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6日目: プラハ滞在



5時の目覚ましで気持ちよく起床♪
またもや6時という早朝から活動開始です。(^.^)

まずは6番のトラムでカレル橋に向かっていたのですが、
思わぬ所で予想外の方向へ曲がってしまいました。(>_<)
様子を見ていたら、カレル橋のひとつ上手のチェコ軍団橋(すごい名前だ・・)を渡ったので
マップと照らし合わせたら、飢えの壁のオブジェがありそう・・・ひょうたんから駒・・・
突き当たりの山の所で降りてみます。

トラムの張り巡らされた電線の向こうがチェコ軍団橋。
橋を渡り突き当たりの山はマラー・ストラナ地区
の一部ぺトシーン公園で、
このふもとから「飢えの壁」がストラホフ修道院まで延びています。

飢えの壁
1360年プラハが飢饉に見舞われた時、飢えのため住民が盗み等を犯して罪を負わなくても済むよう
当時の国王カレル1世が貧困層救済の公共事業として壁造りの仕事を与え、賃金を払ったため
「飢えの壁」と呼ばれている。

ペトシーン丘の西側に長さ1.2kmの塁壁が築かれ、プラハ城の南の防衛拠点になっている。

べトシーン公園を上がったすぐ上から壁は始まり、ストラホフ修道院のそばまで続いています。
実際の壁は明日見に行きます。

飢饉に苦しむ人のオブジェ。段々影が薄くなっていく・・・なんとも言えない心が痛くなる像です。

重〜い気持ちで停留所に立っていると
すぐ目の前に、調べておいたビアホールの中の1軒を見〜っけ♪ 後で来よう・・・
一石二鳥、早起きは三文の得!・・・我ながらあきれてしまう変わりよう・・・

22番トラムでチェコ軍団橋を渡った所まで戻り、17番に乗り換えてカレル橋へ行きましょう。
まだ7時なので橋の上には数人のみ、
ゆっくりじっくり、ガイドブックと照らし合わせながら像を見て行きます。

カレル橋


14世紀後半から15世紀にかけて作られた、
ブルタヴァ川にかかるプラハ最古の橋。
全長520m、幅10m、
両端の欄干に30体もの聖人像が並ぶ、
ゴシック様式の美しい橋である。

ポインタしてね

聖フランシスコ・ザヴィエル像
1711年ブロコフ作を1913年にコピーした物

支える中に東洋人らしき人が・・・
ポインタしてね
聖ヤン・ネポムツキー像
1683年ラウフミューラー設計によるブラウン作

橋上の像の中で最古&唯一のブロンズ像
触れると幸福をもたらすと言われている。
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ピエタ像 
1859年マックス作 
この像が置かれる前は
ここに十字架が建てられていた。
聖ルトガルディスの像
1710年ブロコフ作
傷口に接吻しようとする聖女の為に

十字架上のキリストが身をかがめている。
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聖ヴィート像(ヴィトゥス像)
1714年ブロコフ作
「ヴィート」は、プラハの街を歩くと
よく耳にする聖人名。

優しい顔をしている。
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見たかった像のひとつ、
マタの聖ヨハネとヴァロフの聖フェリックス及び聖イワン像・・・長い・・・は、
修復中の為、足場とネットがかかっており、覗けるものの全体像は掴めなくて残念だった。

聖ミラクーシュ教会まで歩いてから、再び橋のたもとまで戻りカンパ島に下りてみましょう。
水車があったり、変な噴水があったり、下から裏から像やヴルタヴァ川をを見上げると
また違った楽しみがあったりします。

運河のように水路がはり巡り、水車も・・・ 下から見上げるカレル橋は普通の橋。
聖ルトガルディスの像(上参照)の
後方若干下には護っている人?が・・・
下から見て知り、上からは覗き込むと

見る事ができる。ポインタしてね
普通のレストランのエントランスの噴水
胴と手が動くんです(>_<) どんな趣味

再びカレル橋を戻り、右折した所のスメタナ博物館前に行って見ましょう。

ポインタしてね
スメタナ博物館前のちょっとした公園からのカレル橋とプラハ城もなかなかです♪

いや〜3時間の楽しい朝の散歩でした。
トラム22番で一旦ホテルに戻り、充電中に朝食をいただきます。

プラハハム、サラミ、チーズ、
スプレッドチーズとパン
パテの種類が多くてうれしい。 ジュース2種、ヨーグルトも数種あり。
シンプルだけど必要にして充分でした。コーヒーは5〜6種をマシーンでセルフ。紅茶はティーバッグだけどポットです。

ひと休みしたら早速お出かけしましょう。
まずは両替をしないと始まらないので、レートが良いといわれている銀行へ行きましょう。
6でも21でもいいのですが、たまたま来た22番のトラムでTESCOまで行き、
途中のチェドックでレートをチェックし、コメルチュアル・バンカまで歩きます。
結局レートそのものは、チェドックがほんの少しだけよかったのですが、手数料が2%かかるので
最終的には、やはり噂通りコメルチュアル・バンカの方がお得でした。

現地通貨が手に入れば怖いものはありません。(笑)
旧市内を観光しながら気ままに歩きます。

市民会館
17世紀後半の火災で歴代王の宮廷が
焼失したあと、1911年に建築された物。
内部はムハ(ミュシャ)やチェコの芸術家による
華麗な装飾が施されている。
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火薬塔
1475年ゴシック様式で建てられ
旧市街を守る城壁の門であったが
17世紀に火薬倉庫として
利用された為こう呼ばれている。

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ティーン教会
裏に税関があった為、
ティーン(税関)教会と呼ばれている。
内部は撮影禁止だが、黒と金を巧みに使って
豪華な上、明り取りが充分なので美しい。
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聖ミクラーシュ教会
わずかな部分しか入れないが、華麗な天井画
バロック様式の重厚な彫刻がすばらしい。
音響が良いのでコンサートにも使われる。

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旧市庁舎と天文時計
スグラフィット装飾が施された
旧市庁舎の比較的低い部分に
2つの天文時計がある。

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ヤン・フス像は修復中
本来囲いの所に、15世紀のチェコにおける
宗教改革の先駆者の像があるのだが・・・
修復中の所がやたら多い・・・

暑いのでそろそろビールが恋しい♪
という事で、ユダヤ人地区にあるビアホールへ向かいます。

Potrefena Husa 
(ポトレフェナー・フサ)
Bilkova 5
11:00〜24:00 無休
ビールメーカーのスタロプラメン社
直営のビアホール。
入口はおしゃれなカフェバー風、
この奥がテーブル席です。

トイレはかなり清潔です。
もちろんスタロプラメンを。33mlの小です。 メニューは木製台にメモ風で可愛い♪

せっかくユダヤ人地区に来ているので、軽〜く散歩します。

旧新シナゴーグ
ヨーロッパ最古の1270年建築
儀式の家
1912年建築、中の展示はちょっと怖いものが多いらしい・・・

そろそろおなかが空いて来ました。
ここから歩いて行ける芸術の家近くのビアホールでランチにしましょう♪

U Rudolfina
(ウ・ルドルフィナ)
Krizovnicka 10
11:00〜23:00 無休
ルドルフィヌム(芸術の家)近くの
ジモティの多いお店です。
チェコ料理が自慢ですが
ビールだけの常連さんが
入口にいっぱいいます。
ピルスナー・ウルクェル チェコ名物ローストダック(かなり巨大)
2種のクネドリーキと甘めのザウアクラウト添
食べかけではではありません、念のため(笑)

このお店、入るとすぐがバーカウンターで、左に下りると静かな空間、
正面数段上ると狭いけどビアホール風のテーブル席があります。
英語メニューはないので、ガイドブックのメニュー欄を見せると
これはある、これはない・・・と教えてくれます。
ローストダックもクネドリーキもザウアクラウトも美味しかったです♪

ここのお店から歩いてすぐの所に、国立マリオネット劇場があるのでちょいと偵察です。

国立マリオネット劇場
Zetecka 1
20:00開演
ドアを入って薄暗い階段を下りると
受付のおじさんがぼ〜っと
座っていました。びっくりした〜

会場:19:30
開演:20:00〜22:00
演目:ドン・ジョバンニ
料金:Kc590
席はフリーシートだそうです。
ポインタしてね

22時に終わったら、帰り道の足の便が不安かなぁ・・・
夜までによく考えてみよう・・・

王の道をカレル橋まで歩きましょう。

旧市街橋塔
10:00〜22:00 無休 Kc60
1400年にパルレーシュによって作られたもの。元々は通行料を徴収したり、橋を守るための塔であった。
ポインタしてね
ビールを飲んだばかりでゼイゼイヒーヒー言いながら登りました。
登り切っても座るスペースが全くないので
壁に寄りかかるようにして30分位もボーっと眺めたり本を読んだり・・・

下りるのはなんと簡単なのでしょう・・・
さてお次は、トラム停留所から17番でダンシングビルを見に行きます。

ダンシングビル ユニークですよねぇ〜、保険会社のようでした。  スカートの中みたい・・・↑


再び17番のトラムでカレル橋のひとつ手前で下りて、入り組んだ旧市街の裏道をさ迷いましょう。(^.^)

公園の至る所にあるスタンドポインタしてね
ワンちゃんのトイレグッズです。
袋の中には紙のスコップが入っています。
聖十字架教会のロトンダ ベツレヘム礼拝堂


お目当てのビアホールに着きました。
座れたけどすぐに相席になり(楽しい人たちと一緒でよかったです。)、その後すぐ満席になりました。

U Zlateho Tygra
(ウ・ズラテーホ・ティグラ)
Husova 17

15:00〜23:00 無休
クレジットカード不可
ピルスナー・ウルクェルの
美味しいお店
常連客が多い所だが
クリントン大統領とハヴェル大統領が
訪れた事でも有名。
オーダー不要、黙って座ればでてきます。(笑)
飲みかけ失礼!
超〜うま〜い♪
わいわいがやがやしています。
たぶんつまみは何もないと思います。



近くにもう1軒(本当はもう2軒)あるので、無理しては・し・ご・・・(^^)v

U Vejvodu
(ウ・ヴェイヴォドゥ)
Jilska 4
11:00〜24:00 
壁から天井まで落書きの洪水です。
各テーブルの上には
ハンガーにかけられた岩塩付きの
プレッツェルがおかれています。
ピルスナー・ウルクェル
酔ってはいませんが
もう味がわからなくなっています。(>_<)
入ってすぐのカウンターには銅の蒸留のオブジェ
高いの低いの色々の丸テーブルが楽しい♪
ここはかなり安かったです。


TESCOの前からトラム1本で帰れるので、ついまた寄り道です。
水とお土産(食材)を買ってホテルに戻ります。

シャワーを浴びて、メールチェックなどをし
0:30、ほど良い時間におやすみなさい。


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