路地裏の散歩道HOME           海外散歩TOP           初夏のブダペスト&プラハで飲みまくり!TOP     



9日目: → シンガポール → (バンコク経由) →



昨夜夕食後、映画も見ず横になり、
何度か目が覚めたものの、到着前の食事の準備の音がするまで熟睡できました。
やはりベッドやリネンが良いと、機内と言えよく眠れるのですね。
また、トイレやギャレー周りをしっかりカーテンで遮ってくれたり、
SQのCAさんはドカドカと歩かないので、いつも静かだからかもしれません。

普通の朝食です。
時間的にはおやつです。
チャイブのオムレツ、ベーコンとハッシュドポテト
やっぱりボケボケ・・・
手振れ防止の高いのに買い換えようかな・・・

ほぼ定時にシンガポールに到着しました。
Fゲートの先っちょだったので、
Fの付け根のトランスファーカウンターまでは、延々と動く歩道を乗り継いで到着し
ここでKIX行き626便のゲートを確認しておきましょう。
Eゲートとの事、ラウンジからならちょっと近くなりますね。

さてシルバークリスへ。
今回始めて右側のファーストクラスラウンジを利用します♪
やはり左側のラッフルズラウンジよりずっと静かです。そして明るいのがいいですね。
ラッフルズの方は、薄暗いのでいつも眠くなってしまいます。

入って右手を回り込んだところにビジネスコーナーがあり、無料でインターネットが使えます。
最初に座った所はなぜか繋がらず、他が空くまで飲んでおりました、ドンペリを・・・

♪このラウンジではドンペリが飲めるのです♪

これが一番の楽しみでした。いや〜美味しかったです。
2年前、全日空の機内でクリュッグ飲んで依頼、久しぶりの美味しいシャンパンです。
自分で買っては飲めません・・・(>_<)

♪ドンペリのお供はナッツ3種、ドライフルーツ2種、チーズ2種、オリーブ♪

そのうち向かいの席が空いたので、移動してNETします。

まだまだ時間があると思っていたら、モニターに「Bording」の文字が・・・
ちょっと焦って、パソコンの電源を落としてバタバタと片付けてゲートに向かいます。
でも冷静に考えれば、チャンギはゲートごとにセキュリティをしているので、
そのゲートが開いただけだったのですが・・・この辺からまた運気が下降気味・・・

セキュリティでピギーが引っかかりました。
モニター画面に映っているのはブダペストで購入したワインオープナー・・・
このワインオープナー、「捨ててもいいや」と購入したのですが、
ちょっと変わっていたので持ち帰ろうとしていたのです。

よくあるのは、スクリュー状のコイルみたいなのをコルクに刺して回すと、アームが上がり、
そのアームを下に押し下げるとコルクが抜けますよね。
このオープナーはそのアームがないのです。
下のスクリュー部分は全く同じなのですが、
手で回す部分は単なる十字状のバーだけで、それを回してスクリューをコルクに刺し込み、
ロックをはずして、またその十字状のを同じ方向に回すとコルクが抜けるのです。
アームがない分小さくてシンプルです。


開けられるとしたらワインオープナーだろうと思い、出せる所に入れておいたので
引っ掻き回されませんでしたが、やはり機内持ち込みは出来ず、
カウンターで引換証を貰って預ける事になりました。
捨てる事になるかも・・・と思っていたので、この程度なら御の字です。

 SIN → BKK →  KIX  SQ626 (19:35 → 21:00 22:10 → 05:45+1)


そのうち本当の搭乗開始が始まって乗り込みます。
席につくとウエルカムドリンクが・・・
いつものように何も考えずシャンパンを頂いたのですが、水にしておけばよかったです。
素晴らしいドンペリの余韻が、ピリピリとくるシャンパンに消されてしまいました。(>_<)

ビジネスクラスのほとんどの席が相席になっていない中、
バルクヘッドの私の隣には男性がいました。

バンコクまでは所用2時間25分、1時間の時差があります。
その短いフライトでもディナーがサービスされました。

ブックザクックからロブスターテルミドール 貝柱のサラダ フルーツ

10分程早くバンコク・スワンナプーム空港にランディングです。
バンコク出発まで1時間、正味は30分位しかないのに、一旦降機します。
しかもピギーを含め全ての荷物を持っての降機、更に降機した所のロビーには入れず
動く歩道を延々3〜4本乗り継いでから、エスカレターで1フロア上がり、
上のフロアの同じ道を延々また戻ると、セキュリティがありそこを通過してゲートロビーに入るのです。
なんだか無駄な行程だと思いませんか?

しかもセキュリティでまたもや引っかかりました。
今度は小さな携帯用のシャンプーとリンス、コンタクトの洗浄液で、
どれも半分未満しか入っておらずどの空港でも引っかかった事がない物がです。
目視だけで、没収もされませんでしたが・・・

セキュリティーを抜け、ゲートロビーに入るともう搭乗開始です。(>_<)

当然SINーBKKと同じ席ですし、クルーも全員同じです。
ウエルカムドリンクはトレーにのせて持ってくるのではなく、
「何がいいですか?」と聞かれたので、ペリエを頂きました。

お隣の男性はバンコクで降りたようで、隣は誰もいなくなりラッキーでした。
定時に離陸し、食前酒は懲りずにシャンパンを頂き、ミールパスして寝てしまうつもりでした。
ところが、フランクフルトからの便で熟睡したため、全然眠くありません。

じゃあサラダだけでも食べようかなと、セットしてもらいます。
テーブルにお料理が並んで、隣もいないし気兼ねなく写真が撮れる・・・
と思ったらカメラがない・・・どこでどう無くなったのか全然思い出せない・・・

よ〜くよ〜く考えたら、SINーBKKの機内食の写真は撮った・・・

バンコクではセキュリティーで開封チェックした以外、手元から離していない・・・
あのセキュリティーで抜かれた?・・いやピギーにカメラは入れないからありえない・・・

SQのシートには、アームの内側下に小物を入れるポケットがあり、
先ほど機内食の写真を撮った後、ここに入れたままにしていたような気がする・・・
降機する時はいつも、シート周りや、使わなくてもマガジンラックの中などを必ずチェックするのだけど
あの時チェックしたのだろうか?覚えていない。
チェックしたのだったら、すでに機内で盗難されていた?

いや〜もうなんかだわからなくなっています。

あちこち探しているので、日本人CAさんが「お探し物ですか?」と声をかけてきました。
事情を話すと、

・バンコクでの機内清掃中に忘れ物が見つかると、まずは機内にいる乗務員に連絡する。
・先日機内で、財布の中から現金だけが抜かれていたという盗難事件があった。

と言う話をしてくれました。なんか出てこない感じですね。(>_<)

バンコクで降りた隣の人をちょっと疑ったり(ごめんなさい)
お掃除の人が持っていってしまった?・・・(ごめんなさい)

カメラは古いので仕方ないとあきらめられるのですが、
わずかでも思い出の写真がなくなるのはちょっと残念だなぁ・・・

何度も声をかけてくれるCAさんに、
「ご迷惑がかかるので、お仕事を優先してくださいね」と申し出て、ペリエばかり飲んでいました。
ミールサービスの片づけが終わり、機内が消灯されると
書類を作成する為のいくつかの質問(カメラの機種や連絡先など)を聴きに来られ、
「ゆっくり休んでくださいね」と戻って行かれました。
当然眠気が飛んでしまっている私は、暗い中でボーっとしていたのですが、
なんと2人のCAさんがペンライトを持って、
私のいるキャビンの空いている全ての席のハットラックの中や、
シートの下、マガジンラックの中を確認しているのです。
本当に迷惑な客ですみません。その温かさに頭が下がる思いでした。

でももうこの時点で、カメラは出てこないだろうとあきらめていました。


     前のページへ           ブダペスト&プラハ旅行記           次のページへ