路地裏の散歩道HOME | 国旗de散歩TOP | インドは神秘ちっくTOP |
4〜5日目: アグラ → デリー → 成田+1
今日はデリーまで戻って市内観光し、そのまま帰国するので、
モーニングコールの6時半より2時間も早く目覚ましをかけておきました。
4:30という早朝ですが、たっぷり熟睡できて気持ちよく目覚めたので、さ〜て荷作りです。
観光をして汗をかくだろうとか、お土産のスペースを想定してスーツケースを整理&荷造りし、
7時朝食を取りに行きます。
昨日お土産屋でコーラを飲み干した人はやはりお腹をこわしてしまいました。
ひと晩中ベッドとトイレの往復だったそうで、
車での長距離移動を懸念し、今朝の朝食はパスするとのことです。
紅茶など沸かした物、封のしっかりしたミネラルウォーター、賞味期限が確かな紙パックの飲料、
目の前で栓を抜いたビール・・・それら以外はインドでは飲まない方が無難です。
一見栓がしてあるように見えても、飲み物を回収して戻し、栓をし直す事は日常茶飯事だそうです。
7:45ホテルを出発。
途中トイレ休憩を1回入れて、ひたすらデリーに向って走ります。
デリーに入ってからローカルレストランで中華の昼食です。
オーソドックスに、チャーハン、スープ、炒め物、揚げ春巻きなどなど・・・
このレストランのトイレがあまりきれいじゃない・・・お店も薄暗くて蝿が多い・・・
するとお味は決して悪くないのに食べたくなくなってしまうのです・・・
だったら私はとことん最後までインド料理の方が良かったなぁ〜
昼食後はデリー市内の観光です。
クトゥブ・ミナール ビデオ持込RS25 高さ73m、5階層の塔で有名な遺跡。 |
中心部からは南へ15kmの郊外にあり、
はるか遠くからも見える塔は379段の螺旋階段があるのですが、事故以来使用禁止になっています。
塔の壁面にはコーランの一部が浮き彫りにされていました。
4世紀に建てられ、1600年余りも腐食せずに立っている高さ7.2mの錆びない鉄柱オーパーツ、
クワットゥル・イスラム・モスク、アダム・ハーンのお墓などを見学しました。
フマユーン廟 ムガル帝国第2代皇帝フマユーンの墓廟で、タージ・マハルのモデルでもある。 |
フマユーン皇帝の未亡人、ハージ・ベーガムによって建てられました。
8年の歳月を費やし1565年完成した、
ペルシャ様式の広い前庭と白大理石の左右対称のフマユーン廟は、
後にタージ・マハルにも大きな影響を与えたとされています。
ラクシュミ・ナーラヤン 1938年建立の、外見も内側もかなり派手なヒンドゥ教寺院である。 |
ナーラヤン(別名ヴィシュヌ神)とその后ラクシュミーが祀られており、
インド全土から参拝に訪れる人々のための宿泊施設も併設されています。
ヒンドゥ教寺院では靴を脱ぐのが習慣のため、ここでも入り口で靴を脱いで上がっていきます。
ラージ・ガート 建国の父マハトマ・ガンジーを荼毘に付した場所。 |
インド建国の父マハトマ・ガンジーが1948年1月30日に暗殺され、
その翌日にヒンドゥ教の作法に従って火葬された場所で、今でも彼を偲ぶ多くの参拝者が絶えず
命日や10月2日の誕生日には記念の催しが行なわれるそうです。
ただヒンドゥ教徒だったガンジーの遺灰はガンジス川に撒かれたためここにお墓はなく、
方形の大きな黒大理石がモニュメントとして置かれています。
たくさんの花びらに囲まれてガンジーの最後の言葉、「ハレラマ」(おー神よ)が刻まれていました。
インド門 高さ42mの巨大な石の塔。 |
第一次世界大戦の犠牲となった将兵の慰霊碑として1931年に建てられた巨大な石の門で、
42mのアーチには、戦死した9万人のインド軍兵士の名前が刻まれています。
門の下には、不朽の兵士を称えるため、鉄兜をのせたライフルが逆さに突き立てられおり、
また屋上には永遠の火が灯されています。
ディープで神秘で雑多なインド旅行も、
残すは空港までの車窓からの景色を楽しむだけとなりました。
来た時と同じく、我が物顔で歩く野良牛(実際は野良ではありません)を
車の方が右に左によけながら走り抜けていきます。
オレンジ色の太陽がまだまだ大きいまま地平線に吸い込まれていきます。
空港には出発の3時間ほど前に到着し、
ローカルのスーパーへ行く時間がなかったので、空港でお買い物を楽しみます。
往路の機内ではまった豆のスナック、綿菓子を固めたようなお菓子、紅茶などを購入しました。
DEL→NRT AI304 (20:50→08:00+1) 7h40 (時差 3h30) |
帰りの飛行機はガラガラ、半分も乗っていないような感じです。
3席使って横になって寝てこられました。
成田に着いたら、私はそのまま会社に直行しなくてはいけないので、
ハンドバッグひとつでひとりで税関を抜けようとしたら、引っかかってしまいました。
私の荷物を他の人が持って出ると課税対象になる場合があるというのです。
私のスーツケースがあるのではなく、2人でひとつのスーツケースだと言う事、
購入した物はお菓子と紅茶だと言う事、時間がないということをお話したら通してくれました。
インドを訪問すると、はまる人と拒絶する人の二通りに大別されるとよく言われます。
今回は手配航空券を利用した個人旅行とは言え、
到着空港から出発空港まで、現地ガイド付き観光(混載)をフルセットしたのでラクラクツアー。
充分に神秘的でしたが、カルチャーショックは皆無でした。
と言う事で、私はどちらにも当てはまらなそうです。
また行く機会があれば行きたいし、
すぐにでもまた行きたいか?と聞かれれば、
インドではない他の所に行きたいと、今は答えておきましょう。
前のページへ | 旅行記TOPへ | BBSへ |