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ラジオCMコピー大会

2002.4.20

 2週間前4月5日(金)の『吉田照美のやる気MANMAN!』はお休みだった。その代わり、吉田照美さんと小俣雅子さんの司会で『第18回ラジオCMコピー大会』が放送された。

 1万点を超える応募作の中から3作品×17社=51作品が、青二プロの声優の皆さんによって演じられた。僕は途中まで「CMコピーの公募」だと誤解していたが、協賛17社を叩き台にした純然たるコンテストだった。天野祐吉・糸井重里・伊藤アキラ・川崎徹・雛形あきこ・吉田照美・小俣雅子の7名と、リスナー(による電話投票)が審査員で、グランプリとリスナー大賞と審査員各賞が発表された。

 プロアマ問わずではあるものの、“CMとしての商品”の一歩手前であるせいか、審査員の率直な意見が聞けたのは面白かった。たとえば、川崎徹賞を受賞したCO-COS(各種制服製造業)の作品では、糸井重里さんが「『制服を着よう』じゃなくて『制服を着てくれ』だったら完璧でしたよね」という意見を述べたのだが、これには思いっきり納得した。

 個人的には、(受賞作からは漏れてしまったが)ハウス食品のカレーが面白かった。「晩御飯はバーモントカレーなんだ。ウチに来ない?」と女の子を自宅に呼んだ幼稚園児に向かって母親が、「タカシったら、またカレーで女の子を……」というもの。

 ま、なにはともあれ、受賞作品を読んでみてください(下記サイトに受賞作が掲載されるまで待っていたら2週間経ってしまいました^_^;)。

『ラジオCMコピー大会』公式サイト