2002.6.8
FIFAワールドカップ™も、試合数で言うと既に三分ノ一が終わってしまった。なにやら淋しい。
さて我が家では、スカイパーフェクTV!には加入していないので全23試合を見ることはできなかったが、地上波で放送された分＝BSデジタルで放送された分は――集中度合いは別にして――すべて見た。基本的にBSデジタル（我が家はCATV局でアナログに変換された映像のため、鮮明さは欠けるけれども16:9の横長画面）で見たが、アレはなかなか良い。
BSデジタル各局で放送している映像は、地上波で基本となっている国際映像とはまったく違うもので、実況および解説者も地味^_^;だったりするが、ピッチを広く写す画像は見やすい。NHKでは、地上波のニュースでBSデジタルの画像素材を使っているらしく、画面の右端にフリーキックをしようとしている選手が半分、左端にボールが半分なんてことがあり、言い換えると、地上波での放送を意識せずに撮っているため、横長画面が有効に使われているようだ。ホンモノのハイビジョンならば、小さな時間および得点表示や選手の背番号まで鮮明に映っているはずだから、これは堪えられないかもしれない（アナログ変換した画像でさえ、地上波に比べると背番号は鮮明に見える）。
アルゼンチン×イングランドのBSデジタル放送はWOWOWの担当だったが、CATV局ではアナログWOWOWのみでデジタルWOWOWを放送していないため地上波（TBS）を見てみた。国際映像のせいか基本的に不満はないのだが、終盤になるとあまり関係ない人々――交代してベンチにいるベロンやバティステュータや両監督やサポーターたち――が、実況で触れたためだけに写されていたので少々閉口した。僕はあくまで試合が見たいのである。
さて、話は少々変わるけれども、8日のイタリア×クロアチア戦はテレビ東京系の担当だ。テレビ東京系列というのは、テレビ北海道（北海道）テレビ東京（群馬・栃木・茨城・山梨・埼玉・千葉・東京・神奈川）テレビ愛知（愛知・三重・岐阜）テレビ大阪（滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山・徳島）テレビせとうち（岡山・香川）TVQ九州放送（福岡・大分・佐賀）の各地域（の一部）しかカバーしていない。
そこで、群馬テレビ・とちぎテレビ・テレビ埼玉・MXテレビ（東京）・千葉テレビ・TVK（テレビ神奈川）・岐阜テレビ・三重テレビ・KBS京都・びわ湖放送・サンテレビ（兵庫）といった、「独立UHF局」も網羅して放送するようだ（加えて、BSデジタルのBSジャパンでも放送）。しかし、これらの独立UHF局がカバーしているエリアはすべて、テレビ東京系列が視聴可能だったりする^_^;。
都道府県別にどの局が視聴可能かという情報は、インターネットTVガイドを参考にしました。
アルゼンチン×イングランド戦は掛け値なしに面白かったです。ナイジェリアやスウェーデンと戦ったときとは双方ともに違うチームのようでした。一番印象に残ったのは、前半が終了したときにベッカムとシメオネが握手したこと。4年前のフランス大会で、ベッカムが退場処分となる原因となった“蹴り”を入れた相手がシメオネだったのですよね。
選手入場口に幌式の覆いが付いているところ――ドイツ×サウジアラビア戦では無かった――なんかも“本格的”でした^_^;。
この試合にマラドーナが来てれば盛り上がっただろうなぁなんて思っていたら、外務省と法務省が特別許可を与えたらしいですね。