正式名を「一向上人踊躍念仏(ゆやくねんぶつ)」という。この踊躍念仏は、開山した一向俊聖上人の命日に、僧侶が鉦を鳴らし念仏を唱える行事。
一向派の僧侶は、加行の際に踊躍念仏の修得が義務づけられていた。このため、民間伝承の踊り念仏の多くが長い年月の間に本来の姿から変化しているのに対し、一向派の踊り念仏は700有余年前の古体を残している。
当山では、江戸時代まで盛んに行われていた踊躍念仏だが、明治時代になって途絶えてしまっていた。そこで、中本山であった山形県天童の佛向寺にかろうじて伝承されていたものを、平成20年開山730年に際し約140年ぶりに再興させた。
僧が鉦(しょう)を打ち鳴らしながら念仏を唱え、初めは静かでゆっくりした動きから、
だんだん躍動(やくどう)的になり、最後は再びゆっくり終わる。
踊り念仏は民俗芸能の原点であり、能、
狂言、歌舞伎、日本舞踊、風流踊り等は
踊り念仏から影響を受け発展したもので
ある。
この踊り念仏は佛向寺と当山でのみ奉納
されている。民俗芸能として貴重な無形
文化財である。
2022年は下記の通り、「西方の踊り念仏」を3年ぶりに、人数を制限して一般公開
致します。
記
11月3日(祝)午後2時より 定員30名
拝観希望多数の場合は、公開回数を増やします。
定員を超えるお申し込みの場合は抽選となります。
≪お申し込み≫9月末日まで
〇寺備え付用紙
〇メール(jyoudo-tochigi20@cc9.ne.jp)
〇ハガキ、封書
上記いずれかにて、名前、住所、電話番号、拝観人数を明記の上、お申し込みください。
※1申し込みにつき、拝観人数は2名までとします。
※電話、FAXでの申し込みはご遠慮ください。
※後日通知致します。
特別限定朱印の記帳と1年間有効!?の福寿守り(無料)を毎年楽しみにされている
方へ、11月3日のみ、9時〜15時までの受付時間で記帳とお守りの配布を致します。
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2022年版のご朱印は、頒布品ご案内ページをご覧ください。
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