←前回 次回→ ?今月の目次 ジャンル別一覧  ご意見ご感想はこちらから

日本テレビvsフジテレビ part 2

2002.6.26

 25日のFIFAワールドカップ™準決勝ドイツ×韓国は日本テレビ系列だった。

BSデジタルも(当たり前だけど)BS日テレだった。試合前・ハーフタイム・試合後には、女子アナとジャニーズ系(?)芸能人が登場した(まる三はおぢさんなので、この芸能人が誰だかわからない^_^;)。試合前には「クローゼが……」とか「安貞桓アン ジョンファンが……」などと、ハーフタイムには「韓国のペースなんじゃないですか」とか喋っていたようだが、「おまえ、サッカー知らないだろ。そのうえ、これまでの韓国戦を見たことないだろ」と思わせるに充分な、トンチンカンなコメントだった。

地上波の実況を担当した多昌博志アナは――日本テレビのアナウンサーにはありがちなことだが――目の前で起こっていることとは関係ないことをしゃべるのに一所懸命で、今誰がボールを持っているのかなんてことはさっぱり教えてくれなかった。

 さて、日本テレビ系列は全28局である(さらに、クロスネット――2局以上のキー局の番組を放送する地方局――として、いずれもフジテレビとクロスするテレビ大分とテレビ宮崎がある)。全28局を羅列することはやめておくけれども、佐賀と沖縄が欠けている。

日本テレビのサイトには地図付きの一覧が載っているのだが、日本テレビは「★リンクはこのトップページのみにお願いします。」という狭量加減なので^_^;、リンクは貼らないでおく。

 そこで、佐賀ではSTSサガテレビ、沖縄ではOTV沖縄テレビという、いずれもフジテレビ系列が担当する。

 

 いっぽう、29日の3位決定戦はフジテレビ系列の担当だ。フジテレビ系列は28局ネットで、青森・山梨・山口・徳島がネットされていない。そこで、青森テレビ(TBS系)、山梨放送(日本テレビ系)、TYSテレビ山口(TBS系)、四国放送(日本テレビ系)が担当するらしい。

 ひょっとして珍しい光景が見られるかも。

ドイツの守備は効率的でした。さほど動き回っていないのに、プレッシャーをかけ続けていました。ただ本国ドイツでは、「あんな守備ばっかりのサッカーなんて……」と不満の声も上がっているとか。

点を取った後のドイツは老獪でした。FKでは5人が集まって相談しているふり^_^;をしたり、ヘディングでは飛ばないで韓国のファウル(古い言葉で言うところの“オブストラクション”)を誘ったりしてました。さすが優勝3回です。

韓国はベスト4で終わってしまいましたが(3位の可能性はありますけど)、今後目指すべきサッカーのイメージを韓国国民に植えつけることに成功したような気がします。イタリア・スペイン戦で見せたような超攻撃的なサッカーが、これからの韓国サッカーの規範になるような気がします。