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3日目: イスタンブール滞在



一度3時に目が覚めてしまったのですが、それでも5時間熟睡。
その後もグダグダして、6時の目覚ましで気持ちよく起床。体調復活できました♪

7時からの朝食に行ったら一番乗りでした。
みんな夜更かしさんなのか、私が食べ終わって出るまでに1人しか来ませんでした。

ハム・ソーセージ・チーズ
普通なお味です。
細工チーズ色々
美味しいけど塩分過多・・・
オリーブ色々
美味しいけど塩分過多・・・
白チーズが特に美味しい♪
美味しいパンに合う合う!
粘りのあるヨーグルトに蜂蜜
トルコのヨーグルトも絶品です♪
トルコ菓子も朝から・・・あま〜っ

8時ホテルを出発し、トラムひと駅分歩いてスルタンアフメット界隈へ向かいましょう。
アヤソフィアとブルーモスクの間の公園で、地下宮殿が開く9時まで時間調整です。

地下宮殿 Yerebatan Sarmici
09:00〜19:00 無休 10リラ

4世紀〜6世紀にかけて、コンスタンティヌス帝から
コスティニアヌス帝にかけて造られたといわれる貯水池である。
縦140m、横70m、高さ8mの広さの中に、
約250本のコリント様式の柱で支えられている。
一番奥に2つのメドゥーサの首が横たわっている。
メドゥーサの首
実際は色はついていないのですが・・・不思議です。
親指を入れて一回転できると
願い事が叶うという涙目の円柱

地下宮殿は、入る場所と出る場所が違います。
一番乗りで堪能し、外に出たら入り口には行列ができていました。
中は湿度があるので、混んで来ると更に人息れでムシムシすることでしょう。
早め早めが鉄則ですね。

次に道を渡った所からすぐに入れるアヤソフィアへ向かいます。
ここは9:30オープンなのですが、すでに結構な人ごみになっていました。

アヤソフィア博物館 Ayasofya Muzesi
09:30〜16:30 休:月 10リラ クレジット支払い可能
 

イスタンブールを象徴するビザンチン建築の最高傑作。
漆喰で塗りつぶされたモザイクが
20世紀になって発見されて以来、
単なる寺院ではなく博物館として一般公開させたのは

初代大統領アタチュルクである。
アヤソフィアの特徴的なカリグラフィーには、
アッラーなどの名前が
金文字で記されている。
聖母マリアの手形
一周できると願いが叶うだけでなく
親指が濡れていればなおいいらしい。
ディーシス(祈祷)
祝福を与えているキリスト。
左に聖母マリア、右に洗礼者ヨハン。
物悲しげで超然とした表情に
キリストの人間性を感じる。
キリストと女帝ゾエ
右がビザンチン帝国で絶大な権力を持つゾエ、
左が3番目の夫、コンスタンティン4世
祝福を与えるキリスト
聖母子と皇帝夫妻
左が皇帝コンネナス、右が皇后イレーネ 幼いイエスを抱く聖母マリア

1階内陣に入る前の左手に上階のテラスギャラリーへの入り口があります。
この通路は薄暗い石畳の坂道になっており、のぼりきると上の写真のモザイクを見る事ができます。
また円盤のカリグラフィーを間近に見るとその大きさにびっくりします。

1階内陣に下りるとすごい人ごみです。
後陣のステンドグラスから漏れる神秘的な光の上を見上げると、高い所に聖母子のモザイクが・・・
あまりにも高いのと、後光?のため私のカメラではうまく取れませんでした。
目に焼き付けるだけで充分満足です。
その右手のミフラーブも同様です。
更にその右手を回り込むとスルタンの墓墳があり、市民の入り口(上部にモザイクあり)に出ます。

出口近くの窓枠に、なぜだかカップ入りの水がサービスで置かれており、
不安ながらもその場で飲み干してしまいましたが、ちゃんとした水でした。(^.^)
4つも5つもかばんにしまう人もいました・・・(>_<)
ちなみにアヤソフィアのトイレは無料でした。

陽射しがかなり強くなっていました。
さっきガラガラだった公園も、たくさんの団体さんが移動して活気があるというか、邪魔と言うか・・・(笑)
そんな中をブルーモスクへ向かいます。

名物スィミット(ゴマパン)売り ポインタしてね

スルタンアフメット・ジャミィ Sultanahmet Camii
入場は随時  無休 無料

内部の青い絵タイル装飾に驚嘆した
ヨーロッパ人によって名づけられた、
「ブルーモスク」の方が今では通用している。
ブルーモスクの6本のミナレットには逸話があり、
当時4本が主流のミナレット、6本はメッカのジャミィだけだった。
「黄金のミナレット」を作るように指示した皇帝の言葉を
「6本のミナレット」と聞き間違えた結果だという。
黄金=アルトゥン(Altun)⇔アルトゥ(Alti)=6本

アフメット1世がオスマン帝国の威信をかけて建てた皇帝のジャミィ。
高さ43m、直径27.5mの大ドームには260ものステンドグラスをはめ込んだ小窓があるのですが
思ったよりきれいな光は入ってこないですし、
また壁面のブルーモスクの謂れともなったイズミックタイルの青も、9年半前の感激とはかなり遠くて、
なぜなんだろう?と、真ん中の太い柱に寄りかかりながら座って、ぼ〜っと見上げていました。
見飽きたらガイドブックを読んで、またじっくり見て、そして旅の記録をつけたり・・・
フリーのひとり旅だからできる時間の贅沢ですね。
でも臭い・・・靴を脱いでの入場なので他人の足の匂いが結構充満しているのです。(>_<)
しかも座っているので直撃されている・・・
きれいな空気を吸うため出ましょう。^^;

ヒッポドローム Hippodrome (At Meydani)
公園になっているのでいつでも観光可
スルタンアフメット・ジャミィ(ブルーモスク)の西にある、縦500m、横117mのローマ大競技場の跡地。
現在は「馬の広場(アトゥ・メイダヌ)」と呼ばれている。
見るべきものは、2本のオベリスクと青銅の1本の柱。
普通の公園になっていて、週末などはイベントが行われる公園でもある。
テオドシウス1世のオベリスク
エジプト・カルナック神殿から
持ってきたもの。
蛇の柱
ギリシャ・デルフォイの
アポロン神殿から
持ってきたもの。
コンスタンティヌス7世
別名切石積のオベリスクは
コンスタンティヌス7世が
造らせたもの。


かなり暑いので喉が乾きました。
ベックの生があるというカフェバーへ向かいましょう

Cozy Pub コーズィ・パブ
Divanyolu Cad.No.66/68   10:00〜02:00 無休 カード可
創業1846年の老舗です。エフェスの大(70ml)で9リラ。
ここはベックの生があるというので入ったのに、エフェスを頼んじゃいました。^^;
この旅で一番高かったけど、場所代でしょうか。その分ゆっくりさせて頂ました。

喉も落ち着いたのでランチに行きましょう♪

Karadeniz Aile Pide ve Kebap Aalonu カラデニス
Haci Tahsinbey Sok.No.1 10:00〜02:00 無休 カード可
キレミットケバブ
熱々のキャセロールで出て来ます。
なす・トマト・しし唐などの野菜とお肉がグツグツ!
上のチーズを混ぜ込んで、モッチリパンですくって食べる!
シンプルですがサラダ付 この焼き立てパンがうまい! 他の人からビールとわからないよう
雑誌の切れ端を巻いて
持ってきてくれました。
おじさんにもらったチーズピデ
めちゃ美味しい♪
チャイもオーダーしました。
飲み終わったらお代わりが・・・

2杯共おじさんのおごりですって♪
エフェスの缶ビール、薄いのです。
撮影のため紙ははずしましたが、
お心遣いに副うようまた巻きました。

このお店、某ガイドブックにも載っていますが、地元の人も美味しいと言っていました。
ただこの横丁の多くのお店が「Karadeniz」と名乗っていますので要注意です。

さてお腹も心も満足したので・・・面倒な事を片付けましょう。

明日からの予定が決まっていません・・・
と言うより、ホテルの予約も入れていないので、
遠出するのか、じっくりイスタンブールにするのか決めなくてはいけません・・・

という事で、スルタンアフメットの旅行会社2件に見積もりをしてもらいに行きます。
カッパドキアの1泊2日と、カッパドキアとエフェス・パムッカレの2泊3日
2社共それほど大きな違いもなかったのですが・・・
見積書(1店は手書き、1店はワープロ打ち)をもらって、タイムリミットを決め
一旦お店を出て検討しましょう。

・・・結局・・・

・返事までの時間が足らなかった事
・聞いた事のない航空会社が不安な事
・カッパドキア→パムッカレで夜行バスを使う事
(夜行バスを避けると1泊分+昼間の移動費で飛び上がるほど高くなる)
・サイドトリップを入れることでイスタンブールの観光が中途半端になる、
・左足首を傷めてしまったし(傷めた記憶はないのですが)・・・とか・・・

検討の末、全工程イスタンブール泊にすることにしました。
足は、子供が月曜になるとお腹が痛くなるのと同じ理屈らしく、翌日からはなんともありませんでした。
でも本当に痛くて、午後からは足を引きずっていたのですが・・・

そうと決めたからには、3泊分のホテルの手配をしないといけません。
F1の関係で、ホテルは軒並みフェア料金で強気の設定です。
ペンションレベルを見に行ったのですが、やはり泊まりたくないようなところばかり・・・
ホテルに戻り料金交渉をすると、今泊まっているSirkeci Konakは高くて手に負えないのですが
当初宿泊予定だった、Ilkayならと提示された料金が納得できたので
追加3連泊お願いする事にしました。同じホテルの方が何かと便利です。

安心した所で近くのスーパーへ買出しです。
明日の移動で邪魔にならないよう、水とアイラン(塩味ヨーグルト)、ドリトスチップス、
持ってきたつもりで忘れていた歯磨き粉
(機内で使う為の小さなチューブで済ませていたのですが、もう危うい・・・)
などを購入して、なんだか今日も早めにホテルに戻ってきてしまいした。

1階のロビーラウンジでは、無料のアフタヌーンティーのサービスをしていたのですが
チャイだけ頂いて、そそくさと部屋へ戻ります。
ひと休みしてライトアップが始まったらまた出かけよう、なんて気持ちはとっくに失せています
やはり部屋でのんびりするともう動けません。

いつも通り洗濯&入浴して、ぼ〜っとした脱力感の中で本を読んでいると、
あっという間に睡魔に襲われました。


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