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第36回スーパーボウル雑感part2

2002.2.6

今日も^_^;スーパーボウルの話ですが、試合結果は書いておりません。結果を知りたい方はこちらを御覧ください。

 4日深夜に日本テレビの中継(23:57〜25:55)を見たのだが、お粗末だったなぁ。一番の致命傷は放送時間がぜんぜん足りないところ。攻撃のよいところ(得点シーン)しか放送できず、守備のよいところはほとんどカット。だから緊迫感が伝わってこない(いや、地上波で放送してくれるだけでもありがたいと思わなければいけないのかもしれないけれどね)。実況アナウンサーもお粗末。フォークという選手が両チームにいるうえ出身地も同じだからか“兄弟”だと言ってしまったが、実際は遠い親戚でもなんでもない。解説の後藤完夫ごとう さだおさんが、「ラムズの反則でしょうね」と間違って言ってしまった。いざレフェリーがどちらの誰がどういう反則をしたかを発表する段になって、レフェリーを見ていれば分かることなのに鵜呑みにして「ラムズの反則ですっ!」と叫んでしまったので苦笑したよ。もっと勉強してね>矢島学アナ

昨日も少し触れたのだけれど、NHK-BS1の放送もひどかったなぁ。ハイビジョンカメラを持ち込んで独自映像を撮ったのだけれど、カメラの設置場所が悪かった。あんなに立ち上がった観衆の頭部が写る中継映像は初めて見た(やぐらを組めばいいのに)。FOXテレビのと比べると、構図もスイッチングも大人と子供/月とすっぽん/雲泥の差だった。ハイビジョンで残しておきたい気持ちは理解できるけれど、せっかくだからもっと勉強してね>NHK技術陣。

そんななか大満足の放送だったのがCSのGAORA。映像は日本テレビと同じ――日テレは国際配信映像でGAORAはアメリカ国内に流れた映像だから厳密に言うと出される字幕などがちょっと違う――現地映像だから抑えるべきところをきちんと撮っているし、実況の西沢日へんに文章のショウあきらさんと武田建さんのコンビのしゃべりも絶妙。えこひいきすることなく良いプレイは褒め、悪いプレイには疑問を呈する。選手やコーチや歴史に関する知識も豊富だ。おまけに武田さんは英語を解するので、現地レポートや現地コメンテーターの発言も随時訳してくれるのだ。これはありがたい。誰かさんとは大違いだ

 

 試合そのものも稀に見る好ゲームだったから、この放送が見れてとても嬉しかったです。

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