路地裏の散歩道HOME            海外散歩TOP          国旗de散歩TOP          国内散歩TOP     


2006年 1周目
 私のRTW  
Round The World


RTW=世界一周航空券なんて、私には使いこなせない・・・と、
はなから検討の余地に入っていませんでした。
1ヶ月位前じゃないと、仕事のシフトがわからなかったからです。
しかも、冬季のニューヨーク線などを3万円程で購入していると、
RTWの料金はとんでもなく高い物に見えていたのです。

ところが2005年頃からRTWをメインにしたHPに目が向くようになり、
皆さんゲームをするように楽しんでいる・・・惹きつける物は何かしら?・・・と気になりだしたのです。

ユナイテッドをメインキャリアにマイルを貯め始めて6年目(2006年当時)、
当時1Kだったのですが、キャンペーンを利用しても1K維持はかなり厳しかったのです。
この際全日空のSFCをとっておくのが良いかも・・・
来年度(2007年)の1K落ち覚悟で、RTWのマイルを全て全日空に貯めることにしました。
同時にシンガポール航空のPPSを取得し、翌年はSQメインで楽しみたいと思っています。

初めてのRTW、ルート作成から発券に至るまでの流れをまとめました。

大まかなルートを
アジアー日本ーアジアーヨーロッパーアメリカー日本ーアジアーオセアニアーアジア・・にして、
まず行きたい所をピックアップしました。
ルートは西回りとし、都市名を入れてマイル計算をしてみました。
このマイルなのですが、同じ区間でも航空会社によって微妙に違います。

上記をエクセルで表にし、バンコクで発券しようと現地へ持参しました。

海外発券は大きく分けて2つ、
ひとつは現地の旅行代理店で発券、もうひとつは現地の航空会社で発券です。

日本出発前、現地旅行会社にメールで問い合わせをしたら
@発券に2〜3日かかる。
Aクレジットカード払いの場合、カードによって2〜4%の手数料がかかる。

との事です。
カードによる手数料を計上すると、航空会社で発券する場合とほんのちょっとしか変わりません。
クレジットカードならマイルがたまるし、分厚いバーツの札束持ち歩くのも不安です。

と言う事で、心は航空会社発券に固まりました。
しかも航空会社発券なら、日本にある発券航空会社で簡単に変更等ができるからです。
(後日談ですが、代理店発券の場合も日本の航空会社で簡易な変更はできますが、
他の航空会社には変更が反映されないので要注意です。)


エクセルの表を持参しバンコクの全日空のオフィスへ向かいます。
最初に応対の日本人女性は、「即発券はできないので表を預かって明後日発券です」と言います。
「発券の前にルートのチェックと料金を知りたい」と言ったら、ベテランそうなタイ人女性が出てきて
私の表を一目見て「このルートは全日空では発券できない」との事。

太平洋線と大西洋線のロング区間利用航空会社が発券プレートになるそうです。
初耳でした・・・と言うか勉強不足でした。
どちらの区間もシンガポール航空なので、私の発券プレートはシンガポール航空しかないわけです。
たまたま全日空とシンガポール航空は歩ける距離にあったので、出直します。
(ちなみに日本発券の場合は第一区間に搭乗する航空会社が発券プレートになります。)

シンガポール航空のスタッフはかなり優秀でした。
表を見て、あっという間にチェックをし、問題点1箇所指摘されました。
マイル数がオーバーだったのです。
この問題点は札幌を函館にすることでクリアになったのですが、
出してもらったスケジュール一覧と料金を確認し、一旦頭を冷やすために出直すことにしました。

燃油サーチャージとバーツ高で、かなり高くなったバンコク発券のRTW、
こんな贅沢をして良いのかしら?全行程使いきれるのかしら?
色々頭をよぎります。

毎年何かしらひとつ自分にご褒美をあげていたのですが、
今年はちょっと大きなご褒美ってことで・・・と踏ん切りをつけました。

STOの変更を2箇所して、翌日再度シンガポール航空のオフィスへ出向き、発券を依頼しました。
その場で行程作成・発券・清算が完了しました。

格安航空券でバンコクへ来ていたので、明日のその復路分(SQ)の予約を取り消し、
発券したRTWの第1区間の予約を同じ日に入れてもらって、オフィスを後にしました。

分厚い航空券の束・・・感激です!
そして最近Eチケットばかりだったので、かなり新鮮です!!
しっかりバッグの奥にしまって、「やった♪」と心の中でガッツポーズです!!!

RTWの旅は明日日本へ帰る便からスタートとなりました。


←HOME→