ってしまうことにします。

空港から市内へのアプローチは、エアポートバス・市バス・タクシーとありますが、
言わずも知れた悪評判のタクシーは最初からパスしており、
エアポートバスも乗り合い運行なので、ロスタイムが結構多いのに高いのでパス。
やはり市バスと地下鉄の組み合わせが、早い・安い・便利です。

プラハの市内交通
1回券シングル14Kc/乗換え可20Kc、1日券80Kc、3日券220Kc、7日券280Kc
地下鉄・トラム・バスなどすべて共通。
1回券は乗換え不可と可能な物があり、また時間制限が細かいので要注意。
また、1回券は大き目の荷物の持込には追加10Kcかかる。フリーパス券は不要。

建物の外へ出て、道路を渡った中州の右方向にある119番のバス停へ向かいます。
ちょうど横断歩道を渡った時、119番のバスが来ました。
おっ!ラッキーと急ぎ足で行ったのに、ピギーを持っていて明らかに乗る格好なのに
さ〜っと逃げるように出発してしまいました。
プラハ(チェコ)は日本人(黄色人種)にとても冷たい・・・と言う話は聞いていたのですが、
そうじゃなくて、気がつかなかったんだと思いたい・・・

わかりやすいバス停
119番はDejvicka行き
そこから

地下鉄で中心へ

箇条書きされています。

20分ほど待つと次のバスが来ました。
本来このバスの終点は、地下鉄A線の終点Dejvicka駅です。
そういえば、先ほどチケットを購入したお兄さんが、
「Dejvicka駅は閉鎖されているから、A線終点ひとつ手前の駅まで行く」って行ってたな・・・
言葉のはしに「ボン」って聞こえたけど・・・

約20分後、すごい混雑のDejvicka駅周辺を通りました。
地下鉄の入口にはロープで封鎖し、おまわりさんが立っていました。なんだったのでしょう?

で次の地下鉄駅にバスが着いたので、ここで乗換えです。
ブダペストはどこの駅でも必ずエスカレーターがあったのですが、
プラハは階段だけの所も結構あって、やっと改札口までたどり着き
ブダペストと同じような長〜いエスカレーターで、ホームに向かって下り始めました。
ところが10m位降りた所でガクッとエスカレーターが止まってしまいました。(>_<)

先ほどの閉鎖駅、ボンという空耳?、先が見えないほど長〜いエスカレーター階段を歩く・・・
なんだか幸先悪いなぁ・・・
それでも下りなければいけません。
数珠繋ぎになってエスカレーターを、ピギー持ち上げてとぼとぼ下りました。
あ〜それにしても上りじゃなくてよかった、ほんとよかった・・・

地下鉄を乗り継いで、I.P.Pavlova駅にやっと到着しました。
ここも最後のひとのぼりは階段でした。
初めての所ですが、事前調査通りスムーズにホテルに着きました。


Hotel Tivoli Prague
Sokolska 48
20世紀初頭にイタリア人建築家により建てられた館のデザインを大切に残して改築し、昨年オープンしたプチホテルです。
高い天井、シックでチャミングなファブリックと家具、何より新しいので気持ち良いです。
難はシャワーオンリー・・・でもシャワーカーテンではなくスライドドアなのが救いです。
こちらもメールでの問い合わせに、きちんと英語での回答がありました。

さて、時間がもったいないのでヴァーツラフ広場へ両替の偵察に行って来ましょう。

       国立博物館 ポインタしてね
ヴァーツラフ広場の南端にある
チェコ最大の博物館である。

ここからヴァーツラフ広場が一望できる。
ヴァーツラフ広場
かつて馬市場だった所で
長さ750m、幅60mの広場と言うよりは大通り。

騎馬像は聖ヴァーツラフ

銀行はもう閉まっているのでチェドックへ、ここも案内業務はやっているけど両替はクローズ・・・
両替所を回るも、手数料を入れると1Kc=7円位になってしまいます。昨年は5円位なのでかなり悪い。
ちょっとこれじゃあ両替できないので、調べてある銀行で明日一番で両替しましょう。

でもコルナを一銭も持っていないので、夕食はクレジットカード利用できるビアホール・・・
これから行きやすく、食後ホテルに帰りやすい所・・・

場所柄日本人観光客が目につきましたが、係りの人はとても感じの良いお店です。

U Medvidku  (ウ・メドヴィードクー)
Na Perstyne 7
 
バー16:30〜03:00/レストラン11:30〜23:00
2匹の熊という店名で、
ブディェヨヴィツキー・ブドヴァル
(ブドヴァイザー・ブドヴァル)が飲めるお店。
ここではなんと言ってもこれ!
ブドヴァイザー・ブドヴァルを
ローストポーク・クネドリーキ・
甘いザウアクラウト

典型的なチェコ飯で安い!
必ずパンが運ばれますが、
一部の高級レストラン以外は有料です。

座るなり「ブドヴァル?」って聞かれ、すぐ届くジョッキ♪ いや〜美味しいです。
アメリカのビール会社がその名を拝借し、訴訟まで起こしたと言ういわくつきビールです。
あの薄〜いバドワイザーのお味とは似ても似つかぬ美味しさで、乾いた麦の香りがしました。

クレジットで払うので、もっとちゃんとした料理を取るつもりでいたのですが、
お兄さんのお薦めでもあり、お安いVepro,Knedlo,Zeroが最初のチェコ飯になりました。
ヴェプショがローストポーク、クネドロがクネドリーキ(蒸しパン)、セロが甘いザウアクラウトの事。
そのままのお料理名です、単純明解!
酸っぱくて甘くないザウアクラウトは知っていますが、甘いのは初めてです。ん?美味しい♪
ローストポークに甘いザウアクラウトがこんなにも合うのですね。
クネドリーキは想像通りなので、可もなく不可もなく、
でもおなかが一杯になっちゃうので、なくてもいいかな・・・

初日から満足してお店を後にし、すぐ近くのTESCOでお買い出し!

おっ!コゼル(ビール)があるじゃない・・・と重いのにカゴの中へ、
水、サラミ、パプリカのポテチ、鰊の酢漬けなども買って、
TESCO前からトロリーバスでホテルに帰ります。

↑ポインタしてね コゼルのビールを飲みながら、酢漬け鰊とサラミで夜食です。

恒例の洗濯&入浴を済ませ、ビール片手にパソコンを立ち上げて
2時間ほど情報収集したり、メールしたり・・・
ひとり旅の時はパソコン離せませんね。

23時、優等生的時間に就寝です。


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