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浄土宗 福正寺は踊り念仏と地獄図のお寺です。

TEL. 0282-92-7734

〒322-0604 栃木県栃木市西方町元1584

由緒・本尊YUISYO

由緒

福正寺本堂

法然上人の法曾孫にあたる一向俊聖上人が、弘安元年(1278)にこの地に念仏道場を開いたことから始まります。踊り念仏を教化の手段としたため、時宗12派のひとつに組み込められましたが、教義的には浄土宗と変わりないものでした。
創建以来念仏道場として隆盛を誇り、派内にあっては僧侶養成や僧録所として北関東の中心的役割を果たしました。又、西方遠江守の菩提寺、時太鼓役であり、寺子屋教育にも熱心でした。西方小学校発祥の地でもあります。
しかし、明治に入ると一向派の衰退が著しく廃仏毀釈も手伝って堂宇の消失、住職不在になりました。浄土宗寺院の協力により堂宇の再建、増上寺からご本尊の寄進を受け、昭和17年宗教統制により浄土宗に転宗することになりました。
昭和62年正住職在住に到り、山内の一新をはかるとともに踊り念仏の再興、地獄図や涅槃図の開帳などに力を入れ、現在では一般参詣で大いに賑わっております。


本尊

福正寺本尊阿弥陀立像 現在奉安されている本尊『阿弥陀如来立像』は、徳川将軍家より東京芝の大本山増上寺に寄進されたものを、明治24年本堂再建の際譲り受けたものです。
徳川家にゆかりがあることから、天下を取った徳川家にちなみ参詣すると勝ち運に恵まれる『勝阿弥陀』と伝えられております。
『勝阿弥陀』朱印を記帳致します。

     


法然上人像

法然上人像

平安末期から鎌倉前期の僧(1133-1212)。浄土宗の開祖。
その当時の仏教は貴族・武士に限定されたものでしたが、法然上人の教えは、『お念仏を唱えれば庶民を含めたすべての人を救う』という思想だったため、全国津々浦々までお念仏が響きわたりました。現代においても法然上人の『平等の教え』は、日本を始め全世界に必要とされているのではないでしょうか。

  〜月影の 至らぬ里はなけれども
      ながむる人の 心にぞすむ〜  法然上人

バナースペース

浄土宗 福正寺

〒322-0604
栃木県栃木市西方町元1584

TEL 0282-92-7734
FAX 0282-92-7734