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7日目: イスタンブール滞在



日程は決してハードではないのですが、
暑さでやられているのか、たっぷり熟睡でき、しかも朝眠くて起きられません・・・
遅寝早起きをモットーとしている私としては掟破りの、7時起床の連日です。^^;
8時同じような朝食をとり、9時ホテル出発です。
今日はスィルケジから近郊電車で5駅目、イェディクレに行くのがメーンイベントです。

お客乗せて走っていいの?って電車でした。ボロボロ・・・
でもこういう土地の人が利用する公共の乗り物で移動するのが大好きなのです。

イェディクレのホームポインタしてね 駅前の張り出し窓の家

イェディクレの駅を出たら左手方向に5分弱、
すでに左手に要塞が見えるので、簡単に到達できます。

Yedikule イェディクレ
09:30〜16:30 休:水曜 5リラ
7つの塔という意味の要塞。
テオドシウス帝時代に造られた黄金門、
その後テオドシウス2世時代に要塞化され
オスマン朝時代は捕虜の収容所となっていた。
ジャッキー・チェンの「アクシデンタル・スパイ」の
撮影が行われた所としても有名。

いや〜ここお薦めです。
団体の観光客に会わないどころか、4〜5人しかいませんでした。
帰る頃15人位のグループが来ていましたが、それでもがらがら・・・
でも怖がりには大変かも・・・
高い要塞には手すりも柵もなく、強い風が吹いていているので、落ちないようヒヤヒヤ。
塔の中は目が慣れても真っ暗で、ひとりでは怖くて歩けない・・・
「あ〜こわっ!う〜こわっ!!ひゃ〜〜〜」とひとりごと言い放しでした。^^;
教訓:ひとりの時は、開けたて一番乗りは避けましょう。でもね、写真は撮りやすいです。


さて電車に乗ればひと駅ですが、斜め方向に行きたいので歩いてみましょう。
お目当てはハマム。
いわゆるトルコ風呂ですが、かつて日本で言われていたトルコ風呂とは異なります。
「清浄は信仰の半分」とのイスラムの教えのごとく
イスラム教徒には、古くから人気の蒸し風呂式共同浴場のことです。

日本のガイドブックにも載っているので興味はなかったのですが、
カーリエ博物館のガイドさんお薦めのハマムでもあったので、行ってみることにしました。
詳しい地図もなく、住所をあてに歩いたので、40分位かかってしまいました。
しかも何度道を尋ねた事でしょう・・・

Kocamustafapasa Hamami コジャムスタファパシャ ハマム
Kocamustafapasa Cad.441  08:00〜20:00 10リラ

お値段は確かに安かったです。
でも老朽化や清潔感を考慮すると、もういいかな?といった所でしょうか。
韓国の垢すりやタイのマッサージ、日本の温泉に満足している身としては、
ハマムの内容に対して及第点を出すわけにはいきませんでした。
まず垢すりですが、なでる程度に1〜2分でした。
マッサージはそこそこ気持ちよかったですが、少々雑かもしれません。しかも時間も短い。
高級ハマムの存在も知っていますが、日本人にはやはり「お湯」が必要な気がします。
韓国の垢すりが日本人に受けるのは、湯船もあるからだと思います。
好みもあると思うので一概には言えませんが、話の種程度に利用するのがいいのかもしれません。

コジャムスタファパッシャ駅まで歩き、2駅目のクンカプへ。
シーフードのレストランが海沿いに並んでいるので、ここでランチにしましょう。

クンカプ駅のホーム ホームからみたシーフードレストラン街

道路側からチェックし、海側の遊歩道側から戻りながらチェックして、
ひと通り見てから決めたお店がここ。

Havuzbasi ハブースバシィ
Keneddy Caddesi Balikcilar、Carsisi 15/B 、Kumkapi
TEL:0−212−517−39−13
まずはツボルグの生 DOLUCAという白ワイン(ハーフ)
肉厚のサーモン、美味しい。 衣を感じない程薄め&ほど良い塩加減
火の通し具合が絶妙で、とても美味しい!
トーストしたエキメッキと
黒オリーブとチリ入りのオリーブオイル。
このディップ、今や我が家の定番です。
サービスで頂いたラク
もう一杯プレゼントすると言われたけれど
さすがに強くて丁寧にお断り・・・

水を加えると白濁するのです。ポインタしてね

クンカプから電車でスィルケジ迄行くため、アクビルを通したらエラー表示、
係員が機械を通してチェックしたら、チャージ分が終わったようです。
14リラ分チャージしていたのですが、便利にお得に利用させて頂きました。
追加チャージは10リラからなので、
明日1日で10リラは使わないと思い、ジュトンを1枚購入して乗車しました。

スィルケジ駅に到着したらその足でキオスクへ行き、
アクビルを返却してデポジット6リラを受け取りましょう。

まだ早いのですが一旦ホテルに戻ります。
ラクが効いているのか、ちょっとベッドに横になったら1時間ほど寝てしまいました。
時間にとらわれずのんびりできるのも今日までなので、これもよしとしましょう。
さすがに外食するにはまだ消化していないので、夕食代わりのお買い物に行きましょう。

KONYALI コンヤル
Hamidiye Kemaletin Cad. 07:00〜20:00 無休

スィルケジ駅前の1897年創業のお菓子の老舗です。
ずら〜りお菓子が並びます。トルコ菓子もあれば普通の洋菓子も。
トルコの銘菓Firin Sutlac
かなり大きい。 
持ち帰り用の袋が可愛い。

ホテル前のスーパーでビールとお土産用のオリーブもGETして帰ります。

今日はハマムに行ったので、シャワーをササッと浴びるだけで、ビールタイム開始です。

コンヤルのFirin Sutlac(フィルン・シュトラッチ)は焼きライスプディングなのですが、
焼き目の下はとろんとろんで甘すぎず美味しい♪ミルクの味が優しいです。

ガイドブックを読んだりして明日の計画を立てていたら、なんと外はすごい雨!
どうりでエアコン消しても暑くならなかったわけだ・・・
窓から覗くと、トラムヴァイの石畳の道路に雨水が溜まってきて、人通りもグッと減ってきました。
雨に打たれた石畳もきれいです。
明日はちょっとは涼しくなるのでしょうか・・・



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