本文へスキップ

浄土宗 福正寺は踊り念仏と地獄図のお寺です。

TEL. 0282-92-7734

〒322-0604 栃木県栃木市西方町元1584

装飾彫刻TYOKOKU

向拝彫刻群 平成19年3月 栃木市有形文化財指定

現在の本堂は明治28年上棟。同31年竣工入仏式。 同34年本堂落慶式を厳修する。本堂の向拝、かえる股、海老虹梁(えびこうりょう)、木鼻部分に施された装飾彫刻は11代左甚五郎を祖父に持ち、「国の重要文化財」に指定されている鹿沼市の白木地彫り屋台も手掛けた磯辺儀兵衛敬信作や大出常吉作である。

向拝彫刻かえる股

≪かえる股部分の彫刻≫

透かし本かえる股に施された龍は見事なカゴ彫りで豪華・華麗、そんな感嘆詞が飛び出る気迫を秘め、鋭いノミの痕跡に作者の苦闘がにじみ出ている。
〈磯辺儀兵衛敬信作〉


えび虹梁

≪えび虹梁部分の彫刻≫

松と牡丹(ぼたん)、その樹間に遊ぶ雉子(きじ)を配した緻密で繊細華麗で龍の彫り物とは違い「静」の趣である。
〈磯辺儀兵衛敬信作〉


装飾彫木鼻

≪木鼻部分の彫刻≫

象・バク・獅子などに似せた彫刻が施され、仏教に害を及ぼすような邪気を追い払う意味がある。
〈大出常吉作〉


かっぱ

福正寺へのかっぱ

五穀豊穣、漁業豊漁はもちろん水難など水に関する惨(むご)いことがないよう、平成18年に水神の零落であるカッパ像を建立し水の大切さを知っていただこうと思い法要を行っております。ふくよかな「福ガッパ」として親しまれています。お子様にも人気があり、お参りのたびにカッパの皿に水を手向けるお子様もいます。

極楽浄土には八功徳水があり、8種類のすぐれた性質、甘(甘く)・冷(冷たく)・軟(やわらかく)・軽(軽く)・清浄(澄み切り)・不臭(臭みがなく)・飲時不損喉(飲む時喉を痛めない)・飲己不傷腸(飲み終わって腹を痛めない)を備えた水のことです。
水という存在の中に、仏さまの功徳が満ちあふれて、私たちを施そうとされています。そこには煩悩にまみれた私たちを救おうとされる願いがあるからなのです。


飲料水や水稲耕作など「水」は大切な資源であり水にまつわる惨(むご)いことがおきぬよう願うばかりです。 水の貴重さ、大切さ、水難、忌まわしい事故がないようにかっぱ朱印を記帳致します。

7月海の日 限定朱印記帳 午前9時〜午後3時まで


バナースペース

浄土宗 福正寺

〒322-0604
栃木県栃木市西方町元1584

TEL 0282-92-7734
FAX 0282-92-7734