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8日目: イスタンブール滞在



気持ちよく6時起床。
陽射しはありますが雲が多くて、ひと雨ごとに秋に向かうのでしょうか、涼しめです。

8時、朝食を取りに行きます。
最初の頃は香り豊かなコーヒーをブラックで頂いていたのですが、
このところ濃い目の紅茶にミルクと砂糖をいれたのがお気に入りです。
毎朝3杯も頂いちゃいます。トルコの紅茶もすごく美味しい♪
朝食を済ませ部屋に戻ると、ありゃ雨・・・

昨日気になっていた唇の口内炎は治ったのですが、今朝は上顎奥の方に気になるブチブチが・・・
鼻がグシュグシュしていたのは花粉症だけでなく、風邪っぽさもあったのでしょうか?
それを昨日のハマムの後30分も水をかぶっていたので、悪化させちゃったのかなぁ・・・
でも症状はまったくありません。
食欲もあるし(笑)体調は絶好調だし・・・

さて明日は帰国へ向けて、ロサンゼルスまでの長い道のりが待っています。
最後のイスタンブール、今日はお土産の買出しをしましょう。
とは言っても、ほとんど食材をちょっとだけですが・・・

小雨が降っているので、傘をさしてトラムヴァイの駅へ。
もうアクビルがないので、ジュトンを1枚購入しましょう。
このトラム、道の真ん中にホームがあり、そのホームの両サイドに改札口があるのですが、
ホームには簡単入れてしまいます。
そのため改札口のどちらかに係りの人が立って監視しています。
ズルする人を一度も見かけませんでしたが・・・

ギュルハーネ駅、黄色い服が監視人

トラムヴァイはギュウギュウでしたが、次のスルタンアフメッドで座れました。
地図を見るとチェンベルリタシュ駅の方が近いように見えますが、
ベヤズィット駅で降りた方がグランバザールの入り口は近くて見つけやすいです。

グランドバザール Kapali Carsi(カパル・チャルシュ)
08:30~19:00 休:日曜  
カパル・チャルシュは屋根付き市場と言う意味
ベヤズット門から入るとここへ。
ポインタしてね

ご他聞にもれずここの客引きはしつこいです。
片っ端から日本人女性の名前を呼びます・・・
「みちこさん、ようこさん、のりこさん・・・」みんな「子」がつく名前でした。(笑)
「私、わ・た・し・・・覚えていない?」なんてもの・・・
こういうのは聞こえない振りしていればいいのですが、
肩をたたいたり、腕を引いたりするのもいて
そういう店は、見たいなぁ・・・と思っても完全に無視することにしています。

何も買うつもりはなかったのですが、旅行用の財布をひとつお買い上げ~。
日本にいる時は、財布とカードホルダーは別々の物を使っているのですが
旅行中はカードが入る財布を使っています。
クレジットカードの他に、FFPカード、名刺、パスネット、時には免許証も・・・
カードがたくさん入れられ、しかもゴツくないのを探していました。
1箇所だけ希望が満たされなかったのですが、ほぼ妥協できたので購入しました。
お店の人もいい人だったので、お店の名刺も頂いてきました。

突如そそられる階段が数段・・・上がるとこんな空間もあのグランドバザールの中にあるのです。
階段の途中右手には、貴金属の修理をしている1畳くらいの窓口があったり、

このパティオの周りは2階建てになっていて、絨毯屋や衣類屋など目立たないようにあるのですが、呼び込みなどないのです。
グランドバザールの中のお店の本店みたいなものなのでしょうか・・・


このままエジプシャンバザールまで歩いてしまおうかと思っていたのですが、
雨も降っているので、スィルケジまでトラムヴァイで行って、そこから歩きましょう。

Maratya Pazari
エジプシャンバザール内
またまた来てしまいました。
ポインタしてね

トルコ人の大好きなナッツやドライフルーツなどをまとめてクルイェミシュといいます。
クル(kuru)とは乾燥した、イェミシュ(yemis)とは果物・果実のことを意味し
そういう物を売っているお店も、店名にKuruyemisという言葉を加える事が多いです。

トルコ最大手の全国紙ヒュリエット(Hurriyet)新聞が、トルコの色々な○○トップ10を発表するのですが
クルイェミシュ専門店のNo.1になった事があるここで購入してきました。
こういう物は、有名店と一般店との値段の差はわずかなので、
信頼できる有名店や、品物の回転が速い売れ行きの良い店で購入する事をお薦めします。
美味しいチリ
またまた追加購入しちゃいました。
ソスルムスル(フライドコーン)
ライトローストとソルティのヘーゼルナッツ
あんず
丸のままのはトルコが最初らしいです。
ピシュマニエ(綿菓子風)
私はロクムよりこちらが好き

Rosenseの化粧品が欲しくて探していました。
大きなショッピングモールのメトロシティにも、数軒の化粧品屋さんにもありませんでした。
スーパーなどには、違うメーカーのローズウォーターは色々あったのですが、
顔にもOK!と言われても、日焼けした体にパシャパシャつけても惜しくない値段なので
購入を躊躇していました。

Rosenseのローズウォーターは、
エジプシャン・バザールの普通のスパイス屋とか結構どこでも売っていました。
ただ奥の棚の中とかにあるので気がつかなかったのです。
でも値段を聞くと見事に様々、上は10リラ~下は6.50リラ・・・

日本人の奥様?と日本語堪能なご主人?(共に客としてきていた人)と話をする機会がありました。
わずかな時間ですが、今日も素敵な出会いがあってうれしいです。
この日本語堪能なトルコ人のご主人?に、ショッピングのアドバイスを教えてもらいました。
ついでにRosenseのクリームの事を言ったら、売っているお店を他の人に聞いてくれ、
1軒だけ取り扱っているというお店を教えてもらう事に成功しました!

Rosenseのローズウォーター
これを売っている所は多いのですが
値段がさまざま・・・
Rosenseのフェイスクリーム
扱っている所が中々見つからず、
本日やっとGETです。

コーヒーもまたまた追加購入。
今日まとめて買えば香りが落ちる心配をしないで済んだのに・・・
次なるはトルコ菓子のロクム屋さんへ。

アリ・ムヒッディン・ハジュ・ベキル Ali Muhiddin Haci Bekil
Hamidiye Cad. Eminonu 
08:30~20:00 無休 カード可
イスティクラール通りにも支店あり。
ベッカムがここのギュル(薔薇)ロクムを買い占めた事でも有名な、
創業1777年の Ali Muhiddin Haci  Bekil のロクム。
味見をしながら、薔薇、胡桃、ヘーゼル&ピスタチオ、どっしり重いけど3種購入。

ロクムは求肥をもっと固くしたような触感のお菓子です。
私にとっては、すご~く美味しいと言う訳ではないのですが、
前回一緒にトルコ旅行した母(彼女はコレ好きなのです)へのお土産に・・・と思って購入しました。
量り売りの棒状の胡桃のロクムはかなり美味しかったのですが、袋にポンと入れるだけなので
日本まで持ってくるのはちょっと不安、無難なお土産用の箱入りにしました。

とりあえず買いたい物はGETしました。
ホテルの人に教えてもらったお店でランチにしましょう。

ウルファリム URFALIM 
Muradiye Cad.22/A 11:00~24:00
アダナケバブ ポインタしてね
美味しい焼き立てパンの下に
唐辛子入りの細長いアダナケバブ。
そしてその下に挽き割小麦のピラウ
ジャジュク ポインタしてね
きゅうりやキャベツ?の入った
ヨーグルトの和え物。微妙なお味。
体には良いのかもしれませんが。

このお店、何度も前は通って知ってはいたのですが、
実はホテルのフロントマンのお薦めのお店でした。
食べたかったケバブのひとつ、アダナケバブに挑戦です!
パン窯の他にケバブ用の炉もあるので、同時に熱々をいただくことができます。
やはりここもアルコールは扱っていません。(涙)
アダナケバブ、ピリ辛で美味しい♪これだけをビールやワインで食べたいです。
焼きたてモッチリパンももちろん美味しいし、
トルコの名物料理のひとつで、ピラフの語源になったピラウが一番下に入っていたので、
思いがけずピラウも食べる事ができてよかったです。
でも私にとっては主食となるものが多すぎて、パンもピラウも残してしまいました。
食後にチャイを頂いてお腹もお財布も満足、満足♪
まだ13時ですが、雨が降っているし荷物もあるので一旦ホテルに戻りましょう。

部屋に入るとまだお掃除が入っていず、その内トントンとノックが・・・
お掃除が終わるまで、下でNETをして時間つぶしです。
お掃除が終わった頃部屋に戻り、ベッドの上に戦利品を並べて、荷造りの準備をしておきます。
洗濯物(シャツなどの大きい物)も今洗っておけば乾きそうです。

夕方4時を回る頃から雨が上がり、陽が射して来ました。
トラム道路の泥水はあっという間にはけて、歩きやすそうになりました。

明日は3時起きなので、21時頃にはベッドに入りたい・・・
では夕食は軽めのものを買ってきて、部屋で食べる事にしましょう。
フロントマンに今日のランチのお話をしたら、このお店の「ラフマジュンはもっと美味しいよ」との事。

「Don't Disturb」のカードをドアノブにかけて、また出かけます。
URFALIMのお店の人は、今日のランチに来たばかりなので覚えていてくれました。
写真撮ってもいい?と聞くと、ポーズをとってくれたりで皆さん協力的です。

♪ラフマジュンができるまで♪
①結構粉をつけて丸く伸ばします。 ②奥のステンレスポットの中に
ラフマジュンの種が入っています。
③ひき肉の入った種を
全面に薄く伸ばします。
④木杓子のような物で窯の中へ。
途中何度か位置替えをしていました。

ビニル袋に野菜とレモンを添えてくれるラフマジュンと、
「お値段はそのままでいいけどピラウとパンは要らないから」と申し出たアダナケバブを
テイクアウト用に包んでもらいます。
ホテルの前のスーパーでビールを買ってホテルに戻ります。
と~ってもいい匂いがしているし、ビールも今なら冷たい・・・
でもぐっと我慢して、洗濯&入浴を先に済ませましょう。

ラフマジュン 
付いてくる野菜をのせレモンを絞り
クルクル巻いて食べます。
幸せの美味しさ♪ ポインタしてね
アダナケバブ
パンが少し入っていました。
良心的なお店です。
でも食べきれるはずがありません。
マルマラゴールドビール
イスタンブール最後に飲むのに
いい響きのビールです。

これ1ℓです。(爆) ポインタしてね

ラフマジュン超うま~い!さめてもこんなに美味しいなんて・・・
もっと早く知っていたら、窯から出したてをお店で食べたかったなぁ。
お昼にあんなに感激したアダナケバブが霞んでしまうほど・・・

21時、ちょっと早めにベッドに横になります。



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