2003.1.16
ほぼ1年前、笑えるテレビショッピングについて書いたが、今日は第2弾。
切れ味最高の包丁11本セット(今回も名前は秘す)。セールスポイントは――
- 刃の部分が波打った形をしているので、とにかく何でも切れる。柔らかいものも硬いものもでもなんでもござれ。だから、石を切った直後でもトマトをスライスできる。
- 不満がある場合、30日以内なら返品可能。
- 今なら、12本目をサービス。
- 今なら、収納ケースもサービス。
といったところ。
でもね^_^;。
石を(ノコギリのように使って)切るシーンと、トマトを薄くスライスするシーンは繋がっていないので、別撮りなんじゃないかなぁと思ったりするのだ。
確かに、「普通のクーリングオフは14日なのに、これは30日間かぁ。良心的だなぁ」と思ったのだけれど、「ん!? “返金”とは言ってなかったゾ」っていうことに気づいた。で、ネット通販をしているサイトを覗いてみると――
商品が弊社へ着いた後、良品とお取替えして発送いたします。
という記載があった^_^;。
そもそも、まる三は料理らしい料理をしないのでよく分らないのだが、良く切れる包丁が11本(+1本)も要るのだろうか? なんてことも思った。
ここまでを読むと、とても笑っている場合ではないけれども^_^;、アメリカ製と思われる――出演者が白人の――このテレビショッピングに、2人だけ日本人が出てくる。1人は切れ味の良さを証言する鮨職人で、もう1人は、“(日本刀の切れ味をイメージした)インサートカットで日本刀を振り回す人”だ。20歳代と思しき彼は、頭頂部で髪の毛を輪ゴムで止めている。“ちょんまげ”を意識しているのだろうけれど、まるで“総髪の大五郎”だ。これは笑えますよ。