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日米野球速報比較part 2

2003.6.11

 今日も野球の話。

夏の甲子園”に行き、外野席(入場料無料)の最上段に座ってビールとかち割り氷を交互に買い、醜い上半身^_^;を晒しながら日焼けをするのが一時期マイブームだった。

 あなたが、母校を応援しようと思って高校野球の試合会場に行ったのだけれど早く着きすぎてしまったのでまだ前の試合をやっていた。スコアボードを見るとこんなふうになっていたとします。

○○学園 0 0 0 0 0 0 1       1
××学院 0 0 0 0 0 0         0

 ここで質問――

攻撃中なのは○○学園でしょうか、それとも××学院でしょうか。

 実はこれ、グラウンドを見ないと分らないんです。7回表に1点を取って攻撃中でも、1点を追いかける××学院7回ウラの攻撃中(まだ無得点)でも、まったく同じスコアボードになってしまうんです。

 ところが。大リーグの方式だと7回表攻撃中と分ります。追加点を狙っているところです。じゃ、7回ウラの攻撃中(まだ無得点)の場合はどうなるかというと、こうなります――

○○学園 0 0 0 0 0 0 1       1
××学院 0 0 0 0 0 0 0       0

 言葉で説明すると、「そのイニングの攻撃が始まるとスコアボードには“0”が表示される」のです。以前から、「(日本式は)不便だなぁ」と常々思っていたのですが、先日紹介した大リーグ公式サイトの速報を見て方式の違いに気づきました。

 合理的ですよね。