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『ウォーターボーイズ』を観てきた

2001.10.11

 矢口史靖監督の映画『ウォーターボーイズ』を観てきた。

この間『千と千尋の神隠し』を見た映画館は座席数431の県内最大の映画館だった。今回は同じ建物にある座席数70の、試写室みたいな映画館だった。肩車してもらったら天井に手が届きそうな小ぢんまりしたところ。朝イチで出かけたら、『陰陽師』を見るための行列が50人くらいできていた。いちおう御報告まで。

 竹中直人・柄本明といった個性派はともかくとして、オーディションで選ばれたシンクロ選手たち(妻夫木聡ほか)は演技が下手だ^_^;。素人っぽいとか大袈裟とかではなくて、そういう下手な演技をワザとやっているとしか思えない。それが、最後のシンクロシーンの華麗さとのギャップとなって見事だったりする。だから、前半だけ見て見捨てないでほしい。(そんな中、桜木女子高生徒会長(秋定里穂)だけは妙に上手い。)

 いや、これはなかなか面白い。お薦め度★★★★つけとこう。

『ウォーターボーイズ』公式サイト

 ここからはまる三の個人的な話。よかったらお付き合いください。

 大学時代に“ミス工学部”というミスコンテストがあった。といっても工学部800名のうち女性は13人だったので、これは女装コンテスト。僕が4年のときにウチの学科の出し物がシンクロだった。グラウンドの上でだけれども、マツザキくんとオノくんが競泳用の水着を着て体当たりで演じてくれた。マツザキくんはすね毛まで剃ってくれたのだ。もちろん堂々の1位。思い出のひとコマでした。