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3日目: ジャイプール → アグラ


慌しかった昨日の教訓で、モーニングコールより1時間早く目覚ましをセットしておいたので、5時起床。
昨夜はなんだかよく眠れず、睡眠不足でちょっと頭がぼ〜っとしています。
でも体調はバッチリ!元気いっぱいです!

ホテル周りをビデオに撮っておきたかったので、ひとりでホテルの外へ行ってみました。
朝もやに浮かぶ水の宮殿や、道路側から見たホテルもなかなか良い感じです。
牛がひとりで(1頭で)散歩というか闊歩していました。快活な牛でちょっと怖いくらい・・・

6:30ビュッフェの朝食を・・・
水牛のヨーグルトがねっちりとしてかなり美味しかったです♪
何種類かある蜂蜜をかけていただきました。

7時ホテルを出発、約2時間走った所でトイレ休憩をし、
更に2時間走ってやっと着いたところは世界遺産のファティープル・シークリー。

ファティープル・シークリー ビデオ持込RS25
1574年からわずか14年ムガル朝第3代アクバル帝の都が築かれていた。

都を築城後、猛暑による水不足などに耐えかねたアクバルは、
わずか14年で北西のラホール(現パキスタン領)に遷都すると、
華やかなファティープル・シークリーはゴーストタウンと化したと言われています。
世界遺産となった今では手入れも行き届き、
ヒンドゥとイスラムが融合した独自の様式の宮殿群が、往時を忍ばせてくれます。
パンチ・マハル(5層の宮殿)は列柱が屋根を支えるだけで、四方が完全に開放されており、
当時は天文観測用であったとされていて、
登るのを楽しみにしていてのですが、時間がないと却下されてしまいました。(>_<)
夢殿とされるクワーブガーハの日陰から全体像をぼ〜っと眺めていると、陽炎がたっていました。


ここから1時間程で本日のお宿、ザ・トライデント・アグラに到着です。
まずはホテルのレストランでビュフェのランチを取ってからお部屋へ。
午後の観光の出発まで1時間ほどフリータイムです。
酷暑の観光では、こんなちょっとした休憩が体力消耗を防ぐコツだと思います。

15時ホテルを出発し、メーンイベントのタージ・マハールへ。
下の駐車場でバスを降り、電気バスで正面近くの広場まで向います。
タージ・マハルは地元アグラのガイドしか敷地内でのガイドをしてはいけない事になっており、
私達のガイドは入り口で待機し、アグラの英語ガイドにバトンタッチです。

タージ・マハル 06:00〜18:00 (月)休
縦横95m、高さ5.5mの基壇の上に、高さ58mの白亜の霊堂が建っている

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妻ムムターズのために、
1632年に着工し22年の歳月を費やして建てた霊廟で、
前に広がる幾何学構成の庭園とのワンショットの美しさは、世界の建造物の中でも最高峰とされています。
通常は、大理石の基壇のところで靴を脱いで預けて入るのですが、
私達は布の靴カバーをつけてもらい、そのまま入場となりました。
内部は、壁から天井まで宝石の螺鈿細工が施され、それはまばゆい美しさでした。
でもそれだけ・・・
タージ・マハルは水越しに全景を眺めた方が数段美しいような気がしました。

外気温が40℃を超えかなり暑い・・・
一刻も早くと木陰に誘われて、正門前広場の木陰のベンチを陣取ります。
傍らにはシマリスがあまりの暑さに手足を伸ばし、お腹を地面につけてお休みしていました。(^.^)

再び電気バスに乗って駐車場へ、ツアーバスにのりかえてアーグラ城へ向います。

アーグラ城 06:00〜18:00 ビデオ持込RS25
1565年にアクバル大帝が築いた二重の堀と三重の堅固な城壁に囲まれた要塞。

ごつい外見とは違い、内部には華麗で華美な宮殿や会議場があります。
特に晩年、自分の息子に幽閉されたシャー・ジャハーンが、
愛妻ムムターズの廟タージ・マハルを眺めながら生涯を終えた八角形の望楼サンマン・ブルジュでは
何ともいえない気持ちになり、ヤムナー川越しに見えるタージ・マハルは、
なんだか近いのに遠く、白いのに輝いていないように見えました。

駐車場までの帰り道、物売りのすさまじい勢いにびっくりです。
言葉のシャワーもすごいですが、無視していても服や腕を引っ張られ、ちょっと恐怖・・・


またもやお土産屋さんへ、今回は象嵌細工のお店です。
見てきれいだけど別に欲しいとも思わず、休むつもりで入ったら座れる所がない・・・(>_<)
グラスに注いだコーラをお盆にのせて持ってきたので、
ちょっと口にしたら気が抜けている・・・あやしい・・・私は飲みませんでした。
他の3人にも飲まない方がいいよ!と言ったのですが、すでに飲んでおり、ひとりは飲み干しておりました。


ホテルには18:20に戻り、すぐに入浴してさっぱり!
19:30から昼食と同じホテル内のレストランで夕食です。
同じレストランでもさすがにメニュは変わっていて、ほとんどがカレー料理です。
カレーと言っても炒め物系や和え物系、ドロっとしたルー系、サラッとしたルー系・・・
とても豊富でとっても辛くて美味しかった♪

荷作りをしてから23時就寝。
連日の猛暑に加え移動時間も長くハードですが、日本にいるより睡眠たっぷりで快調です。

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