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2日目: → ロンドン → チューリッヒ → イスタンブール



熟睡できていないと思った割には、時間がしっかり過ぎています。
滑り台式なので仰向けは腰が疲れますが、横向きが結構ラクでした。
8時間くらいウトウトできたような感じです。
シンガポール時間をロンドン時間の3時に合わせると、もう到着前の朝食です。

フルーツ、トマトジュース、カプチーノ クイッティオ風のオイスターソース味
大きい海老とホタテ、空芯菜のみ、つつきます。

まだ朝も明けきらない5:10、40分も早くロンドン・ヒースロー空港に到着です。
SQはターミナル3に着くのですが、LX(スイス航空)の発着はターミナル2になります。
FCC(フライト・コネクション・センター)を抜けてターミナル移動になるため、
FCCへ向かうためのバス乗り場へ歩いているのですが、誰も追従する人がいません。
人っ子ひとりいない連絡通路を不安を抱えて早歩きしていくと、ホッ・・・係りの人がいました。
バスに乗る頃やっとあと2人が来て、ガラガラのまま出発です。

FCC行きのバス。セキュリティもガラガラだといいのだけど・・・

ところが早朝とは言え、FCCのセキュリティは長蛇の列でした。
やっと抜けると、なんと抜き打ちチェックに選ばれてしまいました。(>_<)
ジップロックの中からコンディショナーを指定され、少量をコットンに出すよう言われ
それをリトマス試験紙のようなスティックに取り、変化をチェックされました。
変化は当然なく無罪放免されましたが、疲れているのに〜っと言ったところでしょうか。

セキュリティを抜けたすぐ前の両サイドにカウンターが広がているのですが、
早朝のため窓口は一部しか開いてはおらず、
LXのブースには「○番(LHでした)のカウンターへ」と張り紙がされており
指定されたカウンターに行ったら、ここではできない、との事。

貼り付けてある紙を持って再度LHのカウンターに行ったのですが、
「な〜に?こんな紙・・・聞いていない。」と言われ「6時過ぎにはLXの窓口が開くでしょう・・・」との事。
仕方なく該当窓口で待っていたのですが、
気がとがめたのか先ほどのLHの女性が来て、LXに電話をしてくれました。
やはり6時に窓口は開かないらしく、
電話でチェックイン手続きをしてくれ、搭乗券は出発ゲート受け取りの処理をしてくれました。

ゲート番号は出発の30〜40分前にならないと表示されないので、
それまでT2にあるLHのラウンジで待機する事にしました。
普通はセネターラウンジが利用できるのですが、
ここLHRでは狭いためファーストクラス利用者のみセネターで、それ以外はビジネスラウンジを使うそうです。

ガラガラの早朝のLHラウンジで、朝っぱらからドイツビールとピクルスを。
ここはビールサーバーはなく、ビンビールのみでした。

後に出発する便のゲートが続々表示されるのに、私の乗るLXはなかなか表示されず、
表示されたと思ったら、順をすっ飛んで「搭乗開始」表示・・・慌ててゲートへ。
先客は1人のみ、ゲートロビーには誰もいず、全員搭乗済みなのかと一瞬焦ったら
あとからぞろぞろ集まってきたのでホッとしました。

ただ私がチェックインした際、機械のトラブルと重なり、搭乗券が出ませんでした。
紙っぺらに便名と座席番号を手書きした、ZRH(チューリッヒ)までのボーディングパスを受け取り、
ZRH−ISTはZRHでもらうようにとの事。え〜っ大丈夫なの?

 LHR−ZRH LX317 08:40 → 11:35 

座席は3−3を、それぞれ真ん中をカクテルテーブルにつぶして2−2の配列にしてあります。
隣がいなかったのでリラックスできる♪
座るとウエルカムドリンク代わりに、ペットボトルの水と紙のお手拭を配ります。
CAさんの最初のアナウンスは、バスガイドよろしく通路に起立し顔を見せてのご挨拶でした。

後ろのボトルがウエルカム水です。

ロンドンースイス間には時差があるので、1時間進めます。
到着間際に配られたスイスチョコ、さすがの美味しさでした♪
雪の残るアルプスの頂や山間部の村々を眺めている内に、11:20チューリッヒに到着です。
機内モニターに表示されている到着ゲートはA64との事、
そして乗り継ぎ案内を見ると、イスタンブール行きのゲートもA64・・・??
シートは同じ席を取っているので、もしかして・・・

機械のトラブルのため、ロンドンではZRH−IST間がチェックインできていないため、
1フロア上がって乗り継ぎカウンターへ向かいます。
無事搭乗券をもらってラウンジの場所を聞くと、チェックインカウンターの1フロア上、
しかもセキィリティの手前になるとの事、ゆっくりはできませんね。でも探検!探検!


ラウンジのレセプションの上のフロアがかなり混んでいる一般ラウンジ、
更にその上のフロアに、比較的空いているバーコーナー(写真右)があります。

滞在10分でセキュリティへ。
結構並んでいたのですが、ふと左手を見ると優先レーンがあるじゃないですか。
ありがたく使わせてもらってゲートへ。
なんとセキュリティを抜けたすぐ前がA64・・・早く来過ぎてしまいました・・・^^;

 ZRH−IST LX1804  12:40 → 16:25 

12:15搭乗開始、やはり同じ飛行機で同じ席・・・足元の壁のシミ・・・同じです。(笑)
そしてクルーは当然変わっていますが、
座るとすぐ、ウエルカムペットボトルの水とペーパーのお手拭も配られました。
そして一番前の通路真ん中で起立のご挨拶の後、13時離陸です。

シャンパンとガス入り水 オリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシング
ターキー、スパイシーで美味しい♪
マッシュポテトはう〜ん・・・
パッションフルーツのムース
すっぱくて美味しい。
チーズとアプリコットのプリザーブ
まあまあ・・・

今回は1時間程長い2時間45分のフライトなので、まずはドリンクサービスから始まりました。
シャンパンとガス入りの水、今度はここで例のチョコレートも。
リンツなのかなぁ?メーカー名が書いてないのですが、かなり美味しいミルクチョコです。

私の席は1番の窓際でした。お隣にはスイス人の男性。

ロンドンからの便もそうでしたが、スイス航空のミールサービスは、
一番前のギャレーからカートを引いてビジネスクラスの一番後ろに行き、後ろからからサービスを始めます。
なので一番前の私は一番最後にサービスされる訳です。

ランチメニューのチョイスはターキーorパスタでした。
私たちが一番最後で、窓際の私が先にオーダーをとって頂き、ターキーをお願いしました。
お隣のスイス人も「ターキープリーズ」だったのですが、私が最後のターキーを頂いてしまったようで、
希望叶わずパスタになってしまいました。

写真を撮っていた私は、そちらを向けず・・・ちょっと気まずい・・・
すると隣のスイス人、「このパスタはテリブル・テイストだったと写真撮ってよ」と・・・
これがきっかけで、イスタンブールに到着するまでずっとお話しすることになりました。

チューリッヒ郊外に住んでいる彼は4ヶ国語(英・独・伊・トルコ語)を操り、
仕事の関係でイタリアとトルコを頻繁に行き来しており
ブルサの近くにフラット(アパート)も持っているそうです。

イスタンブール以外のお勧め観光地の行き方などを教えてもらっている内に、
車を持っているから案内する・・・という流れになってしまいました。
まさにジェントルマン風の彼なのに、その手が私の腕に触れる機会が多くなり
まずいな・・・と、明日「He」が日本から来るので・・・と逃げたのですが、
「ボーフレンドとはパムッカレに行きなさい。
(明らかにボーフレンド・・・という年には見えないと思うのですが^^;・・・)
私は車を持っているので、あなたが行きたいと言っていたサフランボルは私が案内しましょう。」
結構強引になってきたので、ちょっと身を引いた受け答えをしていたら
それ以上にならなくて良かったです。
良い人だったのだと思いますが、用心に越した事はありませんし、
アバンチュールを楽しむほど私はエネルギッシュでもありません・・・^^;

スイスとの時差が更にあるので1時間進め、
16:25、イスタンブール・アタチュルク空港に到着です。

入国審査の窓口の手前にVISAの窓口がありました。
日本人の私たちは3ヶ月以内の滞在はVISAは不要なので、入国審査の長い列に並びます。
ごった返してなかなか進まないと思っていたら、
VISAが必要なのに取らずに並んでいる人がかなり多く、
その説明を理解できていない、とか
かなり並んでやっと自分の順になったのでゴネていたり・・・という人で混んでいました。

空港側の誘導体制が悪いのが問題ですね。

やっと入国審査を抜けた所に銀行と両替所が並んであり、
レートは同じものの銀行には数人が並び、両替所は誰もいないので
私も無難に銀行で両替をしておきましょう。

税関を抜けたあたりから、覚悟はしていたのですが、声かけの洗礼が待っています。
当然無視して地下へ、右手方向に進むとHafif Metroの乗り場に着きます。
窓口でジュトン(硬貨風の切符)1枚1.30トルコリラを2枚購入し、
改札口に1枚投入してホームへ向かいます。
空港駅は始発駅なので来ている電車に乗り込み、
6駅目のZeytinburneでTramvayに乗り換えるのが一番便利です。

コインと間違えそうなジュトンです。

ゼイティンブルヌも始発駅なので、気が緩んでおりました・・・
もう1枚のジュトンを改札口に入れ、知っているかのようにトラムに乗り込み
あと10駅くらいかな・・・と思っていたら、全員が降りてしまいました。???
するとドアが閉まり、反対側のドアが開き、人が乗り込んできました。???

途中止まりの駅?

たまたま乗り込んできた母娘に聞いてみると、どうやら違う路線に乗ってきてしまったようです。
とても優しいお母さんで、ゼイティンブルヌまですぐだから一緒に行きましょう・・・と。
日本からずっと乗り継いでかなり疲れているのと、
車内のコロンヤ(香水)の香りでちょっと参っている私は、ちょっと青ざめていたのかも・・・
言葉の通じない母娘と私なのに気を使ってくれ、ゼイティンブルヌに着いたら
タダで改札を通してあげるよう駅員さんに言ってくれたり、
私が乗り込むまで道の向こうから見ていてくれたり・・・ありがとうございました。

間違えたトラムです。のんきに写真撮っている場合じゃありません。^^;

ゼイティンブルヌでの乗り換えの注意
中央にくっついて3箇所改札口があるのですが、
一番前の改札(改札に向って左)を抜けた所のホームがKabatasi行きで、
イスタンブールの目抜き通りを抜けるメインのトラムです。
改札口に係員が必ずいるので、間違いないと思っても聞くのがいいですね。教訓

ここから17駅目のGulhaneが、本日のお宿の最寄り駅です。
ブルーモスクなどで賑やかなスルタンアフメット駅の次がギュルハーネなのでわかりやすいのですが
スルタンアフメットを過ぎると下り坂なので、間違えようがありません。
トラムの線路沿いを3分位で、右手に本日のお宿が見えてきました。

最初の2連泊と、最終日の2連泊、両方ともこちらで予約してありますが、
実は同じ予約センターでも手配先が違うので、レートも支払い方もまったく異なります。
今日からの2泊分は激安で、日本で手数料分のみカード払いし、残金は現地でUS$建てカード払い。
最終日の2泊分は予約時に日本円でのカード払いで清算済み、バウチャーでの宿泊です。

予約してある「Hotel Ilkay」にチェックインすると、オーバーブッキングなのか、
ここから2分の所に違うホテルを用意してあるとのこと、歩いて(荷物は持ってくれ)向かいます。
本当にいいの?という激安レートだったので、ひどい所になるのかしら・・・と不安でしたが
同じスィルケジグループのSirkeci Konakで、かなりのアップグレードです♪
チェックインのあいだエルマチャイ(りんご茶)を出してくれ、座ってチェックインし、
部屋に入ると、とってもチャーミングで素敵です。
木の床、茶とベージュを基調とした落ち着いた色彩のファブリック、
シャワーのみですがカーテンではなくブースになっていたり、
バスローブもあるし、薄型の壁に取り付けたTV、ミニバー・・・
¥3000ちょっとでほんとにいいの?って感じです。

Sirkeci Konak
Taya Hatun Sokak No.5 Sirkeci

エントランスは普通。
向かいの上部はトプカプの城壁です。
エルマチャイを飲んで待っています。
←↑ポインタしてね
品の良い絵タイルがアクセント ターンダウン後にブーケコサージュが・・・
ポインタしてね

まだまだ明るいのですが、ちょっとお疲れモードなので
いつものホテル周りの散歩はやめて、洗濯&入浴を済ませ
ガイドブックも読まず、機内でもらった水を飲み、21時ベッドに入ってしまいました。


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