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8日目: プラハ → フランクフルト →



目覚ましで5時半起床。
今日はプラハ出発の日なのですが、フライトが夕方なので午前中は観光し、
チェックアウトのため一旦ホテルに戻り、荷物を預かってもらって、
ビアホールランチをとってから空港へ向かう、という予定です。

朝食はパスして、6時半にホテルしゅっぱ〜つ!

まずは地下鉄で1回乗り換えて、Jirih Z Podebrad駅下車。
駅前のちょっと変わった教会側の出口に出ると、もう左手にはお目当ての物が見えます。

斬新なこの教会も入ってみたかった・・・

プラハタワー(TV塔)
10:00〜23:00 無休 Kc150
90mの展望台までエレベーターで上がる事が出来る。
当然眺めは良いのだが、エッフェル塔と同じで、まだ地元民には快く受け入れられていないらしい。

ちょっと見、ありがちな近未来的なタワーですよね。


で も ・ ・ ・


赤ちゃんがハイハイしているのです! 登る子もいれば下りる子も・・・向き合っている子もいます。

ダンシングビルといい、こういうのお好きなようで・・・こちらの方。
ま〜こうやって日本人観光客も早朝から見に来るのですから、意図は成功なんでしょう。
タワーはまだオープン前で登れませんし、登るつもりもなかったので次へ移動しましょう。

目的は朝から開いているビアホール。(>_<)
ホテルの朝食はパスして、モーニングビールをしようって魂胆です。(^^)v
また地下鉄に乗って、旧市街にあるMustek駅で降ります。

青空市場発見!見てるだけで楽しい♪



8時から開いているという情報を見てビアホールへ行ったのですが、10時からでした。ざんねん!
さてこれからの予定が狂っちゃうな〜・・・
目の前のマクドナルドで朝食にするか・・・いや、それは私の旅ではないし・・・
入ろうと思っていたムハ(ミュシャ)美術館は、
10時オープンなのでチェックアウトの時間に間に合わなさそう・・・

ぐだぐだ考えながら歩き出したら、すぐそばにビアホールが開いている!
しかも入口そばのカウンターには、沢山の人が立ち飲みしている!
こんな時間(9時)に、これだけ混んでいるなんて絶対気になる・・・
そ〜っとのぞくと右手奥にはテーブル席もあるじゃないですか、しかもそこも結構いっぱい・・・♪


BRANIK
Vodickova 696/26
1899年創業のビアホール。
入口が2つあり
左手のこちらがビアホール
プレッツェルの小袋以外
 つまみなんてなさそうでした。
Branik Desitka (オリジナルビール) ボケボケですが、立ち飲みの人多いです。 手前がレストラン、一番右側がバーの入口

入れ代わり立ち代り人の流れがあるのに、ずっと混んでいます、ここ。
朝っぱらから混んでいるだけあって、うまい♪、そして安い♪
カウンターの人がひとりで切り盛りしていました。
お客も常連さんばかりのようで、エプロンつけている人や、近くに住んでいるような格好の人
これから会社って感じの背広に鞄のサラリーマン風の人もいたり・・・
いや〜人間ウォッチングも楽しかったです。
トイレはカウンターで鍵を借りて使います。

そろそろトラムでホテルに戻りましょう。
ホテル着10:00、荷造りしながらパソコンも立ち上げて、気分転換。
何にも買わない・・・と思いつつも、ぽろぽろと購入した食材が結構かさばっています。
苦労してどうにかおさまり、あとはセキュリティで「ちょっと拝見」がない事を祈るばかり。

ぴったり12時にフロントに行ってチェックアウトし、荷物も預かってもらいランチに向かいます。
朝ごはんを食べていないので、かな〜りおなかがすいています。
10分位歩けばある、チェック済みのビアホールに向かいましょう。

実はこの辺の写真、前後10枚ほど間違って削除してしまいました。(>_<)
と言う訳でピヴォヴァルスキー ドゥームとカリハの写真がほとんどありません。
文章だけになりますのでご了承ください。

Pivovarsky Dum (ピヴォヴァルスキー ドゥーム)
Jecna/Lipova 15

11:00〜23:30 無休 

ランチ時なので結構混んでいます。大通側の入口から入った所の席は空いていません。
だからといって誘導するわけじゃないので聞いたら、「奥へどうぞ」。
奥行きがあるお店だったのですね。ただこのお店、表のドアを全開にしているので暑かった・・・

ここは定番のクラシックビールがご自慢なので、それをたのみます。
フレーバービールも有名なのですが、
話の種にはなるけど、きっと私は好きじゃないだろうと思い頼みませんでした。
ひとりだとこういう時、挑戦出来ないのがつまらないですね。

お料理は、まずプラハ名物ガーリックスープ。
ガイドブックなどで「揚げ玉たっぷり」って表現が気になっていました。
クルトンじゃなくて揚げ玉?
でも出てきたのはクルトン入りでした。残念。
後日談:どうしても気になりTESCOで揚げ玉を購入してきました。(^.^)

ブロッコリー料理も名物と聞いていたので、メニュー(英語)の中に発見!
お姉さんに「どんなの?」と聞いたら、
あまりかかわりたくないのか「美味しいよ」とだけ・・・
「じゃあそれと、鰊のスモーク Smoked Herring を」とオーダーしました。

まず最初に出てきたのは・・・

? ? ?

これは鰊じゃなくてサーモンじゃん・・・しかもマリネじゃん・・・(>_<)

確かにメニューには、この2品が上下に続いて載っておりました。
私は番号と念のため「へりんぐ」と両方言ったのですが、英語があまり通じなかったようで・・・
ま〜どっちにしようかなぁ・・・と思っていたし料金も同じだったので何も言わず食べました。

でもこのサーモンしょっぱくて失敗でした。

次にメインのブロッコリー、どんな料理になって出てくるのでしょう♪わくわく♪

? ? ?

もう、これもやられました・・・

大きな楕円のお皿いっぱいに茹でたブロッコリー、それにバターソースがかかっているだけ。
バターなので透き通っているから、ブロッコリーの緑onlyのお皿です。
お味も、子供が作っても同じ味になる・・・と言えば想像できるでしょうか。
まずいとかではなく、どこでも食べられる味。なんか青虫になった気がしました。

ま〜サーモンはともかくとして、ブロッコリーは自分のオーダーミス。
これからはちゃんと現地語メニューも貰って、照らし合わせてオーダーしましょう。
しかしこのブロッコリー、しっかりメイン料理なのです。
鴨やカツレツなんかと肩を並べるお値段でした。
でもここのビールは比較的安くて美味しかったので、それだけが救いです。


Hostinec U Kalicha (ホスティネツ ウ カリハ)
Na Bojisti 12-14
11:00〜23:00 無休

ガイドブックや旅行記などで、必ずと言っていいほど出てくるビアホールですが、
ホテル予約サイトのクチコミで、かなり評判が悪いのが気になっておりました。
ただホテルから2分位の場所なので行って見ることに・・・

エントランスはいい感じです。お店の前にはあのトレードカラー(黄色と緑)のバンが止まっているし、
入って両サイドのバーコーナーも、通路のディスプレイも、楽しくなるつくりだし・・・
でも14時前だと言うのに、だ〜れもいないのです、お客も、お店の人も。
グッズを売る売店には電話している男性がいましたが・・・
入口近くのバーコーナーに戻り、どこに座ろう・・・と悩んでいる所に、先ほどの電話の男性が現れ
奥の席へ・・・と言うので進むと、奥がレストランになっていました。

「ビールだけなのですが・・・」と言ったら「ノープロブレム!」というのでレストラン席に座ると
「ジャパニーズ?」と聞かれ、日本語のメニューを持ってきてくれました。
メニューは言語別に色分けになっていて、7〜8カ国位ありそうな感じでした。

とりあえずピルスナー・ウルクェルと、酢漬けのソーセージを頼みました。
するとフレクー(ビアホール)と同様に、トレーにヘベロフカのような食前酒をのせ持って来ました。
当然断りましたが、何がイヤって、
お客は誰もいないのにトレーの上には、食前酒の入ったグラスが10個位あった事です。
いつ注いだ物?って感じです。

ピクルス、ソーセージにスライスオニオン
ソーセージが美味しくない・・・
誰もいません・・・

途中で赤ちゃんれのご夫婦が入ってきました。お客はそれだけでした。

結構広いホールなので、がらがら〜な感じが、お店のイメージをなお悪くしているような・・・
入口のバーコーナーを開放して、賑やかにしておけば他の客も入りやすいのじゃないかしら・・・
ま、それ以前の問題もたっぷりありそうですが。

料理の値段は較べられませんが、
ビール(ピルスナー・ウルクェル)は普通に美味しかったです。
でもプラハ滞在中、沢山のお店で飲んだ中で一番高いKc60でした。

そろそろホテルに荷物を取りに戻りましょう。
荷物を受け取って、往路の逆ルートで空港へ向かいます。
一番心配だったのは、
理由はわからず閉鎖だった、空港行きのバスが出るDejvicka駅がどうなっているかと言う事。
フロントで聞いたら検索してくれたけど解らず、「たぶん大丈夫じゃない?」だったのですが・・・

結局、何事もなかったようにDejvicka駅に着き、
標識に沿っていけば簡単にバス停へたどり着きました。
バスも5分と待たずやってきたのでラッキーです。
ここから空港行きの119番に乗るほとんどの人は、大きな荷物を持っているのですが、
単なる市バスとは言え空港行きバスなのに、
座席も少なく荷物を置くスペースはないので、妙な混み具合でした。

空港には少し早めに着いてしまったのですが、
便数の多いLHカウンターは常時開いているようで、すぐチェックインできました。
ところが、チェックインはPRG−FRAしか出来ないというのです。
同じスタアラなので、KIX(関空)迄は無理だとしてもSIN(シンガポール)迄は可能だと思っていました。
係りの人も2人がかりで端末を色々操作してくれたのですが、「Sorry」でした・・・
FRA−SINが、エクストラチャージがかかるかも?と噂の777−300ERだからでしょうか?
ダメなものは仕方ないので出国し、1階上がった共同ラウンジへ向かいます。
入ってすぐがビジネスセンターで、丸テーブルにパソコンが数台設置済みだったのですが、
たった1本あるケーブルで無事NETがつながりました。

搭乗開始が17:20分だったのですが、到着が10分遅れているとの事で
結局ほとんど出発時間の17:45から搭乗開始となりました。
ウエルカムドリンクの酸っぱくて美味しいオレンジジュースを頂いていると、
窓の外は雨・・・観光中、雨に困った事がなくてよかったです。

PRG → FRA LH3263 (17:50 → 19:00)

スポットを離れたのが18:15、離陸が18:28、
ちょっと遅れていますが、FRAでは充分な乗継時間があるので、心配はしていません。

チーズ2種とドライトマトのチーズ詰め ラトゥイユ風の野菜の上に生ハム チェリープリザーブとムースとワッフル

約1時間のフライトにしては、かなりの充実の機内食です。
どれも美味しかったけど、家に帰ったら作ろうと思ったのが、ドライトマトにチーズを詰めた物。
簡単に出来そうなのに美味しくて、ワインのお供にぴったりです。

FRA到着は、ちょっと挽回して12分遅れの19:12。
Aゲートに着いたので、エスカレーターで上がり、スカイトレインでBゲートに移動します。
インフォメーションで聞くと、SQのチェックインはゲートカウンターでOKなのですが、
出発1時間前にならないと出発ゲートが決まらないとの事です。
到着の折り返し便なのでそんなことはないと思うのですが、
当局の指示でゲートを変更する場合があるから・・・とよくわからない説明を帰国後耳にしました。

まだまだ時間があるので、とりあえずLHのセネターラウンジに入る事にします。
セネターラウンジはいつも混んでいるのですが、今日も同様・・・
でもビジネスセンターに行ってみたら1席だけあいているので即確保、パソコンをセットします。
でもよ〜く見るとNET接続は有料なので、旅行記だけ作成することにしました。
小さなプラハで無料接続OKなのに、FRAのセネターラウンジは有料なんですねぇ。

ミートローフとハム 野菜とオリーブ

ガス入りのお水で、切り立てのミートローフと野菜を頂きながら、
SQのゲートが表示されるまで、セネターラウンジで待機です。
なかなかモニターに表示されないので、レセプションに何度か問い合わせ、
端末を叩いてもらい、出たと同時にゲートに向かいました。

B46ゲートに着き、カウンターでチェックインを申し出ると、
「オーバーブッキングなので」と、シートNo.の入っていない搭乗券を渡され
しばらくラウンジで待つように言われました。
あ〜、だからプラハでチェックインできなかったのでしょうか?

一旦カウンターを離れましたが、やっぱり変だよ〜と再度カウンターへ行き
座席はすでに指定してあるのになぜ?とアイテナリーを見せましたが、
私の予約してある席は、他の人がもうチェックインしているとの事・・・

? ? ?

「私の指定済みの席が他の人の席になり、
私の席はまだ出せないからラウンジへ、って言うのはおかしいでしょう?」
と食い下がったのですが、カウンターのお兄さんは緊張感のない笑顔でのらりくらり・・・
挙句の果て、私の指定済みの席が変更になったのは、
ソリティアの人の方がステータスが高いから・・・と言い放った!
かなりムカついたので、「あなたの名前は?」と聞いたら、
一瞬こわばって自分のせいじゃないから向こうのシニアディレクターの所へ行けと・・・
行けじゃなくてあなたが呼んで来るのが道理でしょ・・・と思ったけど、
ダメなヤツと話しても仕方ないので、私が出向いて話をした人はかなりできる女性でした。

端末から私の記録をプリントアウトし、フライトその物の変更を打診してきたのですが、
777−300ERを乗る為に組んだスケジュールだという事を説明したらわかってくれて、
何とかするからもう少しベンチで待ってくれと言われました。
ひとりなら一番良い席とされている11Aを指定していたのですが、
もうそういう問題以前の状況になってしましました。

搭乗開始になり、エコノミークラスの人が全員乗っても、
目の前のベンチに座っている私に、ダメ男は何にも声を掛けてこないので、
再び先ほどの女性の所へ行くと、「えっ!もう出してある」と言い、
ゲートカウンターのダメ男の所へ駆けて行ってくれました。
ダメ男からシート番号の入った新しい搭乗券を受け取り、もはや誰もいないゲートから搭乗しました。
かなり長い間声を荒げていた白人ご夫婦もいて、彼らもターゲットにされたようでした。

どうにもあのダメ男が許せず、搭乗の際立っていたパーサーに状況を話して
コメントカードが欲しいと言ってしまいました。もちろん初めてのことです。

FRA → SIN SQ325 (22:25 → 16:20+1)

席に着くとすぐウエルカム・シャンパンが届き、
それを飲んでいると、別の女性地上職員がコメントカードを持って入ってきました。
きちんとお詫びを言われたので、その時点でもう私の中ではケリが付き、
このコメントカードは廃棄すると決めました。

シート管理はかなりきちんとしているSQなので珍しい事だと思いますから、
2名の女性地上職員のような態度なら、状況によっては協力を惜しまないのですが、
あのダメ男の頭ごなしな物の言い方は、SQの恥になってしまうと思います。

* * * * *

ステキな飛行機に乗ったのですから、先程迄の事はもうきっぱり忘れましょう・・・
席は前にトイレのあるバルクヘッドの席でした。
11Aよりは当然騒がしい席ですが、通路の向こうはギャレーの壁なので、個室感覚で落ち着けました。

SQご自慢の777−300ERです。
腕も悪いですが、古いデジカメなので写真が大きく撮れずブレて見にくいですが・・・

窓際は1列席です。
1−2−1の配列なので全席通路側になります。
シートベルトは両サイドから出ているのではなく
片方はシートの座面から出ています。
それだけ座面が大きいのです。
前の壁の下部が手前に倒れ、足置きになったり
ベッドにした場合、足元の部分になります。
窓下にもベンチ風のスペースがあり、
シートをベッドにすると
くっついて広いスペースになります。
窓際のアーム、三角の所はカクテルテーブル
その内側に大きなテーブルが収納されています。
カクテルテーブルの手前がペットボトルの水と
ヘッドフォンが入っている収納庫。
トイレのシンクもかなり大きくて使いやすいです。

革張りのシート、リネンの肌触り、エアバックシートベルト、15.4インチの大きな画面・・・
狭い機内でくつろぐための心地よい空間は万全で、寝るのが惜しいほどです。
あっち見たりこっち見たりしている内にミールサービスが・・・

スモークダックとハムのサラダ。
バルサミコソース
ハニーダックとエッグヌードル チョコレートトリュフケーキ
これかなり美味しい♪
シャンパングラス ワインとお水のグラス(ボケボケですが)     塩・胡椒。 ポインタしてね
カトラリー類、グラス、食器、テーブルクロス等も全て一新されていました。
グラス類はかなり大ぶりになり、半分量くらいのサービスになっています。揺れ対策も兼ねてるのでしょうか。

アメニティも一新され、アイマスクはシャープな形になり、
靴下も色や形が変わり、袋にはジバンシーと印刷されていました。

フルフラットなベッドは見た目より幅が広いです。

食後洗面所から戻ると、ベッドを作ってくれました。
羽根布団とふわふわ過ぎない枕で、おやすみなさい♪



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