←前回 次回→ ?今月の目次 ジャンル別一覧  ご意見ご感想はこちらから

やっぱり楽天

2004.11.3

 プロ野球への新規参入は“やっぱり”楽天だった。ライブドアに遅れること78日、9月16日に参入の意思を表明した楽天だが、本拠地にライブドアと同じ仙台を選んだり、経営諮問委員会に奥田碩トヨタ自動車会長や牛尾治朗ウシオ電機会長を招いて財界との結びつきを強調するのを見て、少なからぬ人が“ライブドア潰し”という印象を抱いた(まる三もその一人)。

第2回ヒアリングで成人向けサイトへのアクセス制限について堀江貴文社長が「完全に排除することは不可能」と“正直に”回答したのを耳にして、「あちゃー。口実を与えちゃったかなー。罠にハマっちゃったかなー」なんて思った。

 だから、楽天に決定と聞いても「やっぱりなぁ」と思っただけでした。

 以下、雑感。

宮城県民の9割がライブドア支持という記事を読んだことがあったので、「人気商売のプロ野球で、不人気な方を選んでどーすんだ」とまる三は思ったのだけれども、ニュースなどで“街の声”を聞く限りでは「仙台に球団ができればOK」という意見が多いようで、これは杞憂であったようだ。
一場靖弘投手(明大野球部を退部)の自由獲得枠での獲得を目指すようだが、これがホントの“楽天イチバ”だm(__)m。
“東北楽天ゴールデンイーグルス”って長くないスか? 長いと思ってるから“楽天イーグルス”っていう愛称を設けるんだろうけれどもね。
分配ドラフトっていうのをやるそうだけれども、この制度は明らかに新規参入球団に不利だ。球団数増加支持派のまる三にしてみれば、球団合併や球団消滅を伴わない新規参入を念頭に置いた参入ドラフト制度(仮称)を定めるべきだと思う。既存球団に優先保有権を認めたうえで、優先保有権を宣言されなかった選手の中から指名して新球団を作るというような制度が欲しい。優先保有権を12名(野手7名+投手5名)くらいに限定すれば、良い選手がかなり集まり、1年目からかなりイイ勝負ができるようになると思う。

東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト