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271,4670

2002.6.30

 ミーハーな素人なりに1カ月間楽しんできたFIFAワールドカップ™もあと1試合を残すのみ。

 その横浜国際総合競技場での決勝戦の後、200万羽の折り鶴を降らせる計画があった。名づけて夢の翼プロジェクト。めでたく271万4670羽が集まったとのこと。もう横浜国際総合競技場に搬入が終わっているが、どんな方法で降らせるかは秘密なのだそうだ。

 で、今日の話題は、千羽鶴ならぬ“二百七十一万四千六百七十羽鶴^_^;”の総重量はいかほどになるのであろうか、という試算。

 さっそくですが、クイズ。ずばりどのくらい? 直感で答えてみて下さい。

  1. 約3トン
  2. 約13トン
  3. 約33トン
  4. 約53トン

 正解は矢印の先。

10↓
9↓
8↓
7↓
6↓
5↓
4↓
3↓
2↓
1↓
0↓

 ファイナルアンサー^_^;?

10↓
9↓
8↓
7↓
6↓
5↓
4↓
3↓
2↓
1↓
0↓

 もういいかな^_^;。

 正解はA.の約3トンです。もうちょっと細かく言うと、3.258トン。ニュースで「4トン車13台で」と言っていたのを聞いたけれども、あれはかさ張るからね。折る前の状態なら、4トン車1台といったところ。

 以下、検証してみましょう。

 市販の「教育おりがみ(15cm×15cm)」というのが手元にあったので重さを測ったところ、50枚で60グラムだった。ということは1枚あたり1.2g。最終的には、これに271万4670を乗じただけなのだが、その裏にはもう少し考察があるので、申し訳ないけれどもお付き合いいただきたいm(__)m。

 折り鶴は、市販の折り紙でもよいのだけれど、専用の折り紙が販売されていた。これも検討してみよう。手にした印象では「通常の折り紙より薄く、やや大きめ。大会のマークや決勝戦の日付が印刷してある」とのこと。さらに調べたところ、18cm四方であることは判ったのだが、厚さがわからない。上記の市販されている折り紙の坪量(1m2当りの重量で紙質を表す指標、“米坪量”とも)は53.3g/m2(=1.2g ÷ 0.0225m2)である。そこで大胆推理。「四分ノ三にしてしまえ」。つまり、坪量40g/m2としてみる。すると――なんと都合のいいことに^_^;――1枚は1.3gになる(40g/m2 × 0.0324m2)。

 というわけで、少なく見積もって、1.2g/枚 × 271万4670枚=3.258トンという試算結果を得た。どっかおかしいですかね。

 ともかく、下敷きになったら圧死は確実。

表題を“2,714,670”としなかったのは、日本の数字の表現は(三桁法ではなく)四桁法だと思うからです。

負けてしまいましたね>韓国@3位決定戦。開始11秒での得点というのはワールドカップ記録だそうです。

あの同点FKを止めるのは不可能でしょう。

トルコのGKリュシュトゥが、自分自身の交代をベンチに要求してましたが、僕は芝居だと思いました^_^;。中盤ではフィールドプレイヤーに任せていたゴールキックも、終盤では自分で蹴ってましたしね^_^;。いや、それを咎める気は爪の先ほどもありませんけれども。