2002.12.17
フジテレビの『笑う犬の情熱』(日曜日19:58〜20:54)が9月にリニューアルされてから、なかなか面白い。
バラエティに分類されるのだろうけれど、コントが多いところがちょっと違う。
バラエティというのは、乱暴に言ってしまえば“アドリブ”で成り立っている。ハプニングと、それに対するリアクションがいかに面白いかというのが命だ。それに対してコントは、面白さを脚本の段階で作りこみ、それをまじめに演じていくことによって笑いを取ることになる。
お笑い芸人が売れてくると、ネタをやる機会が減ってしまってバラエティばっかりになってしまうのが不満なまる三にとってみれば、バラエティよりもコントのほうが数段面白く感じられる。
『笑う犬の情熱』にも、オープニング「森っ子カブタン」のようなバラエティコーナーもあるし、コントの中には「大学日本応援団」のようにバラエティ色の強いものもあるけれども、基本的には作りこんだコントだ。
特に、遠藤久美子と内村光良とベッキーの頑張りが目立つ。遠藤久美子は“新境地”ということを割り引かなきゃいけないし、内村は出番が多いというだけかもしれないので、ここはやっぱりベッキーだ^_^;。「浜崎テンコー」なんて最高だ。他のバラエティ番組に出演しても特異なキャラクターで笑いを取っている。
ああいうキャラクターが芸能界に少ないようなので、これからも頑張って欲しいものだ。
「内村光良は出番が少ないだけ」と書いたけれど、話の流れの勢いで書いてしまいました。ゴメンナサイ>ファンの方々。実際はかなり面白いです。
→フォロー記事を書きました。