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時給6億7886万円

2005.1.24

 大相撲一月場所は、朝青龍関の全勝優勝で幕を閉じた。ところが――

 横綱昇進を目指した魁皇は休場、大関昇進を目指した若の里は負け越し、千代大海がカド番を脱し、栃東が史上初の二度目の大関復帰を果たしたとはいえ、諸手を挙げて讃えられる快挙ではない。栃東の11勝はともかく、千代大海の8勝7敗はいただけない。大関で9勝6敗しかできないと、“九六クンロク大関”といって馬鹿にされることもあるくらいなのだ。

 稽古不足の力士に優勝をさらわれるなんて、あまりにも周りが情けないんじゃないかなぁ(たとえそれが横綱でも)。奮起してください。

今回のタイトルは、懸賞金44本(132万円)を約7秒の取り組みで手に入れたことを考慮して計算した“時給”です。懸賞金の詳細はこちらを参照してください。

柏鵬はくほう時代(柏戸×大鵬)や輪湖りんこ時代(輪島×北の湖)なんていう例を持ち出すまでもなく、ライバル関係があったほうが相撲も面白いと思います。千代の富士のときだって、大乃国や隆の里がいました。誰か朝青龍のライバルに早くなってください>白鵬?