2001.11.28
サッカークラブ世界一決定戦トヨタカップを見ましたか? 僕はBS日テレで22時30分から見たのだが、日本テレビで放送したものと同じだった。実況は多昌博志アナ・解説に奥寺康彦さん・ゲストが明石家さんまさんだった。BSデジタルなのに横長ハイビジョンではなくて4:3の従来サイズだった。
まる三はサッカーに関しては素人またはミーハーなのだが、(去年までに比べれば)凡戦だったような気がする。点が入らなかったというのも一因だが、両チームともパスの精度が格段に悪いという印象を持ってしまった。確かに、「右サイドが空いてる」と思うと不思議なくらいそこに出そうとするのだが、それが通らない。パスカットも多い。思わず唸ってしまうようなプレイが少なかったのだ。
一番優秀だったのは、ダイブの反則(デルガド@前半44分)をはじめ、試合を良く見ていた主審キム=ミルトン=ニールセン氏かもしれない。
ちょっとメディア的な話。
ハーフタイムに“cyber play”と銘打って放送されたCGは面白かった。画像データから選手の位置やボールの動きをコンピュータに入力してCGで再現するのだが、“選手の見た目”でも再現できるのだ。クロスボールを受けてシュートを打った選手の見た目や、ゴールキーパーの見た目などと変幻自在。技術だけ先行のeye visionと違ってこれは面白い。
多昌アナの実況も抑えられていて好感度アップだったが、実力拮抗の戦いを「名人同士の詰め将棋」に譬えていたのは少し変。「相手のやることがお互いに予測できてしまうので、ちょっとしたミスが命取りになってしまう」というような意味だったのだが、よく考えたら詰め将棋というのは一人でやるものだ。ま、あいも変らぬまる三の揚げ足取り^_^;ではある。