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最近見たテレビ

2001.12.29

またクリーンインストールしていたので更新をサボりました。別に不具合が起こったわけではないということと、インストールが趣味だというわけではないことをお断りしておきます。

 こちらに浮気してしまったために1問不正解になってしまった『明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー』(フジテレビ/24日24:30〜27:00)。視聴者(芸能人含む)に不幸話をしてもらい、さんまが合格と判定した人には豪華商品をプレゼントする恒例企画。
毎年見てきたわけではないので断言するのははばかられるが、どうもパワーダウンし続けているように思われる。電話をかけてくるのは所詮素人であるから、ツボを押さえた話し方が必ずしもできるわけではない。今年は、母親が“神田ハル”さんだという中年女性や、いとこの結婚披露宴に行ったものの席がなかった女性といった“イマイチ系”に、隣のアパートだけ取り壊す予定だったが業者の手違いで家財道具一切合財取り壊された男性や、新婚旅行前夜に「おまえは俺のタイプじゃない」と言われて新婚旅行に一人で行ったうえ新婚なのに別居している主婦といった“笑えん系”が多かった(東野幸治・光浦靖子も電話してきて合格)。
数少ない視聴経験の中からまる三選の歴代最高作品を選ぶとすると、男「付き合ってる彼女に子供ができたんですよ」さんま「それは一概に不幸とは言えんけどな」男「でも僕なにもしてないんですよ」だ。

25日にはテレビ朝日系で漫才コンテスト『M-1グランプリ』(18:30〜21:00)が生放送された。1603組が参加して予選を勝ち残った10組が優勝賞金1000万円を目指してネタを披露した。勝ち残ったのは、中川家・ハリガネロック・アメリカザリガニ・ますだおかだ・麒麟・フットボールアワー・キングコング・チュートリアル・DonDokoDon・おぎやはぎの10組。僕にとっては、キリンを除けば『爆笑オンエアバトル』(NHK総合/土曜23:55〜24:25)でおなじみのメンバーだ。あえて(僕の好みで)言えば、ラーメンズ・アンジャッシュ・アンタッチャブルなどが残っていないが、彼らは漫才というよりもコントだと言えなくもない。
ニコリともしないで見ている審査員(島田紳助・松本人志・鴻上尚史・西川きよし・春風亭小朝・ラサール石井・青島幸男)が怖い感じもしたが、緊張感がよかった。
結局、中川家とハリガネロックが上位2組になり、再度ネタ見せをした結果中川家が優勝した。何を隠そう僕は中川家に注目している。ふつうボケがしゃべり、ツッコミが「なんでやねん」「んなアホな」「ええかげんにしなさい」と言葉少ないのが一般的だが、中川家は違う。ツッコミがしゃべりまくるなかでボケるのだ。ボケとツッコミがきっちり分かれていなかった横山やすし西川きよし以来の新しいパターンだと思う。
審査員の好き好きだから致し方ないのだが、ますだおかだの4位とDonDokoDonの9位が意外だった。僕は、上記10組メンバーを見たときに中川家とますだおかだの一騎打ちにDonDokoDonがどう絡むかだと思ったのだが……。

第2回大会M-1グランプリ2002についてはこちら

 26日には『フードバトルクラブ3前編』(TBS/21:00〜23:30)があった。第2回の放送をこのサイトで紹介したことがあったが、その第3弾だ。今回も凄いことになっている。あなたはコーヒー牛乳25本(4.5リットル)を2分15秒で飲み干す人を見たことがありますか? 「満足に食事ができない人がいるのに……」という声が聞こえてきそうだが、僕は許す。宇宙開発だって無駄だといえば無駄なのだ。後編は年が明けた1月3日19時から。

MBS毎日放送系で高校ラグビーダイジェスト番組を放送している(23:45〜25:10)。初日の放送はひどかった。野球もサッカーもバレーもそうだが、どうして「汗と涙と感動」に持っていこうとするのだろう。そりゃ感動してもいいし感動したいけれども、僕は試合そのもので感動したい。選手や監督が背負っているのはあくまで二次的なものであって、まず試合を見たいのだ。にもかかわらず、テーマ曲を歌っている0930の生出演とか、井川遥の記者会見とか、辞任する監督の話ばかり。そんなことはどうでもいいのだ(いや遥クンはカワイイけどさ)。
2日目の放送は、終了間際の大逆転(長崎北陽台×流経大柏)があったせいか少しは改善されていた。なんとかならないかなぁ。

 

調子に乗って書いたら手持ちのネタが無くなっちった^_^;。明日は何を書こうかな。