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がんばれ島崎/そこに○○があるから

2001.8.2

 高見知佳(39歳・本名高橋房代)さんが4月に入籍したそうだ。お相手は13歳年下の米国人マーク=エスパーザさん(26歳)。1日のTBSラジオ『松尾雄治のピテカンワイド』で発表後、TBS社内で記者会見を行った。仕事で知り合ったので、お相手は「チカ」と呼ぶそうだ。ジェフリー=アーチャー『ロスノフスキ家の娘』(新潮文庫全2冊)みたいだ(これに納得するには、前掲書を最後まで読まないといけません。念のため)。

 やっと結婚できたのね。おめでとう。と、小姑みたいな心境のまる三である。熱狂的ではないけれど、ファンなんだよね。香川の松本明子に続いて愛媛の高見知佳も結婚したから、四国三美人で残っているのは高知の島崎和歌子だけか……。がんばれ島崎。

 「小泉孝太郎芸能界入り」とどっちの扱いが大きいかなぁなんて悠長なことを考えていたら、二子山親方が離婚するわ西川峰子は隠岐で“離島婚”(『日刊スポーツ』)なのだった。

がんばれ島崎和歌子part2はこちら

 もうひとつ。

 橿原市内の私立高校生5人が千里東ICから名阪国道を自転車で逆走というニュースを耳にした。結局警察に捕まったのだが、「名阪国道が自動車専用道だとは知らなかった」と言ったそうだ。ホントかウソか判断しかねるが、どちらにしても情けない。

 本当に5人が5人とも知らなかったとすれば高校生にもなってその無知は恥ずかしいし、ウソだとすればいっそうわらえる。だって言い訳にもなってないじゃん。いっそのこと、「そこに道があったから」とか言ってくれればよかったのに。

「そこに山があるから」のトリビア:
“そこに山があるから”というのは、登山家ジョージ=マロリー(1924年遭難当時38歳・1999年遺体発見)が「なぜチョモランマ(エベレスト)に登るのか?」という質問に対して答えた“Because it is there”がもとになっている。この“it”は明確にチョモランマを指しており、(一般的な)山に登る理由ではなくて(未だかつて誰も登ったことのない)チョモランマに登る理由として答えているのだ。したがって、余暇の娯楽として山登りをする人が「そこに山があるから」なんて本気で言うと嗤われちゃうよ。慌てて付け加えておくけれど、余暇の娯楽登山そのものは素敵な趣味だと思います。