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2日目: アンカラ → カッパドキア



熟睡6時間で気持ち良く5時起床。
荷物を整理したり支度をしたりしても
、7時からの朝食まで時間がありすぎ・・・(>_<)
バゲッジアウトは部屋のドアの外に7時半だったのですが、7時に出してしまい、朝食を取りに行きましょう。

噂どおりトルコの朝ごはんはバラエティ!
ハム3種、チーズ2種(白チーズが絶品!)、オリーブ3種(ハーブまぶしのがナイス)、
豆のスープ、キッシュ、サラダ、ラタトゥイユ、ジュース3種、アイラン(塩味ヨーグルトドリンク)、
パンは10種類位もあり、ジャムは3種(バラのジャムが美味♪)、甘いデザートも色々・・・
そしてコーヒーやチャイ(紅茶)。
パン、チーズ、オリーブ、紅茶は感動的な美味しさでした。

8:20ホテル出発、午前中はアンカラ市内観光です。
昨日は夜遅い到着だったので気がつかなかったのですが、
秩序のない車の往来、そしてそんな車を縫うように横切る人がた〜くさん・・・
車中の私の方が手に汗を握ってしまいました。

Anadolu Medeniyetoeri Musesi アナトリア文明博物館
ヒッタイト文化を中心に、トルコ中央のアナトリア高原の出土品を展示している。

ヒッタイトは、アンカラの東にあるボアズッカレを都として強大な統一帝国を築いた古代民族です。
人類史上初めて鉄器を用い、古代オリエントを統一したヒッタイト帝国の遺品を展示しているこの博物館には、
力強い石造作品が特徴的で、ライオンのモチーフが目立って多用されていました。

Anitlabor アタチュルク廟
9年の歳月をかけて完成した巨大な廟は、アンカラの街並みを眺望する丘の上に建っている。

亡国の危機を救いトルコ共和国の初代大統領となり、
近代トルコ建国の父(アタチュルク)と呼ばれたムスタファ・ケマル・パシャの墓所で、
巨大な四角い柱で取り囲む巨大な四角い廟の中はがら〜んとしていましたが、遺品等も展示されていました。
霊廟の黄金の天井も素晴らしく、ビデオでズームして眺めましたが、オペラグラスがあれば便利ですね。

廟に向って右の石段の下のトイレは、近代的で清潔で無料でした。

集合時間より15分早く駐車場に戻ろうライオンの石像が並ぶライオンの道に入ったら、
ちょうど衛兵の交替式が行われており、観光客は誰もいなかったのでしっかり見られ、
障害物(笑)なしの写真も撮れてラッキーでした。


さてこれからひたすら走ってカッパドキアに向います。

途中1時間ほど走ったコンヤ交差点と言う名のドライブインでランチ休憩♪
野菜のスープ、チーズピデ(パン)、ビーフとトマトの鉄板焼、5種のデザートから1品チョイスでした。
たまたまテーブルをご一緒させて頂いたKさんご夫妻(大先輩ですが・・・)と意気投合し、
4種のデザートを分け合い、色々味見ができてよかったです。
飲み物は別料金なので、ハーフボトルの赤ワインを1本100万リラ(約600円)でとったのですが、
お味はかなりイマイチでしたし、観光地価格でしたね。
また「ここのアイランが一番好き」と現地ガイドさんが言っていたので、恐る恐る注文してみました。
アイランは牛乳で作ることが多いのですが、ここのは正統派山羊のミルクだそう、
塩味で冷たくて山羊のヨーグルトドリンクだなんてお腹壊さないかな・・・と初めてなのでドキドキ。
ひと口飲んで、ん〜美味しいっ!
お腹壊してもいい!と、思わずお代わりしてしまいました。(^.^)
1杯8万リラ(約48円)安いっ!、観光客はあまり頼まないのでトルコ人価格なのかもしれません。
当時のレート:US$1=TL23万、¥1=TL1850・・・いやはやすごいレートで頭の中グルングルンです。
簡単な換算方は、下4つゼロを取って6掛けるとわかりやすいかと思います。


さてこのドライブインから5分程走ると右手にトゥズ湖が見えてきました。

トゥズ湖の不思議
琵琶湖の2.2倍の大きさのこの湖は塩分35%の塩湖で、水深はわずか1m、
だから夏は干上がって真っ白い塩で覆われ、歩いて向こう岸に渡れるそうです

そして湖のほとりの畑はメロン畑、産物の塩のお陰で塩分入りのメロンはとても美味しいのだそうです。
是非夏に来てメロンを食べてみたいものですねぇ。


しばらく走ると、遠く前方にトルコ第三の山、雪をかぶったハッサンが見えたり
2〜30頭程も山羊を引き連れたおじいさんがいたり、車窓の風景は全然飽きません。
途中トイレストップを1度入れ、バスはズンズン走って一路カイマクルへ向います。

Kaymakli カイマクル
地下8層からなり、5000人が住む事ができる規模の巨大な地下都市

カイマクルの不思議
発見されたのは1964年で現在も発掘中ですが、どの位大きいのか見当がつかないそうです。
現在8層のうち、地下4層までを見学することができます。
信憑性は定かではないのですが、過去何人かの出てきていない人がいるそうです。

連れてこられなければわからないような入り口で係りの人が待っていて、ドアをあけてくれました。
故意や間違って入場すると出られなくなってしまう恐れがあるため、入場チェックはしっかりしてしているようです。
ここは、迫害を受けていた時代のキリスト教徒が一時的に隠れ住むのに使われていました。
貯蔵庫、台所、食堂、教会などがあり、
新鮮な空気を取り込む換気口はかなり深く掘られ、その設計技術は素晴らしいものでした。
腰をかがめて通り抜けたり、狭かったり、穴があったり、暗かったり・・・
ガイド付きの団体じゃないと、ちょっと怖いかもしれません。
私はペンライトを持参していたのですが、かなり役に立ちました。


外に出るとすでに夕景で、ここから約30分程の今夜のホテルはユルギュップのDINLERです。
18:40にホテルに到着、夕食はこのホテルで19時からのとの事、かなり忙しい・・・

ビュッフェ形式の夕食でしたが、メゼ(オードブル?)とデザートの種類の多さにはびっくりです。
ただ食後のチャイやコーヒーも含めてドリンクは全て別料金になるので、
1杯50万リラの生ビールをお願い、札びらを切るようにお支払いしました。^m^

夕食後、ベリーダンスを見たいという方がいて、急遽手配をしたものに参加させてもらいました。
ホテルから15分程車で行った、岩をくり貫いたシアターはムードは満点!
でも前座風のばかりが長くて、肝心のベリーダンスは最後の方にちょこっとでした。
しかもニューハーフ?って感じのちょっと太めでちょっとお疲れ世代・・・はっきり言うと若くないのです。(笑)
妖艶なベリーダンスではなく、一生懸命なベリーダンスを複雑な気持ちで見て、ホテルに戻ったのが23時、
入浴して、0時半ベッドに入りました。


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