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5日目: イスタンブール滞在
習慣とは恐ろしいもので、またもや4時に一度目が覚めてしまいました。
このホテルもやはり真っ暗・・・そして5時にパッと電気が点きました。
恐らくホテル側が節電しているとしか考えられません。
帰国日は3時半に出発するので、その旨をちゃんと言っておかないといけませんね。
8時に朝食を取りに行きます。フロントレベルからは1フロア階段で下ります。
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昨日までのKonakとは同じスィルケジグループなのでほとんど同じ内容です。 若干品数が少なくなっていたり、コーヒー等がセルフだったり位の違いだけでした。 |
昨夜、最終日の空港へのセンディングの交渉をしておりました。
このホテルはWEBから4泊予約をすれば、到着空港へのピックアップが無料なのです。
私の場合、最初の2泊と最後の2泊を、ホテル手配会社を通して予約をし
中3泊をこちらに来てから直接申し込んでいます。
4泊ではないけれど、「トータル7泊なんだけど〜」と強がりながらもおねだりしてみたら
マネージャー相談待ちだったのですが、本日OK回答を頂きました。良かった♪
早朝3時半のセンディング、しかも宿泊ホテルのセンディングというのはありがたいです。
安心したので、早速お出かけしましょう♪
今日は絶対行きたいと思っていた2つの内のひとつです。(もうひとつは昨日のリュステム・パシャ・ジャミィ)
今日行く所はかなり行きにくい場所なのですが、当然タクシーを使うのは私のポリシー違反。^^;
トラムヴァイとバスを乗り継いで行ってきましょう♪
フロントの人に「○に近づいたら教えてね」と書いてもらった紙を手にして・・・
いざ出発!
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早速アクビルの使用開始です♪ ちょっと押し付けるとピピっとなります。 |
トラムヴァイのギュルハーネ駅 |
↑撮影用なのであんな持ち方ですが、上の丸い所に親指を乗せて押しつけます。
ギュルハーネからトラムヴァイでベヤズットへ行き、ここからバスに乗り換えです。
ガイドブックでは86Eのバスなど・・・と書いてあるのですが、「など」がどの範囲かわかりません。
しかも86Eがなかなか来ないので、バスの運転手に「Edirnekapi」行きのバスを聞くと
後ろのバスだ!と教えてくれました。そのバスに乗り込んで、アクビルを通します。
乗り継ぎの時のアクビルは無料になるのでお得です。(^.^)
そしてここで例の紙が大活躍!
運転手に見せます。ヤッタ〜!うなずいてくれました。(^.^)
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運転手の他に助手がいます。新聞を広げているのが助手、なんとのんきなんでしょう。 助手の席にはお金の入った箱が置いてあって、車内で乗車料を払う事ができます。 念のため助手にも例の紙を見せたら、「OK」との事。これでひと安心。 |
バスは楽しいです。本来のイスタンブールを味わう事ができます、車内も車窓も。
じ〜っと外の景色を楽しんでいると、ふとKariyeの文字と矢印を見つけてしまいました。
おやっ?と聞きに行くと、そうそうとバス停でもないのに止めてくれました。
おいおい!忘れていたんでしょ?
と思ったのですが、実際のバス停の手前だったのに私が聞きに行ったので止めてくれたようです。
疑ってごめんね、そしてありがとう♪
こっちでいいのかな?と地図を見ていると、
通りがかりの地元の人が2度も声をかけてくれ無事に到着できました。
坂道の住宅街の、えっ?こんな所に・・・という場所にカーリエ博物館はありました。
カーリエ博物館 Kariye Musesi 09:00〜17:30 休:水 10リラ 13〜14世紀に描かれたモザイク画と壁画が見事です。 |
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現在博物館となっているこの聖堂は6世紀のユスティニアス修道院が前身、 現在の建物はテオドール・メトキテスによって1313年に改修され、モザイク画もその頃描かれたとされている。 オスマン・トルコ時代にモスクに改められ、モザイクは漆喰で塗り固められてしまった。 そのベールが剥がされたのは、1958年アメリカ・ビザンチン研究所による調査で発見されてからで、かなり近年の事なのです。 |
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パラクレシオン(フレスコ画の回廊礼拝堂) |
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「復活」(アナスタシス) アダムとイブを引き上げるキリストの姿を描いた傑作。 パラクシオンの突き当たり、祭壇の上部にフレスコで描かれている。 |
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「復活」を部分的に撮ってみました。絵的にはズレてしまいましたが、鮮やかな色がきれいです。 |
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「復活」の下に描かれている守護聖人。 |
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モザイクの回廊 |
全能の神キリスト | ディーシス(誓願図) |
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右手で祝福のポーズを取るキリスト。 実はこのモザイクの左上には、 キリストが行ったワインの奇跡で有名なカナの婚礼が 描かれているのですが、良く見えませんでした。 |
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ドームのキリスト |
聖母マリアの逝去 |
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中央に祝福を与えるキリスト。 その周りは、預言者や使徒、イスラエルの王など 総勢24人の肖像画で埋められている。 ボケボケで残念。 |
横たわるマリアの背後には、その魂(天国で蘇った 新生児)を抱くキリストが立っている。 駆けつけた使徒達が 心配そうにマリアを覗き込んでいるのが見える。 |
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左手に鍵を持っているのでペテロ? | 聖母子像(イエスを抱くマリア) |
総大理石の壁には色々なものが見えます。着色したり大理石をわざと合わせたりはしていません。 馬や鬼の顔が見えたり、連動的な模様になっていたりしています。 |
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色んな物に見えます。 | 鬼の顔? | 化石が入っています。 |
ここは素晴らしいです!!
面倒な思いして来た甲斐がありました。
素人写真では表せきれないモザイク壁画とフレスコ壁画の数々、
それは荘厳で素晴らしいものでした。
ジャミィそのものは小さいのですが、観光客も少ないのでゆっくり見る事ができます。
次回来る事があったら、一眼レフの良いカメラを持ってきたいですねぇ・・・
案内人のCemalが付きっ切りで説明してくれました。
やはり食事のお誘いがあったりして、トルコ人特有のおもてなしの心が私にはちょっと重いのですが
アヤソフィア、トプカプ宮殿を担当していた彼の教養の深さは、
私の反応をちゃんと理解しており、いい関係でお別れできました。
交通量の多い道路の途切れない車を縫うように渡り、ジャミィから15分程のバス停まで送ってくれ、
バスの運転手に声をかけてくれてから、ジャミィに戻って行きました。
いつも素敵な出会いがあってうれしいです。
帰りは同じ道を通るのもつまらないので、エミノニュ方面行きのバスにしてみました。
するとラッキーな事に、行きたいと思っていたヴァレンスの水道橋をくぐり
金閣湾のアタチュルク橋を渡り、新市街に入ってから再びガラタ橋を渡って
旧市街のエミノニュに着くというルートでした。
こういう楽しい驚きが大好きです♪
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おっ!船のさばサンド屋さんだ! ポインタしてね |
これから向う新市街。 ガラタ塔がひときわ目立ちます。 |
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イスティクラル Istiklal Caddesi イスタンブール1の繁華街。トゥネルからタクシム広場までの全長3kmの 唯一ノスタルジック・トラムヴァイのみ通行できる歩行者専用道路。 両サイドには、デパート、ブティック、レストラン、映画館などなど。 |
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タクシム広場に着いたら、イヤに警察車両や警官が多い!
タクシム広場 Taksim Meydani イスティクラル通りの北端にある広場。新市街を歩く基点としてわかりやすい。 |
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イタリアの彫刻家カノーニ作の「独立の記念碑」 ギリシャに対する戦闘を決意したアタチュルクが中央にいる。 |
そろそろランチタイム♪
せっかくタクシム広場にいるので、すぐ近くのドネルケバブの美味しいお店に行ってみましょう。
クズルカヤラル KIZILKAYALAR タクシムのSAVOYホテルの前のケバブ屋が並ぶ中の1件です。 |
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たくさんの従業員が忙しそうに動いている | 左がチキン、右がビーフのドネルケバブ |
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ピデでビーフを挟んで貰う。ポインタしてね | アイラン(塩味のヨーグルトドリンク) |
同じようなケバブ屋が並ぶのに、この店だけ混んでいます。出入りも激しいです。
狭いながら壁に向かうカウンター形式のイートインスペースがあるので、ひとりでも入りやすいです。
ケバブはチキンかビーフ、
パンはエキメッキ(バゲット)、ピデ(バーガー風)、ドゥルム(ラップ風)からのチョイスです。
ピデ&ビーフにしました。
トマトやチリが入っていたのですが、テーブルのしっとりチリもパラっと加えていただきました。
お・い・し・い♪パンもケバブも・・・これに水で3.50リラでした。
お隣の人が頼んだアイランが自家製みたいで、「美味しいよ」と言うので
私も追加注文(^.^)、合計ちょうど5リラでした。
ちなみにここもビールはありません。(>_<) 飲み物はコーラ、水、アイラン程度です。
1個で充分お腹いっぱいです。
イスティクラールをジグザグしながら食後のウインドショッピング♪
気になるものは特になく、チチェキ・パサージュまで来てしまいました。
チチェキ・パサージュ Cicek Pasaji 本来の意味は花市。かつては花屋が並んでいたと言われている。 現在は、ガラス張りの天井から差し込む柔らかい光の下に、おしゃれなパブレストランが集まっている。 |
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ポインタしてね |
マド MADO Istiklat Cad. 186/2 07:30〜02:00 無休 ドンドゥルマ(伸び〜るアイスクリーム)専門のチェーン店。 |
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4種5リラと表示されていますが、3〜4種目はひと口位しかのりませんのでご注意! オレンジ、キャラメル、ピスタチオ、に挑戦!(評判のいいマンゴーは売り切れでした) ここはオレンジが絶品でした。オレンジ色の濃淡にちょこっと緑っぽい色も混じって・・・ ポインタしてね↑ |
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警察とその車両、TV等の取材陣、そして野次馬・・・ |
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この日40度近い暑さでした。左のスーパーカー(なんと呼ぶのでしょう?)の中にはなんと若い女性が・・・ 見かねた近くのご婦人が飲みかけ(笑)の水を差し出していました。 |
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こちらも若くてきれいな女性が乗っていました。F1グランプリに合わせてのキャンペーンだったのでしょうか・・・ |
サライ Saray Muhallebisi Isklat Cad. 06:00〜14:00 1949年創業のお菓子屋さん。ドンドゥルマよりケーキが有名。軽食もあります。 |
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2種4リラだったのですが3種入れてもらっちゃいました。 バニラ、レモン、チェリーに挑戦!3種とも甘さ控えめで大正解! レモン、チェリーは酸味が強く果物の味がしっかり残っていました。 バニラはミルクの味も粘りも強く、一番好きかも・・・ |
タクシム広場からメトロでレヴェントのメトロシティに行ってみましょう。
メトロシティ Metro City メトロのレヴェント駅直結 |
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ポインタしてね |
レヴェントの駅から出るとメトロシティの前でルノーの特設会場ができており、
巨大スクリーンでF1の模様を映し出していました。
おそろいのユニフォームをきたキャンペンガールを含むスタッフ達がお祭り騒ぎをしていました。
Rosense(薔薇の化粧品)の購入が目的で来たのですが、メトロシティにはありませんでした。
スーパーが入っているのと、使えそうなフードコート以外は、普通のショッピングモールでした。
スーパーでドンドゥルマ(伸び〜るアイス)の素やキョフテ(トルコ風ハンバーグ)ミックス、
チキンスープの素、ざくろジュースなどを購入し、
再びメトロでタクシムまで戻り、フニキュレル(地下ケーブルカー)でカバタシュ経由でホテルに戻りましょう。
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普通の電車のようですが↑(ひと駅で所要1分)、地下ケーブルカーなのです。↑ |
カバタシュからはトラムヴァイに乗り換えてホテルのあるギュルハーネへ。
キーを貰おうとしたのですがフロントが混んでおり、先に隣のバーでビールを飲んでひと休み♪
今日はカウンターではなく、テーブルに座りました。
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バーの片隅に机があり、パソコンが1台置いてあります。
インターネット利用は1時間3リラと書いてあるのですが、日本語変換ができないので、
フロントで、自分のPCを繋ぐ事は無理?って聞いたら、使わせてくれるとの事。
部屋である程度UPできる状態にしてから、下へ持参してケーブル接続させてもらいました。
バーのお兄さんがちらちら見ているのですが、気がつかない振りしていると、
「自分のPCは・・・」と言い出したので、フロントでOKもらっていると反論したけど、
昨日の事があるからかあまりいい感じじゃないので
それでも1時間ほど使ってから部屋に戻りました。
お腹がすいていないので、ワインとざくろジュース、タコチップスをちょっとつまんで夕食代わりにします。
ざくろジュース、他のジュースの倍くらいしたので期待して購入したのですが、
どうしてそんなに高いわけ?ってお味でした。
トルコのジュース、とりわけオレンジやアプリコット、桃などは
ネクターのようにドロッとした100%で美味しいのですが・・・ざくろは・・・失敗です。(>_<)
今日もたっぷり歩いていい具合に疲労感に包まれています。
ぐっすり眠れそう・・・
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